日本盤は'95年発表。実はこれ、アルバムではなくシングルである。 ただし、普通にシングルカットされたものではなく、全7曲収録のうち、6曲がライヴだった。 当時はまだ、『LIVE ON TWO LEGS』がリリースされておらず、彼等のライヴ音源がまとまっていたというところに、本作の価値はあった。 輸入盤では、DISC2と3があり、これらは『DISSIDENT』と銘打たれながらも、「DISSIDENT」は収録されておらず、ライヴ音源がそれぞれ8曲ずつ収録されていた。 そう。つまり、DISC1~3を揃えれば、全22曲収録のライヴ盤になるというわけなのだ。 2nd発表まもなくのライヴなので、非常に熱気のこもった演奏が聴ける。もちろん楽曲は1st、2ndから。 その後『YIELD』までのベスト選曲で、『LIVE ON TWO LEGS』をリリースし、そこまでは良かったのだが、数年前に海賊盤のようなパッケージで、ツアー各地でのライヴ音源を大量リリース!「何処のライヴを買おうか」なんていうレベルの問題ではなく、単に「商売、上手くなったね・・・」ということを印象付けてしまった。 これもチケットマスターとの抗争が原因なのだろうか・・・。