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A LIGHT IN THE DARK (2006年)
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A LIGHT IN THE DARK
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解説 - A LIGHT IN THE DARK
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. cri0841 ★★ (2006-06-27 21:40:00)

出たばかりの最新作。タイトル・ジャケットともにあの名作「The Dark」を彷彿とさせる。でもあれほど暗くない(2曲目は何かポップ)。タイトル曲は実にMETAL CHURCHらしいパワーメタル曲。前作で全体を強烈に支配していたメイデン色は今回は少し後退してる。ボーカルは前作に引き続いて、ロニー・マンロー。デビット・ウェインほど上手くないし、マイク・ハウほど声に特徴はないのが問題かな・・・。亡くなったデビットへの追悼のため、名曲「WATCH THE CHILDREN PRAY」の2006年バージョンが入ってる。
今の耳で聴けば、スラッシュ風味の正統派メタルで若干古く聴こえるのかも・・・。 邦盤、出るのかしら?




2. 火薬バカ一代 ★★ (2007-02-19 22:05:00)

初代Vo.デヴィッド・ウェインの死、唯一残っていたオリジナル・メンバー カーク・アーリントン(Ds)の脱退という
悲劇/アクシデントを経て吹っ切れたのか、アルバム・タイトルやジャケット・アートワークからも
バンドの(というかカークの)原点回帰の姿勢がヒシヒシと伝わって来る、'06年発表の8thアルバム。
実際、初期の名曲のセルフ・リメイクである⑪が浮いてしまう事のない、ダークな作風の楽曲が取り揃えられていて、
ここ数作を薄っすらと覆っていた(良くも悪くも)ベテランらしいルーズなノリが減少。
作品全体に、初期の頃を思い起こさせる暗い緊張感が漂う。
特に本編の幕開けを飾る①は、久しく冴えの見られなかったミドル・チューンとしては屈指の完成度を誇る、
聴いててゾクゾクさせられるMETAL CHURCH節炸裂の名曲。サビでの転調が、曇天から射し込む陽光のように
感じられる②も素晴しいし、キビキビとした疾走感が気持ち良いスピード・ナンバー③、
そこから間髪入れずに緩急の効いた④へと雪崩れ込む構成も上手い。
残念ながら、今回も一発で掴まれる名リフは生まれなかったし、力み過ぎたのか、メロディの魅力が弱まってしまう
⑤以降、テンションが下降線を描いてしまうのが惜しまれるが、それでも、ラストは故デヴィッド・ウェインに捧げる名曲⑪が
控えているため、聴き終えた後の印象はそれほど悪くない。このクオリティで国内盤未発売なのは納得いかんぞ。




3. 失恋船長 ★★ (2018-12-26 02:00:22)

パワーメタルよりのスラッシュサウンドが売りで、緊張感の高い演奏と緻密な構成力、そこにダークな設えを施し聴き手をグイッとねじ伏せるようなパワーフルサウンドを聴かせるバンドだった。時代の流れもありバンドとしての存続は難しく活動は尻すぼみ1995年にバンドは解散となるのですが、98年には早々と復活とベテランバンドとして細々ながらも活動を継続していました。
今作で歌うマイク・モンローも歴代シンガーに負ける事のないパワーヴォイスを披露、一癖も二癖もあるMetal Churchサウンドとの相性も上々だ。
全般的に地味目の作風なのは欧州基盤の正統派メタル路線を突き進んでいる為、ましてはUS産のパワーメタルと言えばこういう、生真面目なスタイルになる、OMENあたりも愛想の良くないサウンドだが、そこがUS産ならではの魅力なんだと思う。日本人的には、フックに乏しいとなるので、イマイチウケが良くないのだろう。
タイプの違う曲を揃えた頭4曲の流れも悪くないし、繊細さも加味された質実剛健サウンドの⑤、10分弱の大作だが場面展開も多く、ダレる事無く最後まで聴かせる⑥など、パワー&スラッシュではないが、全盛期のQueensrycheがBlack Sabbathをカヴァーしているようで面白い。その後に続くリズムカルな⑦、キャッチーさも加味した拘りの⑧と流れ良く進む。
全般的な地味さと、キメ技一発の大技をかましてくれると良かったのだが(タイガーマスクや藤波との遺恨で話題を呼んだ長州力などの影に隠れた、キャラの薄い木村健悟が人気を得る為に、無理やり編み出した稲妻レッグラリアットのようなヤツね)
学生街にあるワンコインで腹いっぱい食わせてくれる食べログ無用の大衆食堂のような、変わり映えのない、これぞメタルな安定感はある。それが最大の聴きどころだ。



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