このアルバム最大の欠点は良い曲がぎっしりありながらも他者提供の曲と自作曲の色合いが全く違う点にあります。
多くの人がこのアルバムに対して述べている「良さがわかるまで時間がかかる」原因の一つがここにある気がします。
冒頭の曲と、この曲を含むアルバム後半の自作曲は米国南部でかつて発生した悲劇的な洪水についてテーマを求めたコンセプト曲です。
本人達も商業性優先で他作曲を受け入れるのに葛藤があったようですが、このアルバムの自作曲には思い入れがあるようです。
後のライブでも売れ筋で無い(失礼！)本アルバム自作曲を割とよく取り上げてます。
スティーブ・ウォルシュにとっては自信作だったようですね。