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CRUISIN' FOR A BRUISIN' (1988年)
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CRUISIN' FOR A BRUISIN'
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解説 - CRUISIN' FOR A BRUISIN'
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. m.c.A.K. ★★ (2006-01-26 15:10:00)

1988年リリース。
中心人物だったハンク・シャーマンが抜け、Mr.モスなる謎のギタリストが加入。さらにKey奏者も加え5人編成でリリースされた3rdアルバム。
前作『A MATTER OF ATTITUDE』と比べると、北欧味(儚さ、透明感)が後退し、カラっとした明るさが強調されたように感じます。
そこで好みが分れるんじゃないかなと思いますが、当時日本リリースがなかったのが不思議なほどクオリティの高いメロディアス・ポップ・ハードの作品だと思います。
数年前に1stとカップリングで再発された輸入盤はおそらくブートと思われます。
(1stはいかにもアナログ盤からおこしたような音、3rdは正規CDからコピーしたのか、音質は良いです)




2. cozy_ima ★★ (2007-09-16 21:54:00)

私の場合、北欧ハードポップにはそれほど思い入れはない。
よって、その手の作品は、よほど訴えるものがないと、あえて
取り上げることはない。
この作品は彼らの3RDに当たる。
一応彼らの作品はデビューアルバムから最新作まで全て聴いた。
初期4枚の中で、この作品は群を抜いている。
ギタリストはハンクシャーマンでもなく、マティアス・エクルンド
でもない。モスなる人物だ。
この作品が飛びぬけているのは、楽曲の良さもさることながら
ギターが非常に印象的であることだ。
当時のこの作品に対するB誌の評価を探したがなかった。
FATEはデビュー当時は、マーシフルフェイトのギタリストのバンド
ということで注目され、そして4作目では凄腕ギタリストが加入
したということで再度注目されたが、この3作目は、私の記憶する
限り、ほとんど話題になっていなかったと思う。
そういう意味でも、まさに隠れた名盤である。
#5のような曲は、北欧のバンドがやると、ほとんどの場合、
退屈になる。しかし、このギタリストのセンスにより、
VAN HALEN並みの味わいを醸し出している。
楽曲で見れば、ラストの曲のみ弱いように感じるが、それ以外は
ハードポップナンバーとしても非常によく出来ている。
北欧ハードポップの隠れた名盤として、本作を強力に推したい。




3. 失恋船長 ★★★ (2016-05-21 13:49:54)

アメリカンバブルが弾けまくった3枚目。専任キーボードを入れ5人編成と変貌、よりポップでライトな作風へと舵を切ったが隠せない北欧風の哀愁のメロディが顔を覗かせチョコチョコと琴線を震わせていきます。無名の新ギタリスト Mr. Mothことヤコブ・モスが扇情的なフレーズジングで聞き手を魅了、バンドの生命線ともいえる泣きメロを奏でキラキラと光り輝く北欧ハードポップサウンドに楔を打ち込んでいますね。今作を最後に脱退するシンガーのジェフ・ロックス・リンボーもハイトーンを駆使しつつ繊細な節回しはバンドの顔として板についてきただけに残念でしたが、今作の内容の出来不出来はレコーディング途中で脱退した、創始者のハンク・シャーマンを契機としたバンドのゴタゴタが反映されたようにも見られ、その辺りが作風にも反映されたと思うのですが、甘く切ないFATEサウンドは健在でむしろ、ハンクよりもベースのピート・シュタイナによるソングライティング力が支えていたのかと思う程でした。個人的には前作の方が好きですが、今作もライトな北欧HM/HRが好きな方なら聴いて退屈はしないでしょう。


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