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RAGING SILENCE (1989年)
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RAGING SILENCE
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解説 - RAGING SILENCE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-11-08 16:48:00)

現ラインナップ初のスタジオアルバム。
1曲目から、ARGENTのカバーが渋すぎます。ゴールビー時代のメロディアス路線を踏みつつ
よりハードでねちっこいギターも復活してくれています。
バニー・ショー氏とボックス氏は曲作りにおいても相性が良いですよ。




2. 杉本 剛 ★★ (2008-03-20 00:22:00)

前作"LIVE IN MOSCOW"のメンバーで初のスタジオ録音。'89年の作品。カヴァー曲も取り入れたハード・ポップ路線は、'82年の"ABOMINOG"以降変わっていないが、より厚みを増したサウンドとパワーのある演奏は、20年のキャリアを持つバンドとは思えないほどの若々しさがある。またバーニー・ショウのヴォーカルは、バンドにすっかりフィットしているが、多重録音されたコーラスは初期のそれとはかなり変わってきている。尚amazonで探すときは"RAGING SILENCE"で探してね。



3. モブルールズ ★★ (2009-09-06 18:17:00)

完全にアメリカンなサウンドになったが、華麗という点では昔からの美点も残っていると言えるか?3曲あるカヴァー曲がどれもカヴァーするほど良い曲か?と疑問に思うが総じて捨て曲は無い。BLOOD RED ROSES・RICH KID・CRY FREEDOMの3曲は特に良く出来てると思う。ミック・ボックスが良いフレーズを弾いている。バーニー・ショウも力強いハイトーンを聴かせてくれる。初期にこだわるファンには無理にすすめないが、一聴の価値あり。



4. ら~しょん ★★ (2012-05-13 23:56:14)

80年代のハードポップ路線の集大成的な作品ではないでしょうか。70年代の作品の面影はほとんど無いが、それでも全く違うアプローチで捨て曲なしのアルバムに仕上げてしまうのはさすが。



5. 火薬バカ一代 ★★ (2012-06-15 07:19:35)

バーニー・ショウ(Vo)&フィル・ランゾン(Key)という元GRANDPRIX組が加入し、以降20年に亘って続く磐石の布陣となったURIAH HEEPが'89年に発表した17thアルバム。
西側HRバンドとしては初となるソ連でのライブを成功裡に終わらせた勢いと、また、それに伴う英国でのURIAH HEEP再評価の機運の高まりに乗じて制作された・・・と書くと、何やら初期の作風に立ち返ったアルバムのように思われるかもしれませんが、実際はそんなことはなく、今回も路線としてはポップ・ロック・サウンド。いきなりARGENTのヒット曲のカヴァー①で幕が開く本編も思いっきり腰を砕けさせてくれます。
これといったキメ曲が見当たらず、その昔、購入した事をすっかり忘れて痛恨の2度買いをカマしてしまうぐらい自分の中では影の薄い本作ゆえ、他のURIAH HEEPの傑作群と比較するとどうしても評価が辛くなりがちですが、粘りの効いたミック・ボックスのGワークや、バーニーの熱唱、トレバー・ボルダー&リー・カースレイクのダイナミックなリズム隊の働きぶりは流石の聴き応え。また、早くもフィルが積極的に曲作りに関与しているだけあって、収録楽曲はポップであっても躍動感やダイナミズムまでが失われているわけではない。英国で高評価を受けたのは伊達じゃないと思わされるだけのクオリティはしっかりと備えています。
前任Voのピート・ゴルビーが提供してくれた②(こっちをOPナンバーにすれば良かったのに)、TV伝道師を皮肉った③、ミックのエモーショナルなGプレイが堪能できる⑩なんかは間違いなく優れた楽曲と言えましょう。尤も、個人的にこのアルバムで一番好きなのはLE ROUXの名曲のカヴァー⑨なんですけどね(えー)。
機会がありましたら彼らのアルバム『SO FIRED UP』も名盤なので是非どうぞ。




6. 失恋船長 ★★★ (2018-05-19 16:08:10)

本格的に動き出したバーニー・ショウとフィル・ランゾンを加えたラインナップによるスタジオアルバム第一弾。日本一権威ある商業誌にて、すでに死んだバンドと評された事が決定打となり、日本での求心力の低下に歯止めはかけられなかった。今もって解散することなく歩み続けるレジャンダリーなモンスターバンドの偉業に見合うほど、知名度もないのが現状ですね。

いきなりカヴァーソングで始まりアレっと肩透かしを食らわされますが、前任者のピーター・ゴルビー作の②から新生サウンドが全開、バーニーも力強い歌声で期待に応えています、この時点でキーボードも持って生き方など80年代的で、HEEPらしくないよ。と言えばそれまでですが、このアルバムは89年のアルバムなので、逆に渋いハモンドなんて持ってきたらプロデューサーにボリュームオフされるでしょうね。求められたモノが違うし、だからのメンバーチェンジですから、これがダメなら今作を聴き続けるのは困難でしょう。
ポップでロマンティックな③などバーニーの甘さもフィット、続く④もミックのエッジの立ったギターが耳を惹きますが、ジョー・リン・ターナーが歌いそうな雰囲気が新生HEEPの可能性を示唆。バーニー・ショウも気持ちよさそうに歌っていますね。
以前のような厳粛さはないが、幻想的な雰囲気もある⑤も映えるし、軽やかに走る⑥への流れもバッチリと決まっているのだ。
狙い過ぎな⑦そして⑧⑨とカヴァー曲が続きます。
3曲もカヴァー曲があり、その為かやや散漫な印象も受けるし、ちょっとヒットチャートを意識した作りにも聞こえる。しかし美しいコーラスハーモニーや多彩な鍵盤プレイの導入の仕方など、質感は大きく違えど、これもHEEPと納得させるサウンドである。
どんなに軽くポップになっても⑩のような曲ですら英国的な響きがあり、大きな看板を背にしている感じますね。

初めて聴いたときの印象はとにかく悪かった。こんなヌルいポップなもんを聴かせるなと悪態をついた事を昨日のように覚えていますが、今となっては軽やかなハードポップサウンドに彩られたベテランの一撃として、アルバムを通して楽しめるのだから、不思議なモノです。でもオープニングからカヴァーってどうだったの?



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