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解説 - カルメンマキ&OZ
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 摩耶 ★★ (2002-01-01 15:35:00)

こんなバンドが70年代の日本にあったのか!
全6曲のうち、8分以上の曲が3曲もある。
パープルとかユーライアヒープっぽいサウンドです。
湿っぽいブリティッシュ然とした曲調は、プログレ
っぽいところもある。当時としては凄く衝撃的だったんだろうなぁ。
「私は風」は11分39秒の大作。名曲である。聴くべし。



2. バイパーマニア ★★ (2002-01-23 21:50:00)

僕の母がすきだったらしく、最初はなめてました。が!摩耶さんの言うとおりすばらしいです。
今の日本にはこういうのがないんですよね。たとえどんなジャンルであろうとすごいものがあることにきづいてほしいですね。



3. ライキチ ★★ (2003-01-24 20:22:00)

とりあえずVOに耳が行った。バンドでVOをやっている人!これ聞きなさい!シャウトとはこういうものだ!そう言っています。
女VOだが男以上にパワフルだね。男VOども!女に負けて悔しくないのか!悔しければ気合入れんかい気合を!
このアルバムを聞いて、ヘコム男VOどもたちが目に浮かぶ。
日本人の男VOもそろそろ本物が出てきて欲しい所だな~・・・・。




4. ATO ★★ (2003-10-19 08:19:00)

最近「私は風」のカバーが出たけど圧倒的に声量に差がある。改めて偉大さがわかった気がする。



5. エビフライ ★★ (2004-10-06 13:20:00)

とにかく日本最強のハードロックだ。「星条旗」を掲げてアフガニスタンに乗り込んで欲しいものだ。ライブバージョンの凄い!



6. エビフライ ★★ (2004-10-06 13:23:00)

「星条旗」ではなく「日の丸」でした。しかも「あけぼのサバ缶」みたいな(笑)



7. 夢想家・I ★★ (2005-07-16 00:56:00)

このバンドが何故非HR/HMに登録されているのかいささか納得がいきません、確かにプログレっぽいしフォークソングも歌謡曲も演歌も入ってます、けれどそれら全部をひっくるめて聞こえて来るのはやっぱり 「ハードにロックする」 という姿勢、それがサウンドに現れていると思うのです。
"私は風" を曲の長さで 「プログレ」 と判断するのか、マキのシャウトを聴いて 「ハードロック」 と認識するのか・・・個人的には後者でしたが、その答えは是非聴いてみて導き出して下さい。
(そんなのどっちでもいいよ、カッコ良ければ・・・それもアリなんですけどね笑)




8. 中曽根栄作 ★★ (2006-04-01 16:39:00)

極めてハードなロケンローです。
なかでもマキさんの歌謡畑仕込みのVoに悶絶。
ロックなんかやらせとくには勿体ないよ。




9. 帝王序曲 ★★ (2006-05-19 20:10:00)

ハードロック、プログレ、ブルースにフォークに歌謡曲。いろんな要素を詰め込んだ1枚。
なんといってもマキのヴォーカルのパワフルさに圧倒されます。
こんな素晴らしいアルバムを出すグループが、当時はアンダーグラウンドな存在だったのですか?
信じられません。




10. kamiko ★★ (2007-02-09 04:45:00)

日本のジャニスだ。
濃厚な翳りの中に、自由や希望や若さが感じられるところがイイ!
やるせなくも力強いマキさんの歌唱力は、今の歌謡曲にはないホンモノの歌心がある。
このアルバム、キーボードがポイント高い。



11. 火薬バカ一代 ★★★ (2007-11-21 22:10:00)

アングラ劇団「天井桟敷」出身で、ヒット曲“時には母のない子のように"(作詞は寺山修司が担当)で知られたフォーク・シンガー カルメン・マキが、自身の理想とする音楽を追求するために、春日博文(G)らと結成したハード・ロック・バンド、カルメン・マキ&OZの'75年発表のデビュー作。
和製ジャニス・ジョプリンと評された、圧倒的声量と表現力を備えたVo、豪快さと繊細さを併せ持つG、強烈なウネリを生み出すリズム・セクション、ハモンド・オルガンの音色で、叙情性とスケール感を演出するプログレ感覚溢れるKeyとが一体となって奏でるサウンドは、非常にパワフル且つダイナミック。
ブリティッシュ・ハード・ロックからの影響を消化吸収して血肉へと変え、更にそこに、日本人の琴線に訴えかける歌謡曲的なメロディと、ドロッとした暗いヘヴィネス(別の方の発言を借りるなら「情念」という表現がピッタリ)を加えた感じの楽曲の数々は、まさに唯一無二のカッコ良さを誇る。
タメを効かせて重々しく劇的に盛り上がっていく①に始まり、軽快なハードロック・チューン②、Voの包容力に満ちた歌声が感動を呼ぶ③、一際ヘヴィでアグレッシブな④、小粋なブルーズの小曲⑤・・・と、各楽曲のクオリティの高さも然ることながら、メリハリの効いた曲順構成も見事な本作。だが、やはり最大の聴き所は、ラストを締め括る12分にも及ぼうかという大作⑥。ヘヴィ・メタリックな攻撃性と叙情的な美しさを兼ね備えた起伏の激しい曲展開、そして圧巻の歌唱を響かせるVoと、このバンドの魅力が判り易く詰まった劇的極まる超名曲だ。(椎名林檎もお気に入りと聞く)
この曲に代表されるように、本作はカルメン・マキ&OZが発表した作品の中でも、最もアグレッシブな作風を誇る1枚なので、メタル・ファンにも強力にお薦めさせて頂きます。



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