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ON THROUGH THE NIGHT (1980年)
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ON THROUGH THE NIGHT
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解説 - ON THROUGH THE NIGHT
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. JAIL ★★ (2001-03-31 12:30:00)

この頃のDEFLEは、最高やで。この作品と2ndのHIGH`N`DRYは、必聴だ。
エリオットの声が、若い!! 音楽性自体が若さで溢れている。



2. Rebel さん ★★ (2002-05-20 08:41:00)

えーこれがDEF LEPPARD? HYSTERIA、PYROMANIA, EUPHORIAこのデフレパ路線
に慣れてしまっているファンが聴くと面食らうかもしれない。でもよく聴いてみると
LED ZEPPELIN(DEF LEPPARDというバンド名はこれをもじったもの)、KISSといった
70年代ハードロックのいい面を継承した傑作アルバムであることがわかるはず。SATELLITEあたりに後のメロディックハード路線への萌芽を見ることが出来る。HM/HRファンならお薦め。




3. うにぶ ★★ (2003-04-01 21:55:00)

平均年齢17歳、NWOBHMの新星として華々しく登場した彼らの1stアルバム。まあ彼らはこの1stの時からHMというよりはHRですね。
いま聴くとアメリカのHRとかLAメタルっぽいごく普通のキャッチーなHRなんですけど、発表当時は個性的で新しい音だったりしたんでしょうか?
若々しいコンパクトなロック・ナンバーばかりで(ラストの「OVERTURE」なんかはブリティッシュHRの重みがある長尺曲ですが)、楽しく聴けます。




4. ばかぼちゃ ★★ (2003-11-17 23:05:00)

実は私,変わり者かどうかは分かりませんがとにかくこのアルバムが彼等で1番好きです!!



5. KUZU ★★ (2003-11-29 23:17:00)

若々しくって、粗くって、キャッチーな味もあって、湿り気もエッジもある。聴いていて気持ちのいい音の条件が、この一枚にぎゅっと詰まってます。恐るべきポテンシャルを秘めた一枚だったんですね。彼らはこの爽やかさのある音を、鉛色の空の下で作り上げたんです。アメリカナイズ?なんて、彼らの元々の持ち味を、安っぽい言葉で括ってくれるな。
>ばかぼちゃさん
変わり者、かもね。でも、僕もそうさ(^^)。因みに、僕が本作の次に好きなのがHigh 'n Dryだもんね。




6. 0フレット ★★ (2004-02-21 00:59:00)

最近はPOPというかモダンな感じのROCKナンバーで人気のあるバンドですが、片腕Dr
という困難を乗り越えて、というのなら分かります。しかし、この1Stからの変化は既に
2ndから始まっていたように思います。ですから上段の「ばかぼちゃさんとKUZUさん」
はけして「変わり者」だとは思いませんよ。私は期待感が強すぎたせいもあり正直2ndは
ガッカリした位ですから。個人の好みは別としてこの1Stは彼らの作品の中ではやや異質
かもしれません。 だから今、「D・L」なんてポップスジャンなんて聴かない若い人にも
このアルバムは聴いて欲しいですね。紛れもなく80年のH/Mブームの一角を担っていまし
たからね。
しかしなんという、秀逸したメロディとフレーズを持った曲たちなんでしょう。
「メイデン」の驚き、「ガール」のカッコよさ、個々の個性は違ってもケシテ引けを取らない
デビューアルバムですよね。
「ロック・ブリゲード」から始まり、「ドント・マター」「ハロー・アメリカ」「アンサー・
トゥ・ザ・マスター」「OVERTURE」。良曲のオンパレードです。
私にとっては「これ」がD・Lかもしれない。




7. Ranzzy ★★ (2004-07-23 23:51:00)

私にとってはPYROMANIAがDEF LEPPARDとの出会いで、今でもPYROMANIAが大好きですが、HIGH'N'DRY,このアルバムと遡って聞いてもそんなに違和感は感じなかった。やっぱりこれぞDEF LEPPARDだと思えました。むしろHYSTERIAのほうが違和感を感じました。(HYSTERIAも好きだけど。) ただ、ANSWER TO THE MASTERのような重いリフは他のアルバムでは聞けません。他にも、ROCK BRIGADE, SORROW IS A WOMAN, OVERTURE, WHEN THE WALLS CAME TUMBLING DOWNなど、ちょっと暗いかっこいい曲がいっぱい。彼らが一番イギリスっぽかったアルバムかも。でもHELLO AMERICAみたいな曲もあるし、最初からアメリカに進出したかったのね。



8. せーら ★★ (2005-04-08 23:28:00)

ベスト盤「VAULT」買ったの何年前だったかなー・・・?
とにかくアレを聴いて、デフレパに対する興味が一切なくなってしまった。
あまりにもポップ過ぎて・・・。
それでず~っと眼中になかったんですが、NWOBHMに関心を持ちだし、この有名な1stを避けて通れない状況に陥りました。
全く期待してなかったのですが・・・、ベスト盤の何倍も良いです(笑)
確かに他のNWOBHMバンドにはないポップさを兼ね備えてはいますが、リフなどはNWOBHMそのもの。甘過ぎず、かといって辛過ぎず、そのバランスがベリーナイス!
これは大好き!!




9. dave rodgers ★★ (2005-07-28 10:31:00)

わずか18日間で作ったデビュー・アルバム。
個人的には結構好きなアルバム。
それにしてもリックといいジョーといい‥若すぎる。。




10. 殺戮の聖典 ★★ (2007-04-16 01:05:00)

IRON MAIDEN等と共にNWOBHMブームを牽引し、ロック界を代表するまで成長した英国はシェフィールド出身のバンドによる'80年発表のデビュー・アルバム。
当時のメンバーはジョー・エリオット(Vo)、スティーヴ・クラーク(G)、ピート・ウイリス(G)、リック“サブ"サヴェージ(B)、リック・アレン(Dr)の5人で、リック・アレンに至っては若干16歳という若さだった。
プロデューサーはJUDAS PRIEST等を手がけたトム・アロム。
ジョーの歌声を始め、若年者ゆえの青臭さがそこかしこに見えるものの、エッジの利いたギター・リフがかっこいい「ROCK BRIGADE」、派手なコーラス・ワークを聴かせる「HELLO AMERICA」、静と動とのコンストラストが美しい「SORROW IS A WOMAN」、流麗なギター・メロディを伴う疾走曲「IT COULD BE YOU」、ジョーの「UH~!YEAH~!」のコーラスが耳に残る「SATELLITE」、英国バンドらしい愁いに満ちた「WHEN THE WALLS CAME TUMBLING DOWN」、正統派ヘヴィ・メタルの名曲「WASTED」、臨場感伴うアレンジが施された「ROCKS OFF」、フックのあるギター・リフが魅力の「IT DON'T MATTER」、派手なギター・ソロを聴かせる「ANSWER TO THE MASTER」、アルバムを締めくくるエピック的な大作「OVERTURE」と、グラム・ロック直伝のギラギラしたエレキ・ギターの音色がいかした、現在の彼らからは想像もつかないような正統的なヘヴィ・メタルが聴ける。




11. PP ★★ (2007-11-04 03:53:00)

これは最近買ったばっかりなんで評価はもう少し聴き込んでからにしたいのですが、ボーカルがそんなに下手ですか?僕は下手とは思いません。
ジャック・ブレイズにそっくりに聞こえます。ジャックは下手という評判ではないでしょう?これは不思議だなと思います。まあ、ジャックはベース兼任なので気にならないのかな?



12. マリー ★★ (2008-04-28 22:51:00)

3rd以降のレップスも好きですが、初期は初期で別次元で好きです。
初期レップスはメタリカのラーズもお気に入りだそうで、06年のDownload Festivalの時はMetallicaの演奏前、On Through The Nightのアルバムがフルでかかってました。



13. モブルールズ ★★ (2009-07-04 04:40:00)

1・2曲目以外良い曲がないと思う。正直これを聴いて後にモンスターバンドになるとは思えない。



14. 失恋船長 ★★★ (2021-06-20 18:17:00)

全米で大成功を収めたバンドの1stは実にオーセンティックな英国スタイルを基礎としたバンドサウンドで勝負。オープニングから英国的な煮え切らないメロディとリフワークが耳を捉えるも、②ではハローアメリカときたもんであれっとなるが、③以降は英国スタイルに戻り攻撃性と叙情性を巧みに操っている。
とは言えシングルとして先に世に出しているのは②なので、このバンドが目指しているのはアメリカの成功だったんだろうと推察は出来る。
イギリスなんて小さい国から抜け出しアメリカで成功してやると言う野心めいたものを、成功後に聴けば感じる事が出来るかも知れないが、この時点で彼等がヒステリアを作るとは夢にも思えないだろう。

デビュー期がNWOBHMと重なるためにムーブメントの重要なピースとして語られる機会もあるが、彼等の音楽性をNWOBHMと解釈できるのは今作くらいだろう。2作目からプロデュースも含め、随分とアメリカを意識した作りになった。しかし、このバンドの成功は、他のバンドにも多大なる影響をもたらし、音楽性が変遷したバンドもいたのは間違いない。
そういう意味でも彼等はNWOBHMの星だったろうが、音楽性だけで括るなら今作以降は、別のスタイルとして論じられるバンドであろう。個人的にはNWOBHM出身と言う概念で接することはない。大人の力で音楽性を変えたのではなく、自らアメリカ進出を目指していたからに他ならない。

個人的に、愛聴する機会が一番多いのは今作と言うのも影響している。この英国的な陰りを含んだマイナー臭と、ポップセンスの妙、歌い手の甘さと軽めの声質も上手く機能、危険でグラマラスな空気も感じさせ妖しげで火薬の匂いがするロックサウンドを築き上げている。特に⑤みたいな曲は、初期ならではの味わいとも言える。

今作には、ラフなパワーが内包されている。その満ち足りたエネルギーはNWOBHMムーブメントと化学反応を起こしバンドをステージへと昇らせた。そこから、洗練された方向に舵を取り、見事に地下インディーズミュージシャンから脱却したのだが、今作で聴ける未熟で粗削りな面が、とてつもなく魅力的に感じる。
このリフもリズムもメロディも英国ロックならではと感じさせる場面も多いだけに余計にそう思う。個人的には捨て曲なしの名盤ですよ。

デフレパードなんてヒット曲満載のモンスターバンドという認識を持っている若い人も多いだろうが、デビュー期の彼等はメタルを愛する者の耳を刺激しますよ。洗練されたメジャー作品に慣れ親しんだ人には田舎臭い音に聴こえるでしょうが、マニアならば活況するシーンの合間を力ずくで抜け出してきたバンドであることを確認できるはずです。



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