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URIZEN
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AUTOCRATOPOLIS
(Usher-to-the-ETHER)
EPILOGUE : NOTHING IS EPIC...AND SO IT IS
/ UNIVERSE
(Usher-to-the-ETHER)
A NEW REVELATION AND THE BLISS THAT RETURNED
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A BUDDING CONSCIOUSNESS AND THE DIFFICULTIES OF LIFE
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A NOISELESS FLASH AND THE JOY THAT FOLLOWED
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AUTOCRATOPOLIS
2005年発表の1st。
まだ8-bitサウンドに目覚める前の音源ですね。
と言っても、この時点からかなり独特なサウンドを構成。
流れるように炸裂する流線型トレモロリフ疾走を聴かせつつ、ARCTURUSやBORKNAGARをヤケクソにしたような奇怪ながらキャッチーなコーラスパート、雨垂れを思わせるようなお洒落なピアノ、果てはCRADLE OF FILTHリスペクトっぽいゴシック系キーボードの導入などもあり、聴き手を欺くように展開するアヴァンギャルドな路線。
脱メタルしている部分もかなり多く、3曲目がいきなりメタル要素皆無な、オールクリーンヴォーカルの曲だったりします。お洒落なピアノが良いアクセントになっていて、アヴァンギャルドながら散漫な感じがしないのは良いですね。全体的にARCTURUSから強い影響を受けていそうな音。特に「La Masquerade Infernale」のエキセントリックさや全体の雰囲気、「The Sham Mirrors」のケレン味が受け継がれている気がします。
で、ここまで書くと、非常な良盤に思えるんですが…ブラックの価値観を意図的に逸脱した作風としても、音が妙に軽い気がするし、ほとんど歪まない、喋り声以上、デスボイス未満のヴォーカルは正直苦手。この辺りで画竜点睛を欠いてしまっている印象があるんですよね…独特なのは良いんですけど、個人的にはもう一歩というか、多少不満の残る出来。
Usher-to-the-ETHER
★★
(2013-02-18 12:36:32)
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EPILOGUE : NOTHING IS EPIC...AND SO IT IS
/ UNIVERSE
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ブラック要素のない曲ですが、後半は結構好きですね。
ULVERの「METAMORPHOSIS」に入ってても違和感の無さそうな曲。
っていうか、かなりその頃のULVERを意識してると思う。
Usher-to-the-ETHER
★
(2008-10-28 21:45:15)
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A NEW REVELATION AND THE BLISS THAT RETURNED
/ UNIVERSE
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最初の10秒だけやたらシリアス(笑)。
それからは…他の曲同様ファミコンキーボードが入るわ、ピコピコ音と語りを絡ませて遊び出すわ他の曲以上にやりたい放題です。
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2008-10-28 21:43:41)
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A BUDDING CONSCIOUSNESS AND THE DIFFICULTIES OF LIFE
/ UNIVERSE
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このキーボードの音色とそれに合わせたリフの捻くれ具合が良いなぁ…。シンフォニックブラックの突然変異体とも言える音なのかも。個人的には、こういう曲がもう少し多ければよかったと思う。せっかくネタは面白いのに、この少なさだとネタを見せただけで終わってしまった印象がある。
しかし、「人生の困難」…そんなシリアスな曲なんですか、これ(笑)
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2008-10-28 21:42:27)
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A NOISELESS FLASH AND THE JOY THAT FOLLOWED
/ UNIVERSE
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もう、これ衝撃以外の何物でもないですよ…マリオか何かのカヴァーだと思ったし。最初に聴いた時は呆気に取られるばかりでしたが、今では聴くたびにブラックパートへの移行部分で吹きそうになります(笑)。よくこんな所まで再現したなぁ…。
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2008-10-28 21:40:20)
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UNIVERSE
2007年発表の5曲入りEP。
販促シールによるとテキサスのメロディック/アヴァンギャルドブラックとの事。
「Urizen」はイギリス・ロマン派の詩人ウイリアム・ブレイクの詩に出てくる固有名詞で、「Your Reason」、つまり理性を象徴する存在であり、研究者によってはブレイクは旧約の神のイメージを「Urizen」に重ねていたと見ている人もいるようです。個人的にブレイクはULVERが彼の作品「天国と地獄の結婚」のテキストに丸々曲を付けたり、授業で彼の詩を取り扱ったことがあったりして縁があったのと、そういう神秘的なシンボルをアヴァンなブラックメタルで表現したら面白くなりそうだな…と思ったので購入。その結果は…。
「なんじゃこりゃ!!?」って感じです。
まーーーったく、イメージと違うんですけど…(笑)。
まずプレイボタンを押してすぐに驚愕、というかプレス工場で間違ったCDが混入したのかと思いました。なにせいきなりファミコン風キーボードによる、初期RPG風のメロディによる洗礼ですからね…。そしてドラクエで敵にエンカウントしたときのSE風の音と共にブラックパートに突入(爆笑)。
ブラックパートでもファミコン風キーボードが活躍し、それに合わせてリフの方もメロディを強調するような妙な捻れ具合で実に面白いです。ヴォーカルはほぼ普通声で、Simen(Vortex)風の妖しい歌い方。この人の歌い方はSimenのそれよりも滑稽味があるように思います。
最早ブレイクの詩や版画絵のイメージとは光年の開きがあるような音で、ブレイクの詩が好きな人にはとても勧められませんが、へんてこブラックが好きな人にはお勧めかもしれません。個人的には楽しめはしたんですが、1曲目の半分と3曲目がファミコンキーボードソロで、5曲目がブラックメタル要素のない曲で、ブラックメタルパートが全体の半分くらいしかないのは凄く不満。路線自体はかなり好みなんですけどね…。いくらEPでも物足りないです。
Usher-to-the-ETHER
★★
(2008-10-28 21:37:00)
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