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MASS OV PERVERSION (2009年)
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MASS OV PERVERSION
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解説 - MASS OV PERVERSION
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2014-05-10 11:39:40)

2009年発表の1st。

発売元のDAEMON WORSHIPって、ブラックのアングラな湿気は残しつつも、ある程度高いクオリティのプロダクションの作品をリリースするバンドが多いイメージがあるんですが、このレーベルの所属バンドとしてはかなりノイジーな部類に入る音ですね。ヒリヒリした…とか、痛みを表すような擬音で表現したくなるような、苛烈極まりない音作りで結構聴き手を選びそうな感じ。

音作りがノイジーで過激なだけでなく、ノイズ質の中からうっすらと聴こえてくるトレモロにはブラック特有の邪悪な叙情性が込められているし、生々しく活力のある疾走を聴かせるドラム、楽曲のどす黒いムードを更に強めるような、厳かに吐き出すような低音グロウルメインのヴォーカルなども、プロダクションのノイジーさと相俟ってよりカルトな雰囲気を強調してますね。

苛烈なプロダクションが、トレモロの毒気と合わさってどこか陰湿で、閉塞感があって、儀式的な雰囲気を醸し出している作品。個人的にはノイジーさが少しキツめな気はしますが、アングラなブラックとしては申し分のない邪悪さですよ。



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