ふむふむ、なるほど皆さんの意見は参考になります。 メタリカが「これからは重い時代だぜ」と宣言したのを知ってたのでこのアルバムは私は当時から何の問題もなく受け入れられたのですが、単発として聴くとそうではない人もいるのかも知れませんね。 Into the pit、これはPainKiller第2章でしょう。2,3曲目はロブ・ハルフォードの七色の声が久しぶりに聴けたような気がします。4曲目は重たくていい。5曲目からまたテンポがあがってくる。ここまで聴いて、各楽器の音が非常にエッジがたっていて気持ちがいいと感じる。6曲目、7曲目は私にとっては繋ぎ(^^) 8曲目のLittle Crazyがいい。ほんとこの人(バンド)は曲作りがうまい。そして最も好きな9曲目のContortion。これはロブはもちろん、バンドとして評価すべきいい曲だろう。構成の関係で後ろの方にあるが、このアルバムのテーマを最も表しているし、単純にいい曲。体の筋肉が膨張してくる気がする。10曲目のKill itもいい。アルバムの後半に来てバンドとしていい曲が目立つ。コーラスのサビがいい、というのは明らかにJudas時代とは異なる。エッジの聴いた各楽器とコーラスが全部ひとかたまりで聞こえる。意味なんか関係ないぜ、いっしょに叫ぼうぜ。 私は、Judas離脱後のHalfordがいきなり良いアルバムを作ってくれたことに単純に喜んだものです。
賛否両論になってるかと思いきや、意外と皆さん好意的なんですね。(マイナスの意見だから書かないっていう人もいるんだろうけど) そういう俺は、まぁ悪くはないけど、そんなに好きでもないっていう感じです。 ライナーにもあるようにヘヴィ且つソリッドで、プリーストにモダン(発売当時の"モダン")なヘヴィネスを導入した雰囲気というのはまさに想像通りで、HALFORDよりも正統派メタル色が薄く、モダンなヘヴィさが濃いめのサウンドですね。それでも、なかなかメタルしてます。 でも、出来としては数曲を除いて個人的にはつまらなくて退屈でした。たまに出てくるメロディアスなギター・フレーズなんかには「オッ」と思わされたけど。①INTO THE PITなんかは凄く格好良いと思うな。 その①INTO THE PITや②NAILED TO THE GUN路線の曲が多ければもっと好きになれたと思う。勿論全曲そういうのだと途中で飽きちゃうでしょうけど、メインはそういう路線で…。 でもまぁ、もしまだこのアルバムを聴いていなくてこのアルバムに対してネガティヴなイメージを抱いている人は一度聴いてみた方が良いですね。多分、聴いた後には大きくネガティヴな意見は生まれる人は少ないと思う。 俺は手放しで絶賛するというわけじゃないけど、悪くはないと思う。まぁ、アルバムを通して聴くと好きになれない曲の方が多いのでダレてしまいますが、良い曲もしっかりありますからね。 ただ、このサイトでの絶賛の嵐はちょっと意外でした。最初に言ったように、賛否両論になってるかと思ってたから…。
20年振りくらいに聴いたけど、 イントロからのムード満点のLaid to the Restや 感極まるReality,a New Beginningは 正統派感が程よく、今でもかなりイケる。 今聴いても、カッコいい曲も多く、 Nailed to the Gunの重たいノリは抜群。 歌詞もメタル時代のクサさを排除した分、リアルに感じ聴けるし。 ロブの現役感みなぎる衝動と イキのいい若手ミュージシャンが ピンポイントで融合した(スコットがつなぎ合わせた)名盤。