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人間椅子
真夏の夜の夢 (2007年)
1. 夜(よる)が哭(な)く (3)
2. 転落の楽典 (3)
3. 青年は荒野を目指す (3)
4. 空飛ぶ円盤 (5)
5. 猿の船団 (3)
6. 閻魔帳 (3)
7. 白日夢 (2)
8. 牡丹灯籠 (3)
9. 世界に花束を (3)
10. 膿物語 (3)
11. 肥満天使(メタボリックエンジェル) (3)
12. どっとはらい (2)
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解説


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1. 夜(よる)が哭(な)く, 2. 青年は荒野を目指す, 2. 空飛ぶ円盤, 3. 猿の船団, 4. 閻魔帳, 5. 白日夢, 6. 牡丹灯籠, 7. 世界に花束を, 8. 膿物語, 9. 肥満天使(メタボリックエンジェル), 9. どっとはらい


コメント・評価

Recent 20 Comments


1. 椅子 ★★ (2007-08-07 21:25:00)
人間椅子14枚目となるこのアルバム。
このアルバムはノブさん加入後最高のできです!!
今作は夢を題材にしたアルバムなんですが全ての曲のクオリティが高いです。
私は1夜がなく2転落の楽典5猿の船団6閻魔帳10膿物語11肥満天使が気に入りました。
後、前作品川心中でロック落語に挑戦した和嶋さん今作では、9世界に花束をでロックポエムに挑戦しています。
ちなみに筋肉少女帯ぽい気がしましたw
しかし、肥満天使はかっこいいし、おもしろい歌詞でいい曲だなあ。
ノブさんの曲もいいしドラムも本当に安定してます。
この、アルバムは椅子ファン、初めて椅子を聴く人にも自身を持って進めれますb
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2. 蟲子 ★★ (2007-08-14 11:19:00)
「世界に花束を」かなり気にいってます。みんなに聴いてもらいたいメッセージの、切ないのに力強さを感じます。ノブ氏のボーカルによる「猿の船団」良かったです。「肥満天使」さすが鈴木氏です。笑えます!なのに、しっかり聴かせてくれます。アルバムの内容は充実しているし、聴くたびに どんどん惹きこまれる出来にになってますね。


3. LUCANDA ★★ (2007-08-15 20:08:00)
曲はいいのだが、正直「単調」って言葉がピッタリのアルバムである。
ドゥーミーな曲がほとんど無いのもマイナス。世界に花束をはもうちょっと起伏があっても良かった。
まぁノブ加入後では一番いい作品。相変わらずドラム軽いが
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4. きらり ★★ (2007-08-16 20:27:00)
肥満天使のギターソロは、かなりツボでした。
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5. ベースケ ★★ (2007-12-18 12:43:00)
完成度は高い。でも「単調」てのはとてもわかる。
曲が「もう一歩」なのか。とはいえ
「空飛ぶ円盤」は良かった。
「夜が哭く」「白日夢」もわりといい。
「どっとはらい」中間部のクリムゾンっぷりにも笑った。
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6. fk ★★ (2008-01-13 18:27:00)
「黄金の夜明け」辺りまでの、初期のポップさが戻ってきたようなアルバム。
詩の朗読"世界に花束を"は、どことなく、叫ぶ詩人の会っぽいけど。
"肥満天使"の中間部「食っても食っても~」が頭から離れない。

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7. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-04-24 01:37:00)
07年発表の14th。
人間椅子は名前はよく耳にしていたものの、実際に聴くのはこれが初めて。
バンド名からは物凄いドロドロの世界観を想像していたんですが、ロックンロール寄りの
ドゥームがベースにあると思われる、キャッチーでグルーヴィなリフに、微妙に民謡テイスト
入っているような味のあるヴォーカルが乗る、意外にも聴きやすい作風。曲構成や場面の
転換の仕方にはプログレにも通じるものがあって、初聴で「ああ、この曲はこういう曲か」と
思っていても後から予想を裏切るような展開を見せたりして、聴いていてわくわくする音。
おどろおどろしいだけでなく、機知に富んだ歌詞の世界観も面白いですね。
ただ…個人的にはヴォーカルが苦手。ロックの過激さやおどろおどろしさの表現が、
いかにもパフォーマンス然としていて、悪い意味でサブカルっぽさがある感じ。

…続き

8. 失恋船長 ★★ (2016-11-03 18:06:56)
ナカジマノブの加入がバンドに新しい風を持ち込んでいるのは明白ですが、その影響もあるのかストレートな楽曲が大半を占め、初期の頃のような仕掛けの多い楽曲は減りました。しかしバンドの方向性を明確に定める事とメンバーシップが生みだす阿吽の呼吸はバンドサウンドの推進力となり、唯一無二の音楽性を奏でていますね。従来のスタイルを取り入れつつ、マンネリズムを廃する事で自身が作りだしたカラーからの脱却は容易ではありませんが、今作では果敢に取り組んでいます。尋常じゃない拘りのトーンや音色、一音一音に込められた情念、雅な和風スタイルや土着的なニュアンスをあえて封じ込め多種多様な王道ロックへの歩み寄りは更なる聴きやすさを誘発、今作の間口を広げる事に貢献しています。ライブ感の高いノリの良さと爆発力、そして重量感を伴いつつ聴きやすいとは、一つの完成形を見出してる点が興味深いですね。

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