アルバムのタイトル、「CROED」じゃなくて「CROWD」ですね。なんか揚げ足を取るようで悪い気もしますが…。 さて、アルバムの方ですが、これはいいです!! ラジオで2,THE ROAD GOES EVER ONを聴いて「これは!!」と思いすぐさま購入。 民族音楽を取り入れた(特にアイリッシュなメロディ)プログレッシブなメタルです、簡単に言えば。プログレ色は結構濃く、たまにホントにびっくりするような展開もあります。まぁ、そこが「意外すぎてちょっと変」と感じる人もいるでしょう。いやいや、この展開がまた良いんだってば。 6,LONGING FOR THE WOODS PARTⅡ:THE RING OF FIRE 10,LAND OF OLDEN GLORYのようなパワーメタルっぽい曲もありますが、単純なパワーメタルではないのでそこはお気を付け下され。 全体的に疾走感は結構あります。 あと、ヴォーカル!!上手過ぎ!!「誰だ、これ?」と思いながらラジオを聴いていると、なんと「リチャード・アンダーソンズ・スペース・オデッセイ」などで話題となったあのニルス・パトリック・ヨハンソンだと言うではないか!! この人、ホントに上手いよぉ。「声色、いくつ持ってるの?」「凄い声量だね!」と思いましたよ。結構暑苦しい歌い方をするところがあるので、と言うかそれが彼のある意味「本領発揮ヴォーカル」なので好き嫌いはハッキリ分かれそうですが、これは誰が聴いても実力のあるシンガーなハズ。ドラマーもかなり上手いと思うなぁ。ギタリストもティロティロと華麗なソロをキメてくれる。 インスト曲もかなりスリリング且つメロディアスで緊張感が途切れるどころか益々エキサイトさせてくれる。いやぁ、このバンドのソングライティングには恐れ入る。 個性もあるし実力もある良いバンドです。と言うか、本作は名盤だと思います。傑作です!!
以前、雑誌で見てちょっと気にはなってたんですけど今回なんとなくジャケ買い。 これは激シブですな。 正統派なかっこよさに民族的な雰囲気が混じったものが好きな人にはたまらんでしょうな。 しかし、LONGING FOR THE WOODSはPARTⅢまではいらなかったのでは… と思うのは自分だけでしょうか?