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Exit / Mass Confusion (火薬バカ一代)
Mind the Gap / Mass Confusion (火薬バカ一代)
Mass Confusion (火薬バカ一代)
Eternal Waste / Awake the Riot (火薬バカ一代)
Toxic Attack / Violent Demolition (火薬バカ一代)
Awake the Riot (火薬バカ一代)
Violent Demolition (火薬バカ一代)


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DUST BOLT - 最近の発言
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Exit / Mass Confusion
儚く爪弾かれるアコギに続いて
ノーマル声で歌い上げるVoが入って来る様は完全にバラード。
中盤以降は全楽器が加わってダイナミックに盛り上がりますが
物悲し気な空気は最後までキープされています。
DUST BOLT史上最大の異色曲と言いつつも、
いやでも胸打たれずにはいられない逸品ですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-08-18 23:05:35)


Mind the Gap / Mass Confusion
陽気なアカペラ・コーラスで幕が開くイントロに
意表を突かれますが、確かな演奏力を活かして
パンキッシュな重心位置の高い疾走感を保持しつつ
曲展開はタテノリからヨコノリまで変幻自在。
ここぞ!というタイミングで炸裂するGソロも
楽曲を効果的に盛り上げてくれます。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-08-18 22:56:38)


Mass Confusion

DUST BOLTも気が付けば本作で3作目('16年発表)。ちゃんと国内盤が発売され、かつて栄華を誇ったスラッシュ帝国ドイツの面目を保っています。
ハードコア/パンク由来の爆発力を有する①と、間髪入れずに畳み掛けるDUST BOLTらしさ全開の②が先制パンチをカマしてくる本編は、千切っては投げ、千切っては投げ…といった歯切れの良さで歌詞を投げつけて来るVo、切れ味鋭いカミソリGリフ、俊敏なフットワークを誇るリズムetc.をフィーチュアして、「せかせか疾走感する微塵も落ち着きのないスラッシュ・メタル」という大枠を今回もしっかりと維持しています。
一方で、Voが適宜にメロディを追う④や⑩辺りを聴けば分かる通り、これまで以上に歌メロやGソロがメロディアスに、曲展開には緩急を導入。特にVoがノーマル声でムーディに歌い上げる⑦なんてまるでバラードのよう…と書くと、「じゃあ聴くのやめようかな」と迷いが生じる硬派なスラッシャー諸兄がいらっしゃるかもしれませんが、どうしてどうして。この曲も愁いに満ちたメロディに胸打たれる逸品ですし(後半はへヴィにパワーUPする)、何よりも、アカペラ・コーラスによる人を食ったイントロ、腰の位置の高いパンキッシュな疾走感、トライバルなグルーヴ、そして劇的なタイミングで炸裂するGソロが一緒くたに突撃する⑥のような、新しい音楽的試みと従来からの持ち味が高いレベルで結実した、魅力的な楽曲の数々を聴かずに済ませてしまうなんて勿体なさ過ぎますよ!と。
一般的に「勝負作」とされる3作目のハードルも楽々と飛び越える力作ではないかと。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-08-13 08:41:00)


Eternal Waste / Awake the Riot
パワー・メタリックなGリフを
フィーチュアしつつ、ゆったりとツインGが
ハモる中間部を境に、リズムが更にブーストする
後半パートのカッコ良さにはドキが胸胸ですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-09-05 23:16:43)


Toxic Attack / Violent Demolition
5分というランニング・タイムは
スラッシュ・ソングにしては長尺ですが
全編を支配するのは性急な疾走感。
鋭利なGリフとリズムのコンビネーション、
それに欧州バンドらしいメロディックな
ツインGが、聴き手の気持ちを逸らせてくれます。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-09-05 23:08:44)


Awake the Riot

'14年発表の2ndアルバム。デビュー作に引き続きアンドレイ・ボウジコフの手掛けたアートワークや、社会問題について物申す歌詞が、彼らがスラッシャーらしく「言いたいこと」を山ほど抱えたバンドであることを物語ります。
NAPALM RECORDSとの契約を得てレコーディング作業が行われているだけあって、自主制作だった前作とはサウンド・プロダクションの質が段違い。その結果、耳から出血する勢いで刻み倒されるGリフの鋭利な求心力や、猛烈なアップダウンを息を止めて全力疾走しているかのような、手数の多いリズムの迫力が、スポイルされずにダイレクトに伝わって来るようになりました。
PVも作られた②、7分超のドラマが託されている⑩等、単なる彩りの域を超えて「聴き所」として機能するメロディを奏で始めた2本のGに、抑揚の増したシャウトを繰り出すVo(別にメロディアスに歌っているわけではない)・・・と、今回は欧州パワー・メタル成分が上昇。整合性と引き換えに破天荒さが薄れたことに不満を覚える向きもあるようですが、気持ち聴き易くなったからと言って、ジャーマン・スラッシャーらしい突撃感覚に鈍りがないことは、初期KREATORとベイエリア・スラッシュの併せ技一本な①③⑤といったハイテンション/ハイスピード・ナンバーの数々を聴けば明らか。ことに⑧のGリフの只事ではないカッコ良さには、胸の鼓動が早まらずにはいられませんよ。
DUST BOLT入門盤としてお薦めする1枚です。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-09-03 23:57:24)


Violent Demolition

ドイツ・バイエルン州ランツベルグ出身の若きスラッシュ・メタル・バンドが自主制作でレコーディング、'12年にNAPALM RECORDSから発表したデビュー作。
アンドレイ・ボウジコフの手掛けたアートワークも目を惹く本作ですが、内容の方も決してジャケット負けしていません。ザクザクと刻まれるクランチーなGリフはベイエリア・スラッシャーから、怒りに塗れた野獣シャウトと、手数多めに迫るヤケクソ気味な疾走感は初期KREATORを筆頭とするジャーマン・スラッシャーから・・・といった具合に、欧米それぞれからの影響を取り込んだ折衷スラッシュ・サウンドが彼らの魅力。
リフ/リズム・チェンジを頻繁に繰り返す、アップダウンの激しい曲展開を淀みなくこなすメカニカルなアンサンブルにドイツ人っぽさを漂わせつつも、小難しさがないのは、OPナンバー①からラス曲⑨(SEPULTURAのデレック・グリーンがゲスト参加)に至るまで、ハモりまくるツイン・リードGと前のめりな突撃感覚が、焦燥感を伴って猛烈に肉体に訴えかけて来るせいでしょうか。特に、忙しなく動き回るツインGをフィーチュアして憑かれたように畳み掛ける⑤は、とびきりアッパーな名曲ですよ。
もうちょい楽曲をキャッチーにまとめてくれると、1曲1曲の個性が際立ってくると思うのですが、これが1stフルなら将来に大いに期待が持てるってもんです。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-09-02 23:38:57)