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OPUS MAGNUM (2008年)
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OPUS MAGNUM
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解説 - OPUS MAGNUM
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2008-11-13 21:09:00)

2008年発表の3rd。
ミディアムテンポの重厚なデスメタルを主体に、混声クワイアやど派手な
オーケストレーションを大胆に導入した、超が付くほど大仰なシンフォニック・デス。
デス由来のエグいへヴィなリフだけでなく、メロデス的なメロディックなリフも聴け
ある程度は聴きやすい音になってはいますが、そのメロディにもどこか禍々しい狂熱が
感じられ、宗教的というか、神話レベルに踏み込んだ壮大さがあるのが特徴ですね。
威厳に満ちたディープなデスヴォイス、超大仰なシンフォ要素にも飲まれる事の無い
デス由来のバンドサウンドのヘヴィネス、静と動を上手く用いた劇的な展開など、
全ての要素が壮大な世界観の構築に向けられている感じで、全編を通じて、人の歴史が終わり
神話の時代が到来する時、世界を包む浄化の炎の中で演奏してるようなイメージの浮かぶ、
テンションの高い作品になっていると思います。
ゲームで言うなら総プレイ時間の99%がラスボス戦に費やされるRPG、漫画で言うなら
「ベルセルク」や「Bastard!」の一番派手シーンな所だけ抜き出した物の様な大仰さで(笑)、
普段からメタルを聴いている人を引かせてしまうほどブルータルという訳でもないし、
デス要素が大丈夫であればRHAPSODYやTURISASなど、ドラマティックなメタルが好きな人
全般に勧めてみたい作品。スポーンと千手観音を混ぜ合わせたようなジャケや、テケテケ風の
メンバー写真など独自の美意識の感じられるアートワークも面白いですよ(笑)。
しかし、これ程のバンドが日本で話題にならないとは…
やっぱり、日本だとバンド名が「ほうれん草」に見えて敬遠されるのかな…?



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