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THE SCIENCES (2018年)
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解説 - THE SCIENCES
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1. kamiko! ★★★ (2020-05-01 00:03:33)

米国産ドープスモーカー向けドゥーム。
前作Dopesmokerは名作Jerusalemのリマスター&未発表曲アルバムなので、それをカウントしなければ
完全新作としての復活は実に24年ぶりくらいになるか。Dopesmokerは完全新作と思っていなかったのでゲットせず
Jerusalemをゲットしたのは2000年以降なので自分にとっては10数年ぶり。
とはいえ、Jerusalemは神盤と思っているので、この10数年聴く頻度はワリと多く、長く愛聴してきた。
大麻合法国のマリファナデーを発売日に設定してリリースされたが、その情報を遅れて知ってしまい発売日過ぎてゲット。
一応予約購入したというのに、発売日をチョイ過ぎて届いてしまった。
Jerusalemではマリファナ騎士団が聖地を目指していたが、今作はジャケのとおり、ついに宇宙に行ってしまった。
濃厚なストーナー臭を帯びたギターリフが繰り返され、スペーシーな酩酊感を楽しむことができる逸品だ。
ドラムがオリジナルメンバーからNeurosisのドラマーに交代しているが、Neurosis的なひねくれ感はなく、ドラミングは大きく変化してない。
というか、Jerusalemの頃とほぼ音楽性やコンセプトは変わらず、もうマットパイクが好き放題やってる作品だ。
そもそもSleepファンは、それを望んでいる筈で、再びJerusalemの酩酊感を堪能できる作品であればOKなんだよね。
Jerusalemは1曲50分越えの、陶酔に没頭する有り得ない曲の長さがウリだったが、今作は前作より短い曲が6曲。
そういうところのインパクトが薄れた感は否めないが、曲間に無音があったからといって別に大した問題ではなかった。
ギターの厚みやストーナー感はより深みを増した印象で、会心の復活作品だ。
日本では大麻所持は犯罪なので、覚醒剤や危険ドラッグと同等な危険なモノと勘違いしている人が多いが
多くの国が合法化している流れに乗って、日本でも合法化されて、この作品を楽しむという日が来ればいいなと思う。



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