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TEN (1991年)
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TEN
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解説 - TEN

1991年8月27日、Epic Recordsよりリリースされた1stアルバム。
曲作りは大方がジャムセッションによって行われ、そこにEddie Vedderがうつ・絶望、ホームレス、虐待などをテーマとする歌詞を付け加えていった。
1991年4月から5月にかけて、シアトルにあるLondon Bridge Studiosにて約1か月あまりで録音された。このアルバムのドラマー、Dave Krusenは、アルバム発売前に脱退。
発売当初、Billboard 200ではチャート・アクションは芳しくなかったが、Nirvanaの『Nevermind』が大ヒットし、同郷のPearl Jamにも注目が集まり、徐々にチャートを上げ、1年をかけて全米2位を記録した。全英では最高18位を記録した。この間、"Alive"、"Even Flow"、"Jeremy"などのヒット曲も生まれ、最終的には"Oceans"もシングルカットされた。
グランジブームの時流に乗っかった本作は、メインストリームにおいてオルタナティブロックの普及に尽力する形となった。
2009年3月31日、RIAAより13x platinum(1,300万枚)に認定された。Pearl Jamのアルバムの中でも最も商業的に成功した作品である。

Recorded:March 27 – April 26, 1991 at London Bridge Studios, Seattle, Washington, U.S.
Producer:Rick Parashar, Pearl Jam
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. クーカイ ★★ (2001-09-02 00:02:00)

'91年発表。1作目。
初めて聴いた時には、このアルバムが馬鹿みたいに売れている(アメリカでね)というのが納得できなかった。
だが、繰り返し聴くうちに「ああ。そうか」と思えてきた。
本作はPJの全カタログ中最もHR/HM寄りの作品である。名曲「EVEN FLOW」、「ALIVE」、「JEREMY」を含む。
彼らの音楽がもつ独特のうねりと浮遊感はもうこのころに完成されている。
2nd以降、彼らは様々な方向性を試しつつ(解体、拡散、再構築)、"等身大の音楽"を模索していくことになる。




2. アメンボ ★★ (2003-05-02 07:28:00)

う~ん、なんか良くも悪くもないって印象をもちました。
「もう一歩で名曲」「ヘタすりゃ捨て曲」みたいな・・・。
でも5曲目はホントに名曲。
5曲目だけのために借りるのもアリです。
まぁ、でもそういうのって好みの問題だから、とりあえず聴いてみることをオススメします。




3. HARRY ★★ (2003-12-08 18:36:00)

PEARL JAMはいつも良いアルバム作ってますよね。
それは本作からずっと続いてる。この1stからすでに完成形ですね。
本作は耳に残る哀愁たっぷりのメロディが詰まっており全曲シングルになりそうなほど。
今でもよく手が伸びる大好きな一枚。




4. 毛布 ★★ (2004-01-16 00:16:00)

僕が永遠に聴き続けるであろうバンドの1st(書くまでもない
Even Flowは勿論、PorchやBlack、garden、releaseと名曲がずらり。
porchのインストパートなんかは鳥肌モノ。ライヴを観た僕が言うのだから間違いない(笑)
音質がちょっとショボイのが悲しい。リレコしてほしい。
ライヴアルバムを聴くと彼らの音の厚みを実感出来る!



5. 酒とバラの日々 ★★ (2004-01-31 23:09:00)

デビューアルバムであり、グランジという音楽の金字塔的な作品。個人的には高校の頃、メロディアスハードばかり聴いていた自分を
それ以外の音楽へと向かわせてくれるキッカケとなったアルバム。…というのもうなずける話でクーカイさんのおっしゃる通り、
このアルバムは彼らのアルバムの中で一番HR/HM寄りなアルバム。もっとも分厚い音像だし。
それと、ニルヴァーナと比較されることの多いパール・ジャムだけど、彼らの方がより伝統的なハードロックに近い音楽性といえると思う。
「イーヴン・フロウ」「ワンス」「アライヴ」「ブラック」「ジェレミー」といった楽曲は後々のライヴでも重要なナンバーとなる。名曲。
セカンド以降のアルバムと比べると、今作は「ウェット」というか「濃密」な印象がある。エディー・ヴェダーのボーカルもとてもエモーショナル。
楽曲もどれも「聴かせる」ものばかりで、とても良く練られている。
カート・コバーンが自殺してから相当の歳月が流れたけど、彼らはいまだもって地道にアメリカン・ロックの覇者として活躍している。大好きなアルバム。




6. ら~しょん ★★ (2004-02-13 01:21:00)

かなりHM/HR寄りのサウンドですが、2ndに比べるとストレートさにはやや欠け、
ダークな雰囲気なので最初は取っ付きにくさはありますが、聴き込む度に良さを実感できます。
特にアルバムの中盤、Blackから後半にかけての流れが凄く好きです。
ライヴでもこのアルバムからの曲が一番観客の反応が良かったように見えました。




7. ★★ (2004-03-06 21:10:00)

みんな解ってないよ。どうしてこのアルバムを聴かねぇんだ。やっぱり地味だからか?
Nirvanaと双璧を張ったバンドのように語られますが、やっぱりこっちの方がHM/HR気味ですね。
暗いけど、良い曲が多いアルバムだと思います。




8. マンホール ★★ (2004-04-22 17:40:00)

デビュー作。
70年代テイストも感じさせるヘヴィロックアルバム。
「EVEN FLOW」をはじめとする名曲収録。
アルバムは大ヒットし、1000万枚以上の売り上げを記録した。




9. 松坂世代 ★★ (2004-10-18 17:24:00)

ニルヴァーナ「ネヴァーマインド」と並ぶ「グランジ・ミュージック」の双璧。
グランジは70年代ハードロックと80年代のパンク・ハードコアを折衷したサウンドと形容されることも多いが、このアルバムでのサウンドなどまさにそう。
過去のロックのエッセンスを抽出したかのような音楽性は普遍的だし、充分メインストリームで勝負できるようなキャッチーさがある。(彼らの当時のアティテュードとは裏腹に)
楽曲もクォリティの高いものがズラッと揃っている。
「ブラック」は彼らのアンセムたる楽曲。先の見えない不安、閉塞感が当時のジェネレーションXと呼ばれる若い世代をひきつけた。



10. dave rodgers ★★ (2005-07-22 09:43:00)

ニルヴァーナとグランジの双璧を成すバンドのデビュー作。
叫びにも似たサビのヴォーカルが魅力の「ワンス」や、重いリズムと荒々しいギター、深みのあるヴォーカルが絡み合う「イーブン フロウ」、ダイナミズムを称えたロック・サウンドと逞しく響く「妙」のヴォーカルが聴ける「ジェレミー」などが収録されている。




11. 帰ってきた男 ★★ (2006-07-11 01:15:00)

メロウでディープでパンクでハードなロックンロール。
勢いのある曲も多く、メロディもキャッチーで聴き易さ抜群。1stという初期衝動も
手伝って。しかしとっても濃厚で芳醇な側面も強く、長く付き合えるかなと。
まあ地味って言えば地味ですが。エディの声もいいけど、
面白いツインギターのアンサンブルや、トリッキーかつ濃いベースが肝。
ハードロック寄りでここの人には、一番ウケそう(「VS」かも)なパールジャム。




12. 怒号 ★★ (2006-09-02 21:52:00)

怒りを爆発させる感じというよりは、爆発しそうな怒りを押し殺してる感じ?
自分にとって最大のスルメでした。最初に聴いたときはここまでハマるとは思わなかった。
所謂グランジにはイマイチ興味のない自分でもこの作品は大好きです。
NIRVANAばっか聴いてる人はちょっと聴いてみな。




13. verga de ngro ★★ (2006-10-16 23:26:00)


★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.050 ★



14. DOALA ★★ (2008-04-20 21:13:00)

そーいえば、Y・マルムスティーンが、今は亡き「ミュージック・ライフ」誌上で、「羊みたいな声だ」と言ってたな。
2ndを先に聴いたので、1stは重たく感じるけど、耳よりも心に響いてくるような作品。
個人的には当時のアメリカの世相がどうとか、ジェネレーションX云々はどうでもいいんだけどね。



15. すーさん ★★ (2022-05-13 20:22:07)

ボーカルの声に慣れればスルメ盤。グランジ・オルタナティブは、メタルの豪快さ、ドラマチックさ、攻撃性が無いけど、ロックであることに変わりはない。聞かず嫌いは、損をします、、、私を含めて、、、。
メタルが好きなら、アリスインチェインズ(dirt)→サウンドガーデン(badmotorfinger)→ストーンテンプルパイロッツ(core)→ニルヴァーナ(nevermind)→パールジャム(ten)の順に聞くと良いかも。まあニルヴァーナは、このサイトでは人気があるから別格なのかも、、、グランジ・オルタナティブはボーカルの声に色気がある。


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