解説 2001年に結成されたイギリス、ウェールズのブリジェンド出身のポスト・ハードコアバンド。 バンド名の由来はアメリカのバンド、Planes Mistaken For Starsの同名曲から。 音楽性はヘヴィメタルとハードコアの異なる攻撃性の融合を狙ったものだが、特殊な技能に頼らず、バンドメイト達がそれぞれの色を出し、一丸となって聴かせるスタイルが特徴。 2003年8月に1stアルバムのリリースを待たずして英Kerrang! awardにて新人賞を受賞した。10月13日にリリースされた1stアルバム『Casually Dressed & Deep in Conversation』はイギリス国内だけで10万枚を売上げて、BPIよりゴールドに認定された。続く2005年の2ndアルバム『Hours』もゴールドに認定された。2007年の3rdアルバム『Tales Don't Tell Themselves』では、「僕達は全く危険を冒していなかった。これまでとは異なる探求をしたかった。」と語る通り、作曲の手法にマンネリを感じていたのもあってそれまでの激しさは影を潜め、メロディー、ボーカルを前面に押出した作風になっている。ファンの間では賛否両論が巻き起こるも、結果的に本作もゴールドに達した。 その後自主レーベルJoin Usを設立。本国以外での流通に関してアメリカとカナダではVictory Recordsと、それ以外の地域ではRoadrunner Recordsと契約する。2008年10月に4thアルバム『Memory and Humanity』をリリース。2011年3月、5thアルバム『Welcome Home Armageddon』をリリース。デスボイスを多用するなどアグレッシブを前面に出した作風になっている。その後も、6thアルバム『Conduit』(2013年)、7thアルバム『Chapter and Verse』(2015年)と音楽性をアップデートしてきたが、2015年9月14日、解散を発表。2016年2月から4月にかけて最後のツアー「Last Chance to Dance the Final Tour」を行ない、5月21日のロンドン公演をもって15年にわたる活動を終了した。