この曲を聴け!
SHOGUN (1986年)
MyPage

SHOGUN
モバイル向きページ 
解説 - SHOGUN
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. せーら ★★ (2004-03-30 23:49:00)

TOKYO BLADEの元メンバー(ヴォーカル、ベース、ドラム)が結成したバンド・将軍(笑)の1stアルバム。86年発表。
ジャケットに描かれているのは獅子舞なのですが、獅子舞は獅子舞でも日本のではなく、どう見てもインドネシアのバロンの方。なんでやねん(笑)勘違いってヤツでしょうか。本気でウケ狙いだとしたら相当のやり手ですね、この人ら。
わたしはTOKYO BLADEの元メンバーのバンド、というよりも将軍という名前にヤラレ、100%興味本位で買ったわけですが...ビックリです。何と本作は捨て曲なしの好盤なのでした。1曲目「TOO MUCH IN LOVE」からいきなりキテます。この哀愁美、まさにTOKYO BLADEの再来!本作こそ真にTOKYO BLADEの2nd「闇を裂け」に続くアルバムだ!
疾走系は少ないですが、「SOMEONE TO LOVE」のようなミッドテンポの楽曲を思い出して下さい。ああいう感じの良質で哀愁味たっぷりの楽曲が目白押しなのです。
アランのヴォーカルは相変わらず音程が甘いものの、哀愁のコーラスは絶品。ギターも派手さこそありませんが、ツボを押さえたプレーで貢献。
TOKYO BLADEファンはとりあえず必携の好盤!将軍って名前だけにつられて買ったとしても損はありません。未CD化ですが2ndも結構良いらしいです。CD化してよ将軍様~。




2. てかぷりお ★★★ (2016-01-25 23:55:39)

1986年の1stアルバム
VoはTOKYO BLADEの1stとその後少し歌っていたアランマーシュ ショーグンというバンド名がハイセンス
バンド名はともかく、バカにできないクオリティの作品 ぶっちゃけTOKYO BLADEよりもアルバム全体の品質は高いんじゃないのかな 作風はメロディアスハード寄りの正統派サウンド アランマーシュの歌うVoのキャッチーな歌メロや透明感のあるコーラスが耳を惹きます 無名ギタリスト氏のいちいちカッコいいフレージングもかなり好みでアルバムのクオリティとお気に入り度がぐっと増します
メロディ重視の作風だと思うんですが、6.Burning Down The Nightみたいなハイレベルなツーバスドコドコもしっかり備えてるのがニクい

僕が買った再発CDはオリジナルとは曲順が違うようです 6分弱のバラードTime Will Tellがアタマになっておりかなり挑戦的だなと思いましたね 
何はともあれとてもいいアルバムです




3. 失恋船長 ★★★ (2016-04-11 14:16:59)

音楽性の相違などで空中分解したTOKYO BLADEのアンディ・ライトンは同じくTOKYO BLADEのシンガーだったアラン・マーシュに声を掛けCHINATOWNのギタリストのダニー・グウィリム等と供に新たに結成したのがこのバンド。テレビ東京に番組を提供する制作会社が喜びそうな日本大好きぶりが窺い知れるバンド名もTOKYO BLADE譲りと、親しみを持って迎え入れたい所ですね。NWOBHM仕込みの哀愁系サウンドとキャッチネスさを共存させたソリッドなナンバーから甘口のナンバーまで収録と懐の深い作風を披露。1986年という時代背景や分裂前のTOKYO BLADEの方向性を巧みに取り込みつつも、華やかな派手さは抑え気味の素朴な雰囲気は英国的なニュアンスを十分に醸し出している。そこにマイルドだが湿った歌声もロックな熱を帯びており、泣かせるエモーショナルなギターとの絡みも上々で、それなりの音楽的スケールの大きさを堪能できる瞬間がカッコいいですね。個人的にはエッジの効いたメタリックなナンバーと甘口な楽曲の収録順やヌルイ音質に少々苦言を呈したくなりますが、お好みで聴けば不満は概ね解消できるので問題なしです。広がりのある音楽性は後期NWOBHM群の一つとしては、皆が進んだ方向性とも言えるので時代背景を考えて聴くと興味深さも倍増しますね。NWOBHMブームも過ぎ去り英国ではHM/HRシーンなど壊滅的な状況の中で暗中模索を繰り返し、その中で多彩な音楽性が反映された意欲作。暗く湿った英国風メロディアスHM/HRサウンドの中に適度な明るさも持ち込んだ作風はマニアならずとも一度を試してみたくなる一品ですね。


発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示