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A (1980年)
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1. 正直者 ★★ (2018-09-01 19:46:47)

メンバーチェンジを余儀なくされたイアンは、かねてから考えていたソロアルバムに着手する。元々はジェスロタルはイアンのバンドなのにソロとは?いかなる方向性に向かうのか興味が注がれていました。
結局はリリースにあたりレコード会社から、バンド名義で出せとプレッシャーを受けることに、それに伴い音楽性にも口を出してきた。

イアンは当時流行りのニューウェーブを意識したものでソロアルバムらしい意欲に溢れるものだったが蓋を開ければフォーク/トラッドも無理やり押し込んだ作風になった。
一番の問題は、これをバンド名義で出した為に、ジョン・エヴァンを解雇せざるをおえなかった事件が問題だろう。

エディ・ジョブソンのエレクトロニクスがアナログなサウンドと上手く融合しているのだが、それまでも流れから大きく逸脱している為の多くのファンを失うこととなった。かなりの問題作であり、幾度ジェスロタルらしい魅力を発見できないのだが、それは前述したソロアルバムの為のアルバムだった。したがって方向性が違うのは当然の結果である。
この一枚の失敗で、このバンドを見限ってほしくない。もし、このアルバムがイアンのソロだったら好意的に受け止められ高い評価を得られたと思う。けして質は低くないのだ。そして次へのステップへと確実に影響を及ぼしている。その一点だけでも価値は大きいのだ。

キーボードの裏でなり響くイアンの崇高なフルートの音色が空しく響いているのも間違いないけどね。




2. ★★★ (2021-07-22 01:24:32)

イアン・アンダーソンのジェスロタルと言う見方ではなく、UK解散後のエディ・ジョブソンの活動と言う意味では、非常に興味深い。曲はイアン・アンダーソンが書いているとは言え、エディ・ジョブソンの経歴の中でも不思議な作品だと思われる。


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