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DAMNATION (2003年)
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DAMNATION
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解説 - DAMNATION
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 夢想家・I ★★ (2003-08-09 21:50:00)

このアルバムは彼等のプログレ的要素に焦点を当てていてメタル色は皆無だが、陰鬱で美しいメロディと幽玄にまどろむようなサウンドは暗黒音楽好きにとっては必聴!
本作ではヴォーカルはデス声を用いずクリーントーンで歌っている(これが非常に巧い)
また楽曲も彼等にしては割とコンパクトにまとまっており、途中でダレるような心配は無い。
逆に聴き足りなさを覚えるほどだ。個人的にはこの路線でずっとやっていってもらっても構わない、それほど気に入っているアルバム。




2. アメンボ ★★ (2003-09-01 08:22:00)

良く出来たアルバムだと思います。
それぞれの曲が良く練られており、雰囲気モノに成りかねない曲も、それぞれが強く自己主張しています。
黒と灰色を基調としたアルバム・ジャケットの通りのサウンドです。
鬱陶しい雨の日に一人で聴いて浸りたい、そんなアルバムです。




3. POS ★★ (2003-10-12 05:14:00)

前作deriveranceでは彼らのアグレシブなプログレッシブデスを聞かせてくれた。本作ではそれとは対照的な彼らの華が全開で、妖しくも美しく幽玄で叙情なおとぎ話の深い森にでも迷ったかのような作品。聞き込む度にさらに奥へ奥へと逝ってしまう。opethと言えばプログレッシブ+デス声(+クリーンボイス)といった感があるが、本作ではデス声を一切使わずにクリーンボイスのみで歌い上げている。前作などは小節が変幻自在に動きまくっていたが、本作はベースもドラムもタイトにまとまっていて、メタルを知らない一般ピープルにも受けはよさそう。とは言っても全体的にダークな雰囲気なので、出来れば1人で聞き浸っていたいアルバムだと思う。



4. gokio ★★ (2003-10-26 22:02:00)

素晴らしいアルバムです。今年No1かも。
ボーカルが素晴らしいですね。
メロディーラインも良く練られていて、最後に一番鬱な曲が来る構成も◎
叙情的なギターも最高です。



5. Kamiko ★★ (2004-04-18 12:47:00)

知的な雰囲気に心を奪われる作。
楽曲と緻密なアレンジで勝負しているところが素晴らしいと思う。
ダークでスピリチュアルな雰囲気はもはやこのバンド独自のイロですな。
デス声やアグレッションに頼ることのないクールな音楽性もツボにハマった。




6. ボドムっ子 ★★ (2004-07-16 17:57:00)

脳ミソがとろけるくらいに没頭してしまいました。
「叙情的」というような言葉では表せない程に美しいです。
メタル好きなら、というより音楽が好きなら是非とも体験していただきたいサウンド。




7. カズチン ★★ (2004-10-05 23:47:00)

DELIVERANCEが「動」で、こちらが「静」ということらしいですね。
個人的にはあのクリーンヴォイスにはとても惹かれるものがあるので
全部クリーンヴォイスということでこのアルバムはとてもいい感じです。
これならメタルを聴かない人にも聴かせられそうだが、暗い作風なので
やや考えて聴かせないといけませんね。個人的にはあの暗さは癒し効果抜群ですが(笑)
POSさんの仰るとおり一人で聴き浸るのが良いですね。




8. Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-03-29 21:25:00)

今までの作風の、「静」のパートに的を絞ったような7thアルバム。
私はこの作品からOPETHに入ったんですが、珍しいパターンかも(笑)。
何せ一切デスヴォイス無しですからね…
色々なレヴューを読んでみると、この作品は「メロトロンを使用した、メランコリックで
知的な雰囲気のアルバム」と評されることが多いようです。
「メロトロン?何それ…?」と思ったのでちょっと調べてみると、鍵盤楽器の一つで、
その鍵盤を押すたびに内蔵されているテープに録音されている音が再生されるもので
その性質上、取り扱いや保存が難しく、レア度が高い…という楽器らしいです。
私はこのアルバムにまるで黒白フィルムによる映画をみているような、そんなレトロな雰囲気を
感じたんですが、それもこの楽器の音色から受ける印象が大きいかもしれません。
美しいメロディと雰囲気たっぷりのアルバムですが、少し怖い印象もあります。
何と言うか、全体的に凄く悲壮感、というより喪失感が漂っているんですよね…
私はすんなりと受け入れられましたが、もしかしたら思ってるより人を選ぶのかもしれません。
私もPOSさん、カズチンさんの仰るよう一人で聴き浸るのがお勧めです。
特に、雨の日の休日で外に出るのが億劫なときとか、最高だと思いますよ(笑)
物憂げな雰囲気の日には最適なアルバムです。




9. WILK ★★ (2005-09-10 21:43:00)

OPETHの中では一番好きな作品だったりします。
今回はデスヴォイスを抑えて、全編クリーンヴォイスなのですが、とても巧いです。
悲壮美を感じさせる音と非常にマッチしていて、この選択は正解だったと思う。
皆さん言われてますが、雨の日に聴きたくなる作品ですね。




10. LIFE SHIT ★★ (2005-11-13 16:28:00)

アコースティックなアルバムで、自分の好きな鬱的メロディー満載です。
マーティン・ロペスがいい仕事してます。



11. しゅんぺ~ ★★ (2006-02-07 01:46:00)

デス声やギターのディストーションを廃した、非常にメロウで美しいアルバム。
音だけ聴けば"DELIVERANCE"とは対極に位置する作品だと言えると思う(ジャケも黒と白だし)。でも、美しいながらも暗く陰鬱な曲調は、やっぱりどこか共通する点を感じる。
↑の皆さんが仰るように、部屋を真っ暗にして一人で聴き浸っていたい。




12. うにぶ ★★ (2006-07-04 00:34:00)

叙情味を堪能したい気分の時には、どうしてもデス・メタル的なパートが邪魔に感じられて不満だったので、こういうアルバムも出してくれたのは嬉しいです。
ギターやキーボードの音づかいや、クリーン・ヴォーカルの美しさは、たまりませんね。暗鬱叙情プログレ好きには涎ものでしょう。彼らがCAMELファンだっていうのもうなずけます。
(5)「HOPE LEAVES」をあっさり終わらせないで、ネチっこく10分くらいの長尺曲にしてくれたらもっと良かったんだけど。




13. Dr.Strangelove ★★ (2006-11-01 17:16:00)

円熟した作品。
叙情的な傑作で、プログレファンにはこのアルバムが一番お薦め。




14. N男 ★★ (2006-12-22 20:26:00)

2003年発表の7th Album。
デス声もツーバス連打もないOpethの中では最も異端な作品でおとなしい作品ではあるが、なぜか彼ららしさをとても感じます。
悲壮感、陰鬱感は他のアルバムを凌駕してるんじゃないだろうか?
曇ってる日や雨の日なんかにぴったりだ(笑)
またOpethにしては曲が短尺なのも特徴。全部で45分ないし。
あっさりしたボリュームながら奥の深い作品だと思います。
「アルバムを二枚作れば良いじゃん」という友人の意見を聴いてヘヴィな「Deliverance」とメロウな「Damnation」を作ったらしいが、他のデスバンドがやったら笑えない冗談だ。このバンドだからやれることだと思う。
オススメは①、②、⑤、⑦です。

89点。




15. TatsuyaNV ★★★ (2008-04-20 08:42:00)

5thアルバムのThe Leper AffinityやDirge for Novemberの
アコースティックな部分が好きな人だったら特に好きになれる作品でしょう。
Opethの中ではかなり風変わりな作品だけど、貴重な「静」を存分に放出しているという点で貴重な作品ではないかなと思います。



16. 水ぶくれ ★★ (2008-08-09 12:03:00)

Opethの7th。
本作では全編クリーンボイスを使用し、デスボイスは一切なし。
僕はOpethの中でこの作品が1番好きな作品。
別にデスが嫌いってわけではないけど、このしっとりとした雰囲気がたまらない。
Mikaelのクリーンボイスもすごく好き。
デスもうまいけど、クリーンはもっとうまい。
数多くの名盤を出してきた彼らの中でも、本作が頭一つ抜け出している印象。
Porcupine Treeが好きな人におすすめ。



17. Spleen ★★ (2009-07-01 14:26:00)

全編クリーンボイス、アコースティック中心と聞いた時には、正直あまり気に入らないかもと思ってました。Opethは静と動の対比が魅力だと思っているもので。
……猛反省です。美しいだけでなく、叙情パートだけでこんなに聴かせるパワーがあるとは。しかも「え、もう終わり!?」ってぐらいあっという間の暗黒美空間でした。
鬱々としていますが、時折ジャズを思わせるリズムがあります。知らない人に聴かせたら、よもや彼らがデス声で叫んでいるとは考えないかも……。




18. ムッチー ★★★ (2010-10-17 05:29:06)

デス、いや、HM、いや、HR、いや、ロックでもないかもしれない、
でも、なんて、な~んて、なぁ~~~んて素晴らしい音楽なんでしょう!
とにかく静かで暗い。といっても、決して心が落ち着くなんてもんじゃなく、
少年期のトラウマを、心の傷を、深くえぐられるような、そんな感覚を受けます・・・。
何処までも哀しく虚しい・・・。

KING CRIMSONやCAMELを思わせる所が多く,メロトロンやアコギの使い方はホントにツボを突いてきます。
ZEPの"No Quarter"で感じられる様な不思議な浮遊感もあり,どこまでもこの世界に沈み込みたくなる。
雨の日にでも部屋を閉め切って,独り静かに聴き入ってため息を漏らす,
そんな寂寥感たっぷりな光景が良く似合うと思います。
暗い気分に落ち入っている時にはふと聴きたくなります。
これからの人生において、永い付き合いになってくれそうな予感大です。




19. 極太うどん野郎 ★★★ (2011-05-11 01:03:58)

OPETHの綺麗なところだけ聴きたい。
その要望に応えるアルバム。

もう一枚くらいこんなアルバムを作ってくれていい。歓迎する。




20. netal (2013-01-22 17:26:35)

デスヴォイスなし、ほぼ全編にわたってクリーンギターのみという静の部分に特化した異色のアルバム。
メタルの要素は皆無であるが、綺麗でメランコリックなメロディによる世界観を味わえる。
Opeth最大の魅力である静動の対比を巧みに用いたドラマティックな展開こそないけれども、仄暗い叙情性を携えた世界観は中々良い。

おすすめ…Windowpane




21. ハルディン ★★★ (2014-02-07 01:11:15)

前作「Deliverance」とは対の関係をなす7th。メロトロンの本格的な導入に加えアナログ的な丸みと暖かい聴き心地をもたらす音作り、そしてデスVoやメタルサウンドの撤廃によってまるでCAMELやPORCUPINE TREEを思わせるブリティッシュな香り漂う上質な抒情プログレに仕上がったのが最大の特徴で、OPETHとしては異色の変化球作品。3や7など曲によっては今まではサブウェポン的な扱いの多かったアコGがメインとなる場面も。

前作では凄惨極まるグロウルを轟かせていたミカエルも今作では一切咆哮せず一貫して甘く慈愛に満ちた美麗クリーンVoで歌っている。ほんのりと大人の色気を覗かせる美声は思わず溜息を漏らしてしまうほどに素晴らしく、通して聴いているとメロウなサウンドと相まって耳がトロけそうになる。基本的に穏やかさが中心になっているが1のミドルセクションのように時折覗かせる不協和音が瞬間的に空気を歪める場面もあり、このバンドならではの暗黒面が垣間見える点はさすがの一言。

前作までとは大分異なる大胆なアプローチだが、こういうある種のイレギュラー的なアルバムもアリだと思えるところや、おまけにそれが極上の出来だというのがまた恐るべしなところ。個人的には黒水公園に次いでお気に入りのアルバム。




22. 銘菓ひよこ ★★★ (2014-05-25 18:18:08)

コレこれ、コレとヘリテージ聴いて、Opethって、こっち系のバンドなのかと思い込み
来日公演観に行ったんだよね、そしたら、凄まじいグロウルって言うの?デスヴォイスね(笑。
よく知らんかったのが悪いんだが、本職はそっち系だったんね。
こんな素晴らしいプログレ作品が作れるのに、アレかなぁ、ファンはやっぱグロウル?を求めてるのかな?
そろそろ新譜が出そうだけど、こっち系の作品だったらいいな。




23. IWSK ★★ (2015-10-18 23:48:40)

初めてOpethを聴いたのがこれなので面喰ったのは当然。激しくないしメタルでもない。しかしよく聴くとなかなか味のある作品であることに気付いた。特にギターとメロトロンがいい仕事をしており、静かで哀しく幽玄な雰囲気作りに大いに貢献している。またミカエルのクリーンも上手くそれにマッチしている。非常に質の高いプログレ作品なので、大人しいからと言って避けるのはもったいない気がする。このバンドはメロディアスな側面に焦点を当てたいと言った時正しい音楽性の変化の在り方を会得しているのでこのような方向性にシフトするのは許容の範囲だ。


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