前作 HEAR IN THE NOW FRONTIERで方向性ががらりと変わったQUEENSRYCHEではあるがこのアルバムでは前作より更に磨きかかって方向性が変わっている。これを聴いて、「これがあのOPERATION:MINDCRIME、RAGE FOR ORDER、を作った人たちか?」なんて思うのはあたりまえ。 ただし、このアルバムを聴くと前作 HEAR IN THE NOW FRONTIERを聴けなかった人がHEAR IN THE NOW FRONTIERを聴けるようになります。(多分) ケリーグレイという厄介な奴のおかげでQUEENSRYCHEはまた誤った道を辿るのであった。 最近、ケリーグレイが脱退したという喜ばしい情報が入ってきたおかげで次作を期待しています。本当はクリスデガーモが戻る事を願いたいけどね。PROMISED LANDの延長上にくる作品を是非作ってもらいたいですね。 世間的にはこのアルバムは駄目アルバムとは言われているが、私は最初は戸惑ったが聞いている内に徐々に聞けるようになりましたけどね。ジェフテイトだって結構ロックテイストに満ちたパワフルな歌を披露していたりして、全然いけていますよ。歌は安心して聴ける。最近のマンネリ化してきたメタルを聴いているならこのアルバムを聴いている方が実は新鮮だったりする。しかも最近かなり聴いているんだな~。しかも結構はまりつつある。 個人的には前作よりすきかも。特に⑪は好き。 QUEENSRYCHE初心者がこのCDを買う事はもってのほかのことである!!絶対にそれだけは避けてもらいたい。 曲調はマイナー調主体だった全盛期に対して、このアルバムはミクソリディアン調な感じかな. ツェッペリンに通じる物を感じる。
ENKさん、貴方は決して間違ってはいません。[Q2k]を聴いてファンになったという人がいても良い。このアルバムこそ、クイーンズライク史上最も過小評価されている一枚ではないだろうか?K.グレイ氏のクイーンズライクに対する貢献度合いも然りですよね(しかし EPやWARNINGは駄作という認識は改めた方が良いかも...)。そして ライキチさん、貴方の[前作 HEAR IN THE NOW FRONTIERを聴けなかった人がHEAR IN THE NOW FRONTIERを聴けるようになります]という意見こそ、核心をついていると思います。前作はこの作品に至るまでの過程でしかなかった。策士C.デガーモ脱退後にこれだけの大善戦、もっともっと認められるべきでしょう...。
音楽的な方向性を変えるのは、別に悪いことではない。重要なのは楽曲であり、アーティストがファンに媚びる必要は無いし、他人から見る自分にとらわれる必要も無い。個人的には大好きなバンドであるために、この作品に対するコメントは逆に控えてきた.........。アルバムの評価は聞いた本人がすべきであって、他人の意見に惑わされる必要は無い。この作品を聞いた人が、実際にはどれくらいいるだろうか?最近の傾向として、誰かが褒めてれば興味があり聞くが、評価が悪いと例えファンであっても聞かないという傾向が強い。レヴューを見ていても、似たような意見ばかりである。このアルバム、個人的にはやっぱりきつい。でも、自分と違う意見があっても全然構わない。逆にそれの方が、自然である。このアルバム、サウンドの違和感は勿論なこと、印象に残りにくい楽曲が多すぎる。でも⑪なんかは、いい曲だなあと正直思う。でもそれは、「HEAR IN THE~」までの彼らの姿に、近いからなのかもしれない........。
THE RIGHT SIDE~だけしか聴いていないのですが ケリーグレイの影響、感じさせられますねぇ・・・。 特にイントロなど、同じくケリーの「被害」をこうむった(苦笑) DOKKENのSHADOWLIFEに通じるものを感じました。 ただこの曲に限ったことで申し訳ないのですが、コーラスパートでは クイーンズライク的な美しいメロディが(ダークなバックの上でですが) 聴くことができるのではないでしょうか?さすがはジェフと思いました。
Queensryche (1983年) 全米81位 The Warning (1984年) 全米61位 Rage for Order (1986年) 全米47位 Operation: Mindcrime (1988年) 全米50位 Empire (1990年) 全米7位 Promised Land (1994年) 全米3位 Hear in the Now Frontier(1997年) 全米19位 Q2K (1999年) 全米46位 Tribe (2003年) 全米56位