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ON THE WAY TO EVERYTHING
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2024-01-26 00:04:58)

マイケル・トンプソン・バンドに参加したことで一気に知名度を高めたラリー・キング(Vo)と、クラシック畑出身でセッション・ミュージシャンとして多忙な日々を送るジョン・ブラスッチ(Key)を中心に結成されたSOLEIL MOONが、’13年に発表した2ndアルバムにして日本デビュー作。
マイケル・トンプソン(G)を筆頭に、二人の豊富な人脈を生かして数多くのゲストを招き制作されている本作で聴けるのは、(監修・解説を金澤寿和氏が担当していることからもお察しの通り)大枠としてはエモーショナルなVoを主役に据えたAOR/産業ロック。但し曲によっちゃHR寄りのエッジがきっちりと効かされていますし、ジョン・ブラッチが優れたアレンジャーとしての才を十全に振るう、優美にして壮大なプログレ・ハード調の楽曲もあったりと、バラエティに富むサウンドが楽しめる仕上がりとなっています。それでいて、ラリーの聴き手を包み込むソウルフルな歌声が本編をグッと締めて統一感をもたらしてくれているので、散漫な印象は皆無。アコギにストリングス、Keyを巧みに織り込んだOPナンバー①や、美しいピアノ・バラード⑤、雄大な自然が目の前に広がるような錯覚を覚える⑨といった楽曲には、このプロジェクトの真骨頂が詰まっていますよ。
また日本盤未発売に終わった1st『WORLD APART』(’99年)から数曲がボートラとして収録されているのですが、物悲しくも劇的な⑫や、マイケル・トンプソンのGがグッと胸に迫る⑭等、これがオマケの域を超えて本編収録曲を霞ませかねないインパクトを放つ名曲揃い。今からでも遅くないので1stアルバムの国内盤をリリースしてくれませんかね?



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