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SHAOLIN MONKS IN THE TEMPLE OF METAL (2002年)
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SHAOLIN MONKS IN THE TEMPLE OF METAL
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解説 - SHAOLIN MONKS IN THE TEMPLE OF METAL
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-06-26 23:01:35)

自分がHR/HMを聴くようになって以降にデビューを飾ったミュージシャンの訃報に触れるのはやるせなさが過ぎるでしょうと、ラルフ・サントーラ死去の報を知り、彼が'02年に残したソロ・アルバムを引っ張り出して聴き直しながら呟いてしまいましたよ。
メタル冬の時代真っ只中のアメリカから、EYEWITNESS、MILLENIUMといったバンドを率いて登場したラルフは、ウリ・ロートやマイケル・シェンカーの系譜に連なる卓越したGテクニック&表現力、それに優れたメロディックHRナンバーを次々クリエイトする曲作りの才をもって注目を集めたギタリストでありました。特にMILLENIUMは名曲の宝庫で、ヨルン・ランデが歌ったパワフル且つ爽快な“POWER TO LOVE”や、阪神大震災を題材に取った劇的な疾走ナンバー“RUN”等は、今でも折に触れて聴き直す名曲ですよ。
本ソロ・アルバムでもそうした彼の個性は如何なく発揮されていて、単にテクニカルなだけでなくメロディアスによく歌いもする彼のGと、流麗なピアノ(ラルフ自身が担当)のクラシカルな共演が秀逸なOPナンバー①、哀愁に満ちた楽曲に、ヴィニー・バーンズとヘルゲ・エンゲルケがゲスト参加して華を添える④、アルバム・タイトルと邦題『悟道』が物語る通り、作品全体をうっすらと覆う東洋フィーリングの源泉というべき⑧(タイトルからして“SATORI”ですよ)等は、まさにラルフ・サントーラ印の逸品。
近年はデス・メタル界隈での助っ人的活躍が目立った彼氏。それはそれで頼もしいけど、でもまたいつかMILLENIUMを復活させてくれないものかとボンヤリ期待していたのですが、今はただただ、その「またいつか」の機会が永久に失われてしまったことが悲しい。




2. 極太うどん野郎 ★★★ (2018-06-28 17:10:33)

MILLENIUMのHeaven Sentの泣きソロに心を打たれ、このアルバムが出たときには
「まるまるラルフのギターが味わえるなんて最高じゃないか!」とわざわざ新品で買った思い出があります。
ギタリストのソロアルバムってやや飽きがきやすいんですけど、これはちょくちょく聴きますね。

本当に「メロディアスなギターソロ」を弾かせたらラルフの右に出るものはいないと思います。
世の中に手クセだらけの糞つまらないギターソロはゴマンとありますが、ラルフの良さは「一つ一つ音を紡いでいる感じ」なんですよね。



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