このアルバム以前は投げやりなコーラスワークがカッコよかったんだけど、今回は整然としたアレンジに よるキレイなコーラス。意外と悪くない。てか、やれば出来る子だったのね。 ツーバスによるドコドコの疾走曲は無くなってしまったけど、「20th Century Boy」のカヴァーで グレイト・ブリテンらしいブギー感はしっかりと継承。そしてアルバムの白眉はなんと、あのSLADEの ノディ・ホルダーとジム・リーが提供した「Burning in the Heat」と「Running for Cover」! GIRL SCHOOLらしくはないけどドエラいカッコよさ。これらを軸としてアルバムを聴いてみると これはこれでなかなか楽しめる。悪くはないよ、悪くはないけど…