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THE MILL HILL SESSIONS
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解説 - THE MILL HILL SESSIONS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2007-11-20 00:13:00)

2004年発表の…リハーサル的な性格を持ったアルバム…かな?

正直言って、最初聴いた時は色々な要素を取り入れているけど、あまり上手く消化できていないという印象だったんですが、スタジオ盤を聴いてバンドの魅力に気付いてから聴いてみたらかなり楽しめました。音質はクリアながらスタジオ盤よりもバランスが良くないし、ヴォーカルが無理矢理声を出して叫んでたり上手くマイクが声を拾ってなかったりする所とか、おそらくそういう部分が散漫に聴こえる原因だったんでしょうけど、バンドの音楽性に予め共感した上で聴くと…そういった要素でさえ生々しくて魅力的に聴こえてくるから不思議。よりRAWなTHE MEADS OF ASHODELサウンドが楽しめます。

特に当日スタジオに現れたギタリストの即興的な演奏を取り入れたという、20分を超える大作である「My Beautiful Genocide」は、ポエトリーリーディングやジャズ的なアンサンブルまで取り入れた曲で、ぶっちゃけ通して聴くとややダレを覚えるもののいつもより更に変態性が増していて面白いです。最初に聴くのはスタジオ盤が良いと思いますが、彼等の音楽性に共感している人にはお勧め。



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