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WORD OF MOUTH (1994年)
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WORD OF MOUTH
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解説 - WORD OF MOUTH
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 神風 ★★ (2003-09-20 20:59:00)

名盤2枚のその次のアルバムのせいか、いまいち影の薄いアルバムだけど、ぢつはいい曲満載!
いかにもパワーメタル・バンド!って曲はもちろん、渋い「THUNDER AND RAIN」やBassのきれいな「DREAMING」、
くそ重い「THINKING OF YOU」あたりがおすすめ。
個人的にはヘヴィなリフと哀愁のあるメロディが交互にでてくる「NO FATE」が好きかな…「運命を信じない」といいつつカールは亡くなっちゃったけど。
あと初期の名曲「THE CREST」のライブが聴けるのはこれだけだけど、さすがですね~いいっすよ。



2. メタラァ ★★ (2005-02-03 17:32:00)

やはりと言うべきかなんと言うべきか、1人しか発言してませんね、まだ。(苦笑)
名盤と評される『WELCOME TO THE BALL』の次のアルバム。(その間にライヴ盤を挟む)
本作の曲作りの最中、リーダーであるジェフ・ソープの腕が病にかかりギターを握れなくなり活動が出来なくなるというハプニングがあってレコード契約を失ってしまったが、そのレコーディングまでに時間が空いた分、楽曲アレンジに力を入れたのではないかと思える作風になってます。多少METAL CHURCHの『HANGING ON THE BALANCE』と似てますね。"レコード契約を失う"とか"楽曲の幅が広がる"って辺りが。
疾走曲は少なめで本編全12曲中2曲、アップ・テンポの曲は1曲で『WELCOME TO THE BALL』のようなアルバムを期待すると肩透かしを食らうかもしれません。
1曲目からヘヴィなグルーヴで攻めてきますが、あくまでもやはりメタルなんです。余りにもヘヴィだし、この攻撃性は紛れもなくメタルのそれ。それを多彩な楽曲アレンジで見事に聴かせてくれます。
そしてこれらの楽曲を見事に歌い上げるカール・アルバートの歌唱に最大級の賛辞を。どの曲でも素晴らしいんですが、SAVATAGEのギタリストだった故クリス・オリヴァに捧げた⑤THUNDER AND RAIN-PT.1での感情移入が激しい歌唱は余りに素晴らしく、逆に⑧SENSE OF SECURITYでは鬼神の如きメタル・シャウトを響かせ圧倒してきます。本当に素晴らしいヴォーカリスト"でした"。(現在進行形で言いたいところですが…)
ギター・サウンドが若干篭り気味というか若干低音が聴き取り難いですが、それでもクソヘヴィなサウンドは健在、というか以前よりももっとヘヴィになってます。(ダウン・チューニングのせいもあるでしょうが)良い感じにラフなサウンドがカッコいいです。
個人的には『WELCOME TO THE BALL』よりも好きですね、これ。つーか、かなり好きです!まぁ、あまり人気がない作品だっていうことは納得できますけど。(苦笑)そりゃ、『WELCOME TO THE BALL』の方が好まれる作風だってことは充分わかります。このアルバムに関しては自分が少数派なのも承知してます。(笑)でも、出来れば聴いてもらいたいです。後回しでも良いんで。
ちなみに日本盤には名曲『HELLRAISER』と『THE CREST』のライヴ・ヴァージョンが収められています。サウンドが非常に生々しくて、この"完成されてなさ気なサウンド"がまさにこのバンドの音楽性にピッタリとハマッていてカッコいいです!




3. QBC ★★ (2005-09-06 15:12:00)

これも名盤と思う。
ジャケットもかっこいいし。
まさにHeavyMetal的な作品。
疾走でなくても、VICIOUS RUMORSは
素晴らしいと思う。初めてVICIOUS RUMORSを
聴いたのがこのアルバムなので初期作品より
この路線のVICIOUS RUMORSが良いイメージ。



4. ex_shimon ★★ (2006-04-07 00:44:00)

94年、5th
疾走曲が殆ど無くなったけどそれでも名盤

②はスローだけど印象深くてテンポが良い
⑩のギタソロは個人的にはまった泣きメロ
⑪ラストは前作からの延長路線で〆る名曲

前作までと比較したらそりゃ劣るけど
落ち着いた気分の時にはお勧め




5. うにぶ ★★ (2006-07-30 20:44:00)

これまた素晴らしいメタル・アルバムです。曲の幅が広がっても、実力のあるバンドはやはり良いものをつくるという見本のような作品。
メタラァさんがMETAL CHURCHの『HANGING ON THE BALANCE』と比較していますが、確かに共通するものを感じます。ジャケのしょぼさとか、前作の評価が非常に高いこととか。
「THUNDER AND RAIN」だけでもおつりが来るほど感動できますが、アルバムのどこを聴いてもかっこいいし、疾走感は少なめでも熱さやメロディの質で満足させてくれます。
ボーナス・トラックのライヴも美味しい選曲でうれしい。




6. 火薬バカ一代 ★★ (2007-04-07 00:16:00)

ジェフ・ソープが両腕に毛根管症候群を発症して7ヵ月間もGを弾けなくなるわ、ATLANTICレコードから契約を切られるわで、
踏んだり蹴ったり状態のVICIOUS RUMORSが、再起を賭けて'94年に発表した5thアルバム。
妙にシンプルなジャケットを見た時から予想はしてたけど、実際、気だるげな①のイントロを耳にした瞬間、予想は確信へと変わった。
全体的にドロンと澱んだ空気に覆われた、シアトル・サウンドからの影響が色濃く伺える1枚で、
ザクザクとした歯切れの良さが薄れてしまったリフには、これまでの聴き手を一発で虜にする即効性のインパクトはないが、
そのマイナス分を補うかのような踏ん張りみせるのが、Voのカール・アルバート。
パワーと表現力を兼ね備えた彼のメロディアスな歌唱は、ともすれば地味に落ち着きがちな楽曲の魅力を
力ずくでワンランク上へと引き上げている。
また、従来のVICIOUS RUMORS節が冴え渡るドスの効いたOPチューン①や、哀愁を帯びたメロディが
刻まれる⑪といった楽曲もちゃんと収録されているし、何より、事故死したSAVATAGEのG.クリス・オリヴァに捧げられた
組曲⑤⑥の素晴しさが半端じゃない。物憂げなバラード・パートを経て哀メロがキャッチーに疾走する
彼らにしては異色の仕上がりの楽曲ながら、漂う悲壮感が胸締め付ける、何となくANNIHILATORの
名曲“SOUND GOOD TO ME"に通じる雰囲気を備えた名曲だ。




7. cri0841 ★★ (2008-05-24 19:35:00)

当時は、前作と音楽性が変わってたのもあって、あんまり聴かなかった。
でも、今改めて聴き直すと、非常に良い作品だなぁと感心してる。
METAL CHURCHの「HANGING ON THE BALANCE」よりこっちの方が
ずっといいと思うけど。だってプロダクション良いし、曲はよく
練ってあるし。あっちはイマイチやる気感じられないしなぁ。
1曲目はアーチエネミーがリフパクってたけど、なかなかカッコイイ、
ヘビィな曲。全体的に疾走感が乏しいので爽快感は薄いけど、メロディへの
こだわりは、彼らの作品で随一の出来かもしれない。情感たっぷり。
ジェフ・ソープが入院中にマーク・マクギーが主導権握ってるせいかも。
作曲、歌、ギターともにマーク大活躍してます。彼は今いづこへ?
彼らの作品はとにかく超ハイテンションなものばかりで有名だが、
この作品は別かも。ここら辺が今作品がイマイチ人気得られなかった原因か?
(俺がいう資格ないけど・・・)
クリス・オリヴァに捧げたはずが、カールの遺作になってしまいました・・・。




8. すーさん (2022-05-07 18:00:59)

昔買った時はまあまあかな~という感じだったのですが、昨日 welcome to the balls を聞いて感動し、改めて本作を聞こうと思いました。当時は重さとかがわかっていなかったので、グランジとかも聞いた(もちろんもっとヘヴィなメタル、メタルコアも聞いた)後にどう本作を感じるか知りたくてAmazonで中古を買いました。
聴きこんだら、コメント載せますね。



9. すーさん (2022-05-13 17:11:40)

中古で買う前に、我慢できずyoutubeで視聴しました。その時は音がショボかったので駄作だと勘違いしました。
CDで改めて聞くとカッコイイ。前作よりは、少し質は落ちると思いますが、本作も良い!



10. 失恋船長 ★★★ (2024-02-06 19:30:17)

リリース当時はまともに聴くこともなくモダンな匂いがする、即終了でした。ジェフ・ソープよお前もかである。
ところが2000年を過ぎで、こちらもモダンなサウンドに慣れ抗体が出来ました。そういう耳になってから聴くと今作の評価も変ってきますよね。ヘヴィネスさに比重を置いたパワフルなサウンド、その無頼な音楽は時代にすり寄ってはいるが、今の若い人には逆に80年代のスタイルに古さを感じると想うので、こちらの方が馴染みやすい可能性すら感じさせ、この時代の音楽性もあながち無駄にはなっていないよなぁと感じさせるものが、実は往年のスタイルに復活後も脈々と連なる、彼らの血脈なる鋼鉄サウンドのDNAが刻まれていると思います。③など彼らの風格が音のノリ新機軸を上手く打ち出している。唄えるシンガーの存在も大きい、④もモダンだがオールドスクールに寄りかかりながらも、時代に挑戦している。組曲となる⑤⑥もアルバムとしては出色の出来映え、力強いスピードナンバーを期待すると肩透かしを喰らうアルバムではあるが、多様性を認知出来るマニアならば、こういう作風に落ち着いた90年代半ばという時代背景も飲み込み楽しめるのではないでしょうか?また若い人にも訴求するだけの斬新さがあり、初期のガチムチメタルよりも受け入れやすい可能性もありますので、お試しあれですね。でもサブスクにないんだよなぁ
まさかカールの遺作になるとも思わなかったよねぇ



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