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Beauty's Only Skin Deep

元The Runawaysのシンガーだったシェリー・カーリーのソロアルバム。リリース時期が1978年、売れてきた良いときに早々と脱退。そして速攻ソロアルバムを制作&リリース、お金儲けの匂いがプンプンと漂い、彼女のやらされている感にドキドキするのですが、そもそもバンドの運営もゴシップ誌が大喜びするようなエピソードがありましたからね、それだけに余計に情報過多になってしまうのですが、今作、アメリカではリリースされておらず、フランスと、大旋風を巻き起こした日本でリリースとなり、思うような結果を残せなかったと言われています。それでも日本では、⑧のシングルヴァージョンがあります、当然、日本語で歌うヴァージョンですよ、この曲はシェリーの双子の姉妹共演も達成されているので話題性は十分。どんくらい売れたのか興味を尽きません。
全体的にロックというにはソフトすぎるパワーポップ路線に落ち着ており、唄の上手さで聴かせるタイプでもないだけに、微妙な空気が流れるのですが、⑩等、バンド時代を想起させる曲があったりと、その日の気分に合わせチョイスして楽しむのが一番でしょうね。正直、ハードなものばかり聴いていると、どういうわけかヌルイ音楽を無性に聴きたくなる時があります。本当に意味ないのですが、J-POPが全然ダメなので、こっち方面に流れる時があるのです。そして、自分自身に、なんでこんなもの聴いているんだと嫌悪感を覚え、反動でゴリゴリの奴を聴くという訳の分からない行動に走るのです、そして月に一回くらい、また手を出すんですよね。

失恋船長 ★★ (2020-03-26 01:37:38)