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FOREVER FREE (1992年)
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FOREVER FREE
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解説 - FOREVER FREE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. クーカイ ★★ (2002-08-29 00:05:00)

'92年発表。スタジオ作としては11作目(ですよね?HIGASHIさん)。
前作の『SOLID BALL OF ROCK』も相当の充実作であったが、本作はその前作を凌いでいる。バンドの創作意欲も充実していたようだ。
なんといっても冒頭のタイトル曲。スピード感に満ち溢れ、歌メロにがっちりとフックを持つこの曲は、一度聴いたら忘れられない魅力がある。というわけで、真夜中に子供が夜泣きをし、それを妻がうんざりした顔で抱きかかえながら、寝たふりをしている私の顔をうらめしそうな顔で見ている時などに頭の中で鳴っている。「FOREVER FREE」!(嘘です。笑)




2. HIGASHI ★★ (2002-08-29 00:28:00)

その通りです、スタジオ作としては11枚目の作品ですクーカイさん。
前作で昔のスピリットを取り戻した彼らがさらに復調した内容を叩きつけてくれているのが嬉しいですね。彼ららしいミディアムテンポのヨコノリナンバー「Get down and Dirty」、小気味のいい疾走ナンバー「One Step Away」、「Nighthunter」あたりに往年の輝きを感じることができます。
僕の場合「FOREVER FREE!」が頭をよぎるのは、ひっきりなしに24時間かかってくる会社やお客さんからの電話をドライブモード でせこく阻止した時かな(笑)




3. K.SOTO ★★ (2004-07-09 15:16:00)

前作SOLID~から「むむ!」って思っていたがついにやってくれた~って感じです。HIGASHIさんが言う迷走期から殻をやぶってでてきたってところでしょうか。(別に迷走期が良くないってことではないですよね~HIGASHIさん)ファンとしてはこのアルバムを初めて聴いたとき笑みがでたでしょう!違います!
まあ迷走期があったからこそメロディアスな部分を受け継いでパワフル、スピーディーが合体したんでしょう。純粋なHMになっています。やっぱりサクソンはやってくれるね~。



4. HIGASHI ★★ (2004-07-11 22:11:00)

もちろん迷走期が悪いなんてまるで思ってませんよ。時代的にMAIDENやデフレパのアメリカの成功で、活動に狂いが生じただけで、中身は相変わらず大好きなSAXONのままでした。
本作のナンバーではライブ盤に収録されている“Forever Free"、“Can't Stop Rockin'"なんてこれまた相変わらずのノリのいいナンバーですよね。前の書き込みの分と合わせても結構いい曲が並んでいるなぁ、てな感じです。
でも邦題の「伝説からの生還」は気持ちはわかるけど、意訳し過ぎじゃないですかね(笑)。カタカナで「フォエバーフリー」で十分伝わると思うんですが、どうでしょうね(笑)




5. タコすけ ★★ (2006-03-28 20:03:00)

SOLID BALL OF ROCKでSAXONらしさを取り戻しつつあったところでこのFOREVER FREEはほぼ想像どおりの内容のアルバムだったことを覚えてます。期待はずれでもなく期待以上でもない。あっ、もちろん良くないという意味ではなくて・・タイトル曲の疾走感。GET DOWN AND DIRTYのらしさ。聴いて思わずニヤリとしてしまいました。この頃のビフの高域はかなり苦しいです(笑)



6. ローランDEATH ★★ (2009-08-09 22:38:00)

なかなかの良盤であることに間違いないが、
俺にとっての、SAXONらしい曲と、らしくない曲とがまだ混在している。
①FOREVER FREE、②HOLE IN THE SKY、⑥ONE STEP AWAY、⑦CAN'T STOP ROCKIN'
は大好き。




7. てかぷりお ★★★ (2011-07-18 19:13:29)

「伝説からの生還」です
1曲目からぶっちぎりのへヴィメタルでリスナーを興奮させてくれます この曲以外にもOne Step AwayやNighthunterでの疾走感、カッコよさはたまりません 濁りの無い正統派サウンドです Nighthunterなんかライヴで聴いてみたいなあ
このアルバムの曲は総じてリフのレベルが高い! 特に1,2,4,6,7,8,10のリフはHM系リフのお手本のようなものです リフ作りに困ってるギターキッズはこのアルバムを参考にすべし
思ってた以上に気に入りました 大満足
ちなみに僕の買った輸入盤にはボーナストラックとしてPrincess Of The NightとForever Freeのライヴテイクが入ってますが、それがまた良い! 特に前者は凄い




8. 失恋船長 ★★★ (2014-05-13 15:01:20)

テイチクから1993年にリリースされたアルバムです。歌い手としての力量がここにきて更にUPしつつあるビフ・バイフォードの丸みを帯びた深みのある歌声、シンプルだが押しの強いリフワークは健在だしSAXON節を堪能できる良質な一枚かと思います。②のような往年の匂いがするパワフルな楽曲でもメロディアスな歌メロがフックとなりアメリカ市場を意識した時代との折衷を感じさせ高次元で昇華しているから凄みも増すわけです。どこか懐かしい空気をまとった③のハードブギーナンバーなんかはまさにSAXONだし⑦⑧といった甘さ控えめのカフェオレみたいな丸みを帯びたハードな楽曲もやはりSAXONらしい、でも⑤のようなバラードがやはりメロディに拘った前作あたりの流れを踏襲し独特の歌声が優しくメロディをなぞる姿はある意味、昔と変わらぬように感じます。シンプルな構成やおきまりのテンポに若い人は興奮を覚えないのかもしれませんが(昔の自分もそうでしたよ)乾いたパワーリフの心地よさは格別なんですがいかがでしょううか?とは言え原点回帰=過去の焼き回し的なニュアンスもあるので、仕切り直しの意味も含め、必要なアルバムだったのでしょう。



9. 音男 ★★ (2014-11-07 23:31:40)

でかぷりおさんおっしゃるようにこのアルバム、リフのレベルがかなり高いですよね。NightHunterなんて、ま、ちょっとジューダスっぽいかな?でもわれらがサクソンの方が疾走感をよりうまく表現してますね。曲のスケールも大きく、メロディも個性的で鮮やか、まさに現在のダイハードベテランバンドの基礎となった作品ではないかと思います。



10. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-01-29 09:44:57)

'92年発表の11thアルバムにして、『伝説からの生還』なる大仰な邦題に釣られ、リアル・タイムで初めて購入したSAXON作品がこれでしたよ、確か。当時はSAXONのことを舐め切って「過去のバンド」扱いしていたのですが、その内容の素晴らしさに「違う、こいつらバリバリの現役バンドだ!」と認識を改めさせられたという。
必要最低限のクオリティ・ラインは易々とクリアしつつも、自分達が演っている音に対して明らかに迷いが感じられた前作『SOLID BALL OF ROCK』に比べると、今回は、進むべき方向を迷いなく見据えたバンドの自信に満ちた足取りが目に浮かぶよう。それはソリッドな音作り、Gリフ重視の曲作りのスタイル、あと何より指笛に始まり指笛に終わる確信的な本編構成からも伺えるのではないかと。この原点回帰の意図を汲み、本作に『伝説からの生還』という邦題を冠したくなった日本のレコード会社の気持ちが分かるなぁ。
特にアルバム表題曲でもあるOPナンバー①は、ただテンポが速いというだけでなく、演奏全体に漲る気骨、そしてビフ・バイフォードが歌う滋味と憂いに満ちたメロディから伝わる、ブリティッシュHMならではの貫目にも痺れる名曲。またアコギが寂寥感漂わす抒情バラード⑤における見事な歌唱を聴けば、彼が80年代後半の試行錯誤もしっかり己の糧にしていることが分かるってもんです。
未だ地味めな楽曲も散見され、SAXONのことを全然知らないような若いHR/HMファンすら巻き込んでいく問答無用のパワーの発露については、あともう数作待たねばならないのですが、そこへと至る最初の足跡を刻んだのが本作だったのではないか?と。



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