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LVX AETERNAE
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解説 - LVX AETERNAE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-10-20 22:11:01)

2013年発表の4曲入りEP。

いきなり地獄へ落とされたような男の叫び声で始まる本作は、歪みとトレモロを巧みに組み合わせたリフ捌きと、プリブラらしい2ビート疾走をメインにしたブラックで、「Terror Propaganda」期のCRAFT辺りを思わせる作風。…が基本なんですが、このバンドはプリミティブブラックの様式を若干はみ出すような形で、オカルト、スピリチュアルな方向に足を踏み入れているのが特徴ですね。

抑圧された空間性を演出するような、アコギや歪んだアルペジオの使い方、それらをバックに取り憑かれたようなクリーンを聴かせるヴォーカルなど、プリブラのスタイルを踏まえつつも、それに囚われない前衛的な展開も見せるのが特徴で、それによって更に楽曲の不気味な儀式性は高まってますね。よく聴くと、プリブラ的なパートでもドラムや歪みの音色などが、聴き手を精神世界にトリップさせるよう、かなり練られているような印象も受けます。Rawなだけではない密教的な音。

トレモロリフの使い方、メロディの良さを始めとした、プリブラとしての基本部分がしっかりしてるので、前衛的なパートが良く映えますね。ヘタウマ不気味系のクリーンに抵抗が無く、プリブラが好きであればお勧めできるかと。関連バンドのDODENGELなどの雰囲気が好きな方は是非。



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