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HELLOWEEN (2021年)
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解説 - HELLOWEEN
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コメント・評価

Recent 50 Comments



2. 緋夏 (2021-06-20 13:24:27)

結論から言うと、満足のいく出来ではなかった。というのが正直なところ。
曲に関しては、前作よりも彼ららしい明るいメロディが戻ってきているが、
ただ明るいだけ、といった感じで、どうにもフックに欠ける。
また音質も、妙にぼやけたサウンドで、演奏の迫力を削いでおり、
どうにも小ぢんまりとした印象。
楽曲の装飾が異常なまでに簡素なのも気になる。
彼らの楽曲はシンプルに見えて多彩なアレンジを施しており、
それが魅力の一つでもあったのに、今作では同じような曲ばかり。
中期からフロントマンとしてバンドを支えてきたアンディ・デリスの歌声が、
マイケル・キスクと比べて軽視されているのも残念。

客観的に見て、
決して悪い作品ではないし、少なくとも前作よりは遥かに良い。
しかし、初期メンバーが帰ってきて、前作から六年も待たせた、
セルフタイトルの新作としては、どうにも凡庸な印象。
それを抜きにしても、ファンの期待に応える作品とは言い難い。
このバンドは、この程度の作品じゃ満足できない。



3. ゾッシャ ★★★ (2021-06-30 13:25:32)

今作はグロスコフの曲が良かった。
前作よりいい出来というのは緋夏さんに同意(前作はパクリっぽいのもあったし)。
確かにMarch of timeに匹敵するような曲はないが,全体の出来は個人的には満足のいくものだった。
一曲Unisonicの曲と酷似しているものがあるが、それを除けばいい曲が多いように思う。(特にIndestructible)
ただある種イベントみたいなアルバムだと思っているのでキスケが優遇されるのは仕方ないのかな。
曲も明るくキスケ向きのが多いけど、次作もキスケメインばかりだとうーんとなるというのはそうかもしれない。
哀愁漂う曲はアンディの方が上手いのでそういう曲が増えればいいなといった感想。
特に不満はないけど、悪い点を挙げるとするなら日本限定のボーナストラックが日本限定ということ。
こういう地域限定商法みたいなのは正直やめて欲しい。逆をやられたのが手に入れられなくて困っているため。



4. 名無し ★★★ (2021-07-15 12:44:30)

セルフタイトルのアルバムって1st以外だと大抵ろくなもんじゃないですが、これはそのジンクスを見事に打ち破っています。
全体的なレベルが非常に高いですね、捨て曲がないというのはKeeper以来の快挙。(いつもはパクリや行き過ぎた焼き直しも多いですし)
反面前々作まではあったアルバムの顔とも言えるようなキラーチューンが見つからないのが欠点でしょうか。
メンバーが多いせいか全体的に音の作りがごちゃっとしているのと、大体方向性が似ているのがそう感じる原因だと思います。
作曲が5人も居るので、よく聴いているとそういった印象はなくなるかと思います。
所謂スルメ的な作品ですかね。
ボーカルのバランスについては、KaiとKiskeが戻ってきた事がセンセーションなので妥当だと思います。(いつKiskeのハイトーンが聞けなくなるか分かりませんしね。)
それにサビでのKiskeの起用が多いだけでAndiもたくさん歌っていますし、単純に曲調に合わせて適したメンバーが歌っているだけだと思います。
次回作ではAndiの魅力が出る哀愁のバラードなどを入れるとアルバムとしての緩急もついてバランスよくなるんじゃないでしょうか。
作曲者で見ると、Kiskeの曲が無いのとUnisonicっぽい3曲がいずれもSaschaとGrosskopfの作なのが驚きですね。
やっぱりKaiとWeikathの曲が特に良いし、やっぱりGrosskopfのボーナストラックが一番Helloween感があって名曲ですね。(若干Do You Feel Good感のあるLost in Americaという感じですが。)

音作りの問題でメロディが目立たない事により最初は印象が薄いかもしれませんが、バンドの中で5本の指に入る名盤だと思います。


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