彼らの3rd。 全体の出来からいくと次作の方が素晴らしいが、何と言ってもこの作品には彼らの代表作である“Curse the Gods"、“Life without Sense"の2曲が収録されているだけで高ポイントである。トリオ編成などとはとても思えない圧倒的なスラッシュサウンドがなんとも心地良い。 再結成してからのサウンドは次作よりもむしろこの作品の方に近く、何もここまで遡らなくても・・っと思えてしまう。12月にはライブ作品をリリースするようだが、上記の2曲は是非入れておいて欲しいですね。
CURSE THE GODS、ETERNAL BAN、LIFE WITHOUT SENSE、CONFUSED MINDは、もっと演奏が上手ければスラッシュ史に残る名曲だったと思います。 かなり簡単なことしかやってない(のにヘタに聴こえる)ドラムや、CONFUSED MINDのイントロ静かな部分でモタついてるベース。アラを探せばキリがない。 でも、この頃のDESTRUCTIONは、一発で彼らと分かるオリジナリティーがありました。 特にギター。ランディー・ローズの音を意識しているのはミエミエだけど、丸コピじゃなくて更に金属的な音作りをしたのは偉いっ! ツイン・ギターになってドラマーが交替して、音楽的にも技術的にもハイ・レベルになったRELEASE FROM AGONYよりもこっちの方が好きです。