この曲を聴け!
BA'ATE'IL
MyPage

BA'ATE'IL
モバイル向きページ 
解説 - BA'ATE'IL
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-10-31 22:09:33)

2010年発表の1st。

バンド名といいジャケの雰囲気といい、如何にもマヤ文明の神秘が伝わってくるような、異教的ブラックを演ってそうな感じですが…実際はそういう民族めいたパートは一部にSE的に挿入されるくらいで、実際はごくストレートなブラックメタル。トレモロなどのメロウな要素を極力排した、擦り込むようなリフとパンキッシュな炸裂感を感じさせるリズムを絡めた、「非」メロディックなスタイルで、こちらの方が断然エクストリームメタルとして真っ当な音ですけど、どこかILDJARNのスピリットを受け継いでるようにも聴こえる音なんですよね。

メロディが薄い分地味、言い換えればストイックなんですけど、ヴォーカルがかなり極悪なお陰で、受ける印象としてはなかなか強烈。最早高音のハーシュノイズに聴こえてしまうような、非人間じみた凶悪な歪みが掛かった音ながら、憎しみや敵意のような人間的(マイナス)感情も伝わってくるような凄まじく壮絶な声。個人的にこの声大好きです。ただ、せっかくマヤ文明を感じさせるようなパートを演るんだったら、もっとブラックメタル部分と大胆に絡ませて欲しかった所。なんか民族要素の取り入れ方が半端に聴こえてしまうんですよね…。

ヴォーカルは凄まじいけど、ちょっと楽曲面では(異教的要素を期待すると)物足りなさを感じてしまうかも。神秘性などよりも、ストレートなエグさを求める方向けだと思います。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示