2007年6月4日、Roadrunner Recordsよりリリースされた9thアルバム。
Tama.comのインタビューにおいて、ドラマーのMike Portnoyはアルバムについて、「人々がDream Theaterに期待する要素のすべて、つまりヘヴィでテクニカル、パワフル、ダイナミックさがある。スタイルとサウンドのすべては変わっていないが、われわれは本物の音の爆発にすることを望んでいた。とてもドラマティックで攻撃的だ」と書いている。
「In the Presence of Enemies - Part I」は単にレコードの曲順のために分けられたので、単一の楽曲のままである。Mike Portnoyは、2つの楽曲は続けてライヴ演奏すると詳しく述べた。これにより、厳密に解釈するとDream Theaterで2番目に長い曲となるが、「A Change of Seasons」や「Octavarium」とは異なり、分離したパーツに分けられる。
全米19位を記録。
Producer:John Petrucci, Mike Portnoy
Recorded:September 2006 – February 2007 at Avatar Studios in New York City
2. C3 ★★ (2007-06-06 20:07:00)
個人的には捨て曲なし。中でもRepentanceはニクイほどカッコイイし、Queen風なProphets of Warのインパクトも凄い。何と言ってもラストIn The Presence~Part.1,2がいい。いや~来日が楽しみ。
ファンは一応買っておいた方がよいと思います。ファンでない方は止めておいた方が無難です(笑)。
9. ヤング・ラジオ ★★ (2007-06-07 14:02:00)
最近の彼らの音楽を聴くたびに感じるのは、完全に開き直っているというか、もうセールスや新たなファンの獲得等、彼らはあまり深く考えていないように僕は感じる。例えメンバーが、そう語ろうが.........。何故なら、もしセールスを優先に考えるのなら、この作風は時流に全く迎合していないし......勿論、売れっ子プロデューサーを起用しての方向転換もない...。戦略なんて、どこにもない....。
また、もしホントに新たなファンを獲得したいのなら、何かしらのチェンジがあってもいいハズなのに、全くその気配すら感じない..........。いつもの、彼らの音楽そのものである....。
僕はこの新作は、前作と前々作を足して2で割ったように感じる。1曲1曲にコントラストを多様しながら、作品全体にもコントラストを散りばめる、最近の彼らのサウンドそのものである。
良い意味で、ファンの事など知りません。自分達が作りたいものを作りましたという感覚が、非常に強い作品である。
他人の意見に耳を傾けないバンドこそ、僕は一流であると思う。悟りを開いたバンド、ドリーム・シアター色が強い作品である......。ファンよりも先に、自分達という考え方は、決して間違いではない....絶対に。
10. WILK Ⅱ ★★ (2007-06-07 20:16:00)
ここでは珍しく賛否両論出てて面白いですね。
で、この作品、感想は上のpower slavesさんに全面的に同意。
もう何も言うことはないんですが、DTの限界を改めて感じさせられた作品という罪深いモノとして印象には残るのかも。…無理か。(-)
19. メタルン ★★ (2007-06-10 18:19:00)
7th,8thに比べて個人的に全く即効性はありませんでした。
自分はヘヴィな音などを好むリスナーですが、1回目聞いたときは「・・??」、こりゃ厳しいか…と。
時折見せるソロパートなんかで多少ガッツポーズするものの、聞き終わった後に、どんなメロだっけと前作に比べてヘヴィなのにインパクトが弱いと不思議な現象でした。
しかし2回目、3回目と聞いているうちに「ここ良いな」とか「このメロやばい(喜)」とかいろいろと発見の楽しみがありますね。
ドキュメンタリーDVDでも語られていますが、ヘヴィだがTOTのような直球型ではないので誰でもOKなアルバムではなく、間違いなく聞き手を選ぶでしょうね。(特に前作は聞きやすかったですから…)
厳しい意見がある理由も納得は出来ますね(ラブリエ解雇や他の人に曲を書いてもらうのはちょっと…ですが外部プロデューサーを迎えるのは大賛成!)
個人的には⑥の時掛け声凄いすきなんですよね。
まだまだ聞き込んで来日に備えますかね。
25. hiromushi ★★ (2007-06-13 02:03:00)
前作は余興は控えめに手堅くまとめた印象がありまして、コンセプト上では理解出来てもそんなに聴きませんでした。
で、もう終わったかなと思ったら、総仕上げにかかるらしいこのタイトルを知って、まあ、暴れまくってくれればいいやって感じだったので、半分は期待通りです。
個人的な希望としてはもう少しスリリングな疾走感や張り詰めた空気なんかも期待しましたがそれはまた次に期待しようかなと。
シンプルかつダイレクトな、ロック的なアプローチもいいかな~と思いますし、掛け声もライヴで楽しめそうですね。#1、2、3、7、8と気に入りました。#5ではいつも眠くなり、ウトウトしつつナレーションでビクっとして起きてます(笑)。退屈とかじゃなくて不思議だな~と。(単に眠いだけかも・・・)いい雰囲気のアルバムです。
46. ドゴスギア ★★ (2007-07-29 01:05:00)
ダークなメロディといい、KEYの音色といい。
このアルバムでやっとDTのキーボードプレイヤーとしてシックリきたような気がします。
まだ3曲目までしか聴きこめていないので今回はこれくらいにしておきます。