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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2020-04-28 23:10:29)

「NIGHT RANGERの歌えるドラマー」ケリー・ケイギーが、レブ・ビーチ、ジム・ピートリック、トミー・デナンダー、ブルース・ガイチらをゲストに迎えてレコーディングを行い、前作『TIME PASSES』(’01年)以来、6年ぶりに発表した2ndソロ・アルバム。(プロデュースはケリーとジム・ピートリックが共同で担当)
芸達者な面子が集うNIGHT RANGERは、メンバー各自がこれまでに複数枚のソロ・アルバムをリリースして来ていますが、それらの中にあって個人的に最もお気に入りの1枚に挙げられるのが本作ですよ。サウンドはシンプル且つモダンなエッセンスも織り込まれたメロディアス・ロック。アレンジや音作りに飾り気が控えめな分、1曲の中で時に爽やかに、時に物憂げにカラフルに表情を替えていくメロディのフックの豊かさ――とりわけケリーの少々掠れた歌声が切ないフィーリングを増幅するサビメロの秀逸さ――が際立っています。ダイナミックに展開するOPナンバー①、ヘヴィでメランコリックな②、リードGがよく歌う③、哀メロが胸キュンを誘う④、仄かな爽やかさと哀愁が程よく溶け合った⑥、アコギを用いたエモーショナルなバラード⑪等々…。ジム・ピートリックが共作者として名前を連ねているだけに充実した楽曲が揃う本編にあって、特にHR然としたアップテンポの曲調にケリーの熱唱とレブの流麗なGプレイが劇的に華を添える⑧は、本家NIGHT RANGERの名曲群とだってタイマンを張れる逸品に仕上がっているのではないかと。
アルバムのアートワークに、生え際が後退した己の額をフィーチュアするケリーの漢らしい姿勢のみならず、その完成度の高さにおいても感動を呼ぶ力作。



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