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FAR FROM THE MADDING CROWD (2003年)
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FAR FROM THE MADDING CROWD
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解説 - FAR FROM THE MADDING CROWD
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 定ちゃん ★★ (2004-01-03 23:01:00)

デンマークのプログレ・メタルバンドの3作目。
日本デビュー作である前作も悪くはないけれど、何か一歩抜け出した部分が足りなかった。
しかし、ヴォーカルにニルス・パトリック・ヨハンソンを迎えたこのアルバムの出来は素晴らしい!
このヴォーカリスト、初めて聴いたんやけど、パワフルで圧倒的な歌唱力を誇り、凄いの一言です。
前作よりもより疾走感が増し、アイリッシュ風メロディを導入(ゲイリー・ムーアの傑作アルバムWILD FRONTIER風です)し、叙情メロディ 攻撃力の加わった楽曲には圧倒されっぱなし。
ラプソディを更に硬派にした音作りに、起伏の激しいプログレッシブな楽曲は抜群の完成度を誇ります。
年末に凄いアルバムの登場です。




2. メタラァ ★★ (2004-01-07 23:06:00)

アルバムのタイトル、「CROED」じゃなくて「CROWD」ですね。なんか揚げ足を取るようで悪い気もしますが…。
さて、アルバムの方ですが、これはいいです!!
ラジオで2,THE ROAD GOES EVER ONを聴いて「これは!!」と思いすぐさま購入。
民族音楽を取り入れた(特にアイリッシュなメロディ)プログレッシブなメタルです、簡単に言えば。プログレ色は結構濃く、たまにホントにびっくりするような展開もあります。まぁ、そこが「意外すぎてちょっと変」と感じる人もいるでしょう。いやいや、この展開がまた良いんだってば。
6,LONGING FOR THE WOODS PARTⅡ:THE RING OF FIRE 10,LAND OF OLDEN GLORYのようなパワーメタルっぽい曲もありますが、単純なパワーメタルではないのでそこはお気を付け下され。
全体的に疾走感は結構あります。
あと、ヴォーカル!!上手過ぎ!!「誰だ、これ?」と思いながらラジオを聴いていると、なんと「リチャード・アンダーソンズ・スペース・オデッセイ」などで話題となったあのニルス・パトリック・ヨハンソンだと言うではないか!!
この人、ホントに上手いよぉ。「声色、いくつ持ってるの?」「凄い声量だね!」と思いましたよ。結構暑苦しい歌い方をするところがあるので、と言うかそれが彼のある意味「本領発揮ヴォーカル」なので好き嫌いはハッキリ分かれそうですが、これは誰が聴いても実力のあるシンガーなハズ。ドラマーもかなり上手いと思うなぁ。ギタリストもティロティロと華麗なソロをキメてくれる。
インスト曲もかなりスリリング且つメロディアスで緊張感が途切れるどころか益々エキサイトさせてくれる。いやぁ、このバンドのソングライティングには恐れ入る。
個性もあるし実力もある良いバンドです。と言うか、本作は名盤だと思います。傑作です!!




3. ★★ (2004-05-17 21:50:00)

2003年に発売され、日本でWuthering Heightsをより有名にした三作目となるアルバム。
一作目から歌っていたボーカルに代わり現Astral Doorsのパトリックヨハンソンが歌っている。
さてこの作品だが、結論から言うとかなりよく出来た作品です。
今作は一作目からの作風である「民謡風プログレ風味メタル」という、かなり聞き手を選ぶ作風を貫きながら、
その味を失わない程度にうまく聞きやすく楽曲を洗練してきた印象。
また特記しておきたいのはボーカルとドラマー。
かねてよりさまざまなところでその実力を評価されている衝撃の新人パトリックヨハンソンをボーカルに起用したのは大正解で
このバンドの音楽性によくあったパワフルで暑苦しい歌唱を聞かせてくれる。
しかしながらこのアルバムではパワフルで暑苦しい声だけでなく、クリーンで澄んだ声とところどころで使い分けるという妙技を披露してくれている。
個人的に、この一人二役っぷりには大いに驚かされた。
またドラマーのモーテン・ソーレンセンであるが、前作からこのバンドでドラムを叩いているのだが、
今作では前作にまして強烈なドラミングを披露してくれている。サウンドプロダクションがパワーアップして、くっきりと音が聞こえるようになったせいもあるのだろうけど。
民謡風プログレ的パワーメタル(?)が嫌いでない方は、是非手にとってみましょう。お勧めです!
以下は個人的な感想なのですが、このバンドは長いインストパートをはさむ曲が多いにもかかわらず、結構耳を惹きつけるインストを演奏しますね。
めちゃくちゃ強烈なネオクラ的ギターソロとか、キーボードとギターが激しくバトルとか、そういうタイプのインスト部でないにもかかわらず
アルバムの雰囲気を崩さない、味のある演奏をする演奏陣には個人的に大満足。
よくVoのパトリックに話題を奪われがちですが、このクオリティーを支えているのはやはりバンド全体の力量なのですね。




4. Metropolis ★★ (2004-08-05 17:19:00)

パトリック・ヨハンソンの歌と驚異的なドラミングが印象に残りました。
プログレメタルにカテゴライズされがちですが、プログレとヴァイキングとメロパワのいい面をブレンドしたような、漢のメタルです。
メロディラインといい、コテコテでありながらくどすぎない楽曲のドラマ性といい、これは名盤です。パトリック・ヨハンソンのクリアーなトーンとディオ声のコントラストが素晴らしく「一人二役」のような感じです。




5. ドクトル・メタル ★★ (2004-08-05 21:14:00)

プログレメタルにカテゴライズされるようなグループの発表する作品に、あまりはまりきれないことが多い自分ですが…、これは興奮もの!
ベストチューンは、LONGING FOR THE WOODS PARTⅡ:THE RING OF FIRE !!!




6. フォ ★★ (2004-09-08 20:54:00)

とにかくヴォーカルすげー。それと疾走かっこよすぎ。6と10が最近のヘビーローテです。
もっと多くの人に聴いてもらいたい。これは凄い。



7. ハリス ★★ (2004-11-14 01:06:00)

以前、雑誌で見てちょっと気にはなってたんですけど今回なんとなくジャケ買い。
これは激シブですな。
正統派なかっこよさに民族的な雰囲気が混じったものが好きな人にはたまらんでしょうな。
しかし、LONGING FOR THE WOODSはPARTⅢまではいらなかったのでは… と思うのは自分だけでしょうか?



8. 最強診断士 ★★ (2005-01-03 17:00:00)

個人的に超神盤に奉ってやりたいぐらいの勢いがする作品です。
展開が複雑ということもあってホントに何回聴いても飽きない。にもかかわらず同じポイントで毎回悶絶させるXaポイントが各所にちりばめられているのには脱帽するしかない。
それにも増して凄まじいのがヨハンソンのヴォーカルワーク。穏やかな小川の流れのような清らかなクリーントーンから、突然マグマのように怒れる激走ブルータリティヴォイスに一変する様には全身の血が逆流するかのような衝撃を覚えました。
とにかく買いの作品。次回作が待ちきれない。



9. メタルン ★★ (2005-01-29 19:06:00)

まさに、くさくさなプログレですね。
自分のつぼにはまるメロディーが多すぎますねぇ。
これはかっこよすぎ!




10. カリスマ ★★ (2005-09-08 16:18:00)

演奏力、歌唱力共に実力は申し分ないと思うのですが、メロディがいまひとつかなと・・・民族音楽が苦手な私にとっては、微妙でした。ファルコナーやブラインドガーディアンが好きな人は気に入るかも。



11. k.s.m.2 ★★ (2005-09-08 19:44:00)

日本デビュー自体は知っていたのにスルーしていたバンドですが、ここでの評価が高いので購入してみました。
ASTRAL DOORSで声は知っていましたが、本当にロニー様ですねぇ。二種類の声色の両方が、若干パワーに欠ける感があるのは、キャリアの浅さ故でしょうか?
それにしても、これをプログレ風というのは、個人的には違和感が大きいです。思いついたフレーズを何でも繋げていった結果、テンポとリズムのチェンジが異様に頻繁な長い曲が出来た、といった風情なので。別にKeepersの系譜の末端であるから嫌だ、というつもりはありませんが。
同じ拍が1分続かない構成は、もはや組曲とも言えないフラグメントぶり……落ち着かないのは確かです。まぁ、昔のプログレ・ロックのアルバムだと、一曲が2分以内のものをインストを挟んで繋げていってアルバム一枚、みたいな作品も多いですが。
それで嫌いな作品かと言えば、そうでもない。ここまでやってしまえば、個性だとも味だとも思えます。でも、未熟だったり外した出来だったりする作品を作った日には、目も当てられないだろうなぁ……(苦笑)そういう意味で、次も買い足すバンドには成り難いと思います。




12. 斎藤茂吉 ★★ (2006-11-03 21:02:00)

飽きさせない曲展開、
思わず微笑んでしまう民俗音楽ぱーと、
上手くはないが味のあるギター、
そしてあのドラム!なんですかアレは。
キャッチーなメロディーが疾走するリズムに乗る。大好きなバグパイプも絡まって個人的に大ツボな一枚です。ブラインドディアンの世界観が好きなら気に入ると思います。



13. ロイハイメン ★★ (2010-05-21 04:17:00)

次作が一番点が高いが、本作が一番お勧め。
もっと有名になってほしいね。
このアルバムではきれいな声のパートが多くてイイね。
彼のアツイ声はそこまで好きではない…。



14. 聖なる守護神 ★★★ (2017-01-28 14:00:31)

まず内容で云ったら本作が一番なのではないだろうか?。
前作まで参加していたクリスチャン・アンドレンからニルス・パトリック・ヨハンソンにチェンジした事と、エリック・ラヴンのコンポーズ力とが上手く共鳴し古典的様式美HM/HRの名盤を作り上げた1作。
クセの強めのパトリックの歌唱には拒否反応もあるかも知れんが、とにかく楽曲の充実度がハンパなく、プログレッシヴ云々ではなくその牧歌的メロディと古典に拘った姿勢は素晴らしい("メロスピ"云々で語る方も多いようだが、個人的には古典的HM/HR的と思うし、系統的に云えば初期虹を頂点とした様式美系に属するのではと思っている)。
最後に...名手モルテン・ソーレンセンのプレイだけに限って云えば個人的には前作の方が好みだし前作に軍配を挙げたい。



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