私が彼らを知ったのは、昔ビクターのコンピレーションアルバムを買って、その中に入っていた「THE PRIVATEER」という曲を聴いたのが最初ですが、これが凄くカッコイイ曲で(ま、良くも悪くも彼ららしい王道メタル)、何度も聴いたものです。(ds)の現STRATOVARIUSのヨルグ・マイケルのドラミングも心地よかったなぁ…。 その後、「DEATH OR GLORY」を、たしか中古屋で発見し、あまりのジャケのチープさ(失礼)に少し戸惑いましたが、勇気を出して購入しました。しかし、これは正解でしたね。なんだかわかんないけど、妙に惹きつけられました。①から彼らお得意のジャーマン節炸裂!個人的にはMANOWARと並ぶ満メタルの最高峰ではと思っております。しかし、この流れの早い音楽業界の中で、最近ではめっきり存在が薄くなっているのには残念です。
このアルバムが最高傑作だと言ってるのは、メディアや評論家たちにすぎません。 「Death or Glory」は出世作ではありますが、最高傑作ではありません。 いいかげん、雑誌や評論家が言ってるからって「Death or Glory」以外はつまらない、みたいな発言はやめて欲しい。 このバンドを「いつも同じワンパターン」だなんて言える人は、「私はRWをろくに聴いてません」と言ってるようなモンですよ。 本当のRWファンならば分かるハズです。どのアルバムも素晴らしいということが!!
今更ながら書き込みをさせてもらうが、「DEATH OR GLORY」これは間違いなく最高傑作と言い切れる。別に他人の意見に流されて言ってるわけではないよ。当時、俺はラジオで耳にした"BATTLE OF WATERLOO"のギターリフで大きな一撃をかまされてCDショップに駆け込んだよ。しかしながら国内盤の発売は未定、それなら輸入盤で仕方ないかと探して大阪中を走り回ったがそれすら叶わなかったよ。で仕方なく「UNDER~」を買って帰った記憶が・・・・。 それから半年~一年後に国内盤が発売され、手にした時の感動はそりゃ相当なもんだった。
89年発表の6枚目。 彼らの場合、賛否両論が極端に分かれてしまうのだが、それはやはりこの何とも言えないイモ臭いB級ジャーマンメタルの典型のサウンドのせいではないだろうか?JUDASやMAIDENを基調にし、ドイツ土着のイモ臭さを全編にわたりまき散らすその姿勢は潔いと言えば潔い。本作で言えば、これぞ典型な“Riding The Storm"、“Bad To The Bone"、“Death Or Glory"、“Battle Of Waterloo"等がその代表として挙げられる。私個人としてはこのイモ臭さは愛着が湧いて結構愛聴した作品なのだが、あまりいい意見ばかり読んでこれを聴くと、ダメな人はダメなので要注意である。 今の時代でなら北欧のヴァイキングメタルやSTORMWARRIOR辺りが好きな人ならお奨めします。
「Riding The Storm」「Bad To The Bone」「Battle Of Waterloo」など、RWを代表する名曲が目白押しの5th。 サウンドの基盤である正統派HMをよりアグレッシヴでよりパワフルにした「RW流パワーメタル」が存分に堪能できる。 本作が想像以上の上出来だったせいか、本作発表後のRWは「マンネリ」や「ワンパターン」 などといった言葉に付きまとわれることになりますが、 同時期に活躍したHELLOWEENやRAGEなどいったジャーマンバンド勢とは一線を画したサウンドには、 「これぞ、パワーメタル!」と思わざるを得ません。 ジャーマンメタル史上において欠かすことの出来ない名作。
DEATH OR GLORYと言う言葉を核にコンセプトアルバム的なニュアンスの強く、メッセージ性の強い歌詞が勇猛なロックン・ロルフ節に乗り迫って来る様がなんともカッコよくともすれば一本気なパワーメタル一色な仕上がりも今作に限ってはリフ、メロディ、展開と今までの彼らが築き上げてきた世界感も高次元昇華し練り上げたアレンジが耳を惹く渾身に力作と呼ぶに相応しい内容を誇っています。オープニングのギターリフを聴いた時にこれはやるなぁって予感がしましたね、ジャーマンならではの頑固な世界観にやや抵抗がなくもないが、今作は海賊メタルバンドの豪快さと彼等なりの緻密なアレンジが見事に合致した名盤である