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The Small Hours / Spirits Fly
METALLICAがカヴァーしたことでHOLOCAUSTの名を
一躍有名にした彼らの代表曲だが、スタジオ・バージョンはこれが初披露?
初めて聴いた時は、のっぺりとダウナーなヘタウマVoと、疾走感よりも
BLACK SABBATH直系の漆黒色のヘヴィネスが支配的な曲調に
「期待していたのと違うなー」とか思ったものですが、
ただテンポ・チェンジも含んだ曲展開はちゃんとメタリックな緊迫感を
湛えていて、いや改めて聴き直す十分カッコイイのですよ、これが。
これをカヴァーしていたMETALLICAの慧眼にも感服です。

火薬バカ一代 ★★ (2017-10-02 23:32:19)


Spirits Fly

21世紀を目前に突如蘇ったNEAT RECORDSから、これまた復活を遂げたHOLOCAUST(といってもそれ以前から離散集合を繰り返していた)が’96年に発表した4thアルバム…ではなくて。実際は’92年に自費出版された3rd『HYPNOSIS OF BIRDS』の曲順を入れ替えた上に改題し、そこに’93年リリースの4曲入りEPやらMETALLICAの“MASTER OF PUPPETS”のカヴァーやらの音源を突っ込んだコンピ盤的性格の1枚という。
NWOBHM復活組がこの時期の新生NEAT RECORDSに残した作品は、イマイチ開き直り切れていない微妙な代物が多かったと記憶していますが、それらに比べると本作は結構イイ線を行っているのではないかと。METALLICAがカヴァーしてくれたことにより再びHOLOCAUSTに注目が集まる切っ掛けとなった代表曲“THE SMALL HOURS”のリメイク②を聴けば分かる通り、元々BLACK SABBATHばりのヘヴィネスや妖しいメロディ使いが個性の内だったことも、90年代のHR/HMシーンの潮流とマッチ。Voの気の抜けたヘタウマ加減とか、「どこのブラック・メタル・バンドか?」っつーぐらい低劣なプロダクションとかも80年代初頭のまま。いや音質に関しちゃ進歩しとけよって話ですが。
国内盤の解説ではゴッドが「②の価値が全て」とぶっちゃけちゃってますし、日本人好みの泣きや哀愁といったキャッチーな要素に乏しい作品ではありますが、個人的にはエキゾチックな雰囲気漂わす①、フルートやチェロを取り入れた③④といった、乙な味わいのへヴィ且つプログレッシブな大作ナンバーが結構お気に入りだったり。少なくとも1st『NIGHT COMERS』が楽しめた人ならほっこりできるクオリティは備わっているのではないかと。

火薬バカ一代 ★★ (2017-10-01 22:15:11)


Smokin' Valves・the Anthology

躍進→改名→解散→METALLICAによる再評価を切っ掛けに復活…という浮き沈みを経た、スコットランド・エディンバラ出身の5人組の活動を総括する2枚組ベスト盤(’03年)。
「METALLICAが“THE SMALL HOURS”をカヴァー」「物騒この上ないバンド名」といった要素から、勝手にスラッシュ・メタルのご先祖様的な音を期待してデビュー作『THE NIGHTCOMERS』(’81年)を購入したら、聴こえて来たのは特別速いわけでもアグレッシブでもない曲調に、のっぺり声でぶっきら棒に歌うVoが乗っかった、ごくごくシンプルなHMサウンド。「思ってたんと違う」と勝手に立腹した挙句、速攻CD売っ払ってその後彼らの作品に触れる機会はなかったのですが、本ベスト盤のリリースを契機にふと思い立ってもう一度対峙してみたら、これが意外なぐらい楽しめてしまったというね。
特に、サバシーなGリフが引き摺るように刻まれる“MAVROCK”や、不穏に渦巻くヘヴィネスの中をVoが浮遊する“THE NIGHTCOMERS”、不協和音がオカルト/ホラー映画のテーマ曲みたいな不気味さ漂わす“THE SMALL HOURS”といった名曲は、(他の方が別項で指摘しておられる通り)、彼らの影響が、スラッシュよりも寧ろドゥーム・メタルやオカルト・メタルといった暗黒メタル方面に伝播していったことを物語るカッコ良さ。
と同時に、Gリフに潜むササクレ感はやっぱり彼らがスラッシュ・メタルの源流の一つである証左と言えますし、GAMMA RAYがカヴァーしたHOLOCAUSTの代表曲“HEAVY METAL MANIA”におけるツインGの絡みの熱さも、NWOBHMバンドならでは。
HOLOCAUSTの活動履歴を振り返るのに便利な1枚なので入門盤にどうぞ。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-05-21 10:01:52)


The Nightcomers

随分と物騒なバンド名に聴く前は、どんな過激な音が飛び出すのかと構えたものですが、オープニングのノリノリなロックナンバーで幕が開けたのには、こちらの勝手なイメージで肩透かしを食らった気分になったのを覚えていますね。どこかダークな色合いがある②ヘヴィなリズムがクールなイメージを抱かせる③とNWOBHMカラーが強い曲が続き、なぜこのバンドがラーズ・ウルリッヒお気に入りのバンドなのかを垣間見た気がします。どこか暗く湿ったカラーは純正英国サウンド特有のものだし、ダイナミックなリズムと剛毅なリフが生えるサウンドメイクはまさにNWOBHMならではの味わいだ。ストレートで骨太な英国カラーに彩られたHM/HRサウンドはマニアならずとも聴いていて心地がよいでしょう

失恋船長 ★★★ (2016-05-11 14:34:20)


The Nightcomers

"Heavy Metal Mania" がMETALLICAにカヴァーされた事でその名が広まったバンドHOLOCAUSTの1stアルバムです。

アルバム全体を通して平凡なハード・ブギー曲が大半を占め、モッサリしてて無愛想な感じで、B級好きの人でも聴き通すには結構な忍耐力が必要かも知れません。
2~3曲へヴィでドゥーミーなリフを持った曲があり、全曲そういう路線で行けばまた違った印象になったと思いますが、個人的には音そのものがN.W.O.B.H.M特有の "あの音" なのでそこそこ楽しめたアルバムです。

夢想家・I ★★ (2012-01-12 17:52:09)


The Nightcomers


このアルバムは今で言えばHMと言われる音では無いと思うが、アルバム通して聴くと何とも言えない魅力と言うか、暗いんだけどキャッチーな歌メロもあり、好きなアルバムです。
特にHeavy Metal Maniaは最高です~!Singleバージョンの方が特に!

名無し ★★★ (2011-10-11 23:30:54)


The Small Hours / Spirits Fly
メタリカがカヴァーしたことで有名な曲です。
不気味で重々しい前半から、終盤にテンポを上げて走り出すあたりが、やはり燃えますね。
歌がもうちょっと上手かったらいいのにとも思いますが、それなりに味もあって、悪くはないです。

うにぶ (2007-06-20 23:59:39)


The Nightcomers

1977年に結成、NWOBHM時代にアンダーグラウンドで活躍、90年代半ばの再結成後もコンスタントにアルバムを作り続けているバンド(とBURRN!誌に書いてあった)の81年発表の多分1stアルバム。
硬派なメタルを聴かせており、リフ主体で若さに任せてパワーでごり押しという感じ。そういう点で同じNWOBHM勢のSAMSONと似ています。
どの曲も安定してはいるのですが、全体的にメロディーが弱く、衝撃性に欠け、所謂何の変哲もない正統派メタルです。「METALLICAにカヴァーされたことで知られるバンド」以上の意味を持ったDIAMOND HEADとは違い、ただそれが総て、という感じ。
・・・と否定的な意見をズラズラと言ってしまいましたが、「HEAVY METAL MANIA」というNWOBHMを代表する名曲が収録されていますので、わたしのようにNWOBHMに強い憧れを持っている人は買っても損はないと思います。それにヘヴィーさにかけてはA級です。あとヴォーカルもMETALLICAのジェイムズに似ていますので、熱心なMETALLICAファンの方も聴いてみては如何でしょうか。それなりに何か発見はあると思いますよ。

せーら ★★ (2003-12-18 23:32:00)