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Kénôse (うにぶ)
Mass Grave Aesthetics (ローランDEATH)
The Fires of Frustration / The Furnaces of Palingenesia (ローランDEATH)
The Furnaces of Palingenesia (ローランDEATH)
The Synarchy of Molten Bones (ローランDEATH)
Diabolus Absconditus (ローランDEATH)
Apokatastasis Pantôn / Paracletus (ローランDEATH)
Devouring Famine / Paracletus (ローランDEATH)
Have You Beheld the Fevers? / Paracletus (ローランDEATH)
Paracletus (ローランDEATH)
Kénôse (ローランDEATH)
The Repellent Scars of Abandon & Election / Fas - Ite, Maledicti, in Ignem Aeternum (ローランDEATH)
Chaining the Katechon (ローランDEATH)
The Crackled Book of Life / Drought (ローランDEATH)
Abrasive Swirling Murk / Drought (ローランDEATH)
Scorpions & Drought / Drought (ローランDEATH)
Drought (ローランDEATH)


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Kénôse

余計な何もかもを吹き飛ばしてくれる快作。自分の中の負の感情、溜まったストレスを解消するのに重宝する作品です。個人的には今まで聴いたブラック・メタルでも5本の指に入ります。
聴いている最中は笑顔になどなりようもなく、眉間にしわを寄せて歯を食いしばって聴くのですが、最後には何か悟りを開いたような気分になってスッキリ。
浄化音楽の最高峰です。愛おしい。

うにぶ ★★★ (2023-05-21 21:52:44)


Mass Grave Aesthetics

2008年作。
またもや19分越えの大作EPだが、特に後半が凄まじい。

いきなりのノイズでその後の展開に不安と期待を持ったのが束の間、すぐさま複雑なトレモロリフが始まる。重苦しく長めのSEを挟んで、再び激しさを増すと、次第に不穏な空気が漂い、奇怪なアバンギャルドリフへと変化していく。

そして13分超えた辺りからMikkoの異様な雄叫びと共に一気に邪悪度が増す。最初聴いた時はマジで鳥肌が立った(笑) 最後は妖艶な暗黒サウンドSEと聖歌で余韻を残す。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-22 00:37:14)


The Fires of Frustration / The Furnaces of Palingenesia
アルバムの2曲め。
冒頭のギターのフレーズと不協和音に魅了されていると、中盤からプリミティブ然とした叙情性溢れるリフが飛び出す。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 11:13:31)


The Furnaces of Palingenesia

2019年作の7th。現時点の最新作。
11曲で約45分と、一曲あたりは今までにない短さ。静と動を何回も行き来する大作はないが、一曲ごとにバリエーションがありかえって新しさを感じる。

Mikkoの厳ついボイス、暗黒渦巻くアルペジオ、うねるベースが本作も素晴らしく、不穏な音空間にじっくりと浸ることができる。

ああ、2曲めのフレーズと不協和音が頭から離れない。続くミドルテンポのナンバーも、ヘヴィかつダークなリフを存分に堪能でき印象に残る。

プログレッシブで複雑怪奇なリフやフレーズが各曲随所に飛び出してくるのが楽しくてしょうがない。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 11:12:39)


The Synarchy of Molten Bones

2016年作の6th。
4曲入り。

オカルティックな雰囲気から激走する1曲め。時折ベースラインと一体化する場面がアクセントとなっている。よくまぁこんなリフと展開が次々と浮かびそれらをアレンジできるものだ。

2曲め。邪悪なMikkoのブラックメタル的ボイスが印象的。使ってるコードの不協和音も異様なカオスを放っている。

3曲め。ブラックメタルとプログレデスが融合したかのような劇速パートに始まる実に壮絶な曲。緩急を織り交ぜ、斬新なリフや展開が次々と繰り広げられるので10分という長さを感じない。

4曲め。
リフのぶっ飛び度がピカイチ。
幾重にも重ねられ実によく練られている。全てのパートが高いテンションを維持していて息が詰まって窒息しそう。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 11:10:05)


Diabolus Absconditus

2011年作のEP。

Mikko自身のレーベルNorthern Heritageから出したオムニバスに収められていた22分を超える大曲。

独創性が亢進し完全に神格化しとる。歪んだ摩訶不思議な音が神秘的な世界へ誘う。今回もダークな要素はあるものの、ブラックメタル的要素は薄めでかなりプログレ寄りである。絶望感漂うスローパートが半分続いた後、突如激しく疾走するも非常に冷やかだ。ギターのテクニカルなフレーズとともに起伏が激しくなる。長い絶望的な静寂パートに涙腺が緩みかけてきたところで、再び激しさを増すパターン。終盤のヘヴィリフがまた、たまらない。アートですなコレは。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 11:08:43)


Apokatastasis Pantôn / Paracletus
3部作のラストのラストを飾るに相応しい、実に壮大なスケールの曲だ。

怪しく物悲しいフレーズは、強く精神に何かを訴えて来るかのよう。それは、Mikkoが台詞に込めたサタン崇拝の念や愛なのかも知れない。怖すぎる。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 11:07:20)


Devouring Famine / Paracletus
ブラストよろしく疾走してるのだが、これも混沌とした曲。ミドルパートのリフがツボにはまった。再疾走パートへの切り替えといい、破壊力といい、凄まじい。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 11:06:36)


Have You Beheld the Fevers? / Paracletus
非常に混沌とした暗黒感渦巻く複雑怪奇な曲。
何なのだこのアバンギャルドなプログレッシブなリフは!大好き。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 11:05:25)


Paracletus

2010年作の5th。
ヘビジャケ。

3rdから始まった「3部作」の完結編にして、バンドとしてのスタイルが確立した。いや、この時点で自分にとって、最早バンドという枠を超えた存在となった。

1曲めから、驚愕の完成度をみせている。不穏なコードとアルペジオ、うねるベースライン、邪悪なボイス、全体の暗黒感の全てが揃い、緩急をつけて聴く者に襲いかかる。

その魅力は、速く激しいパートだけにあらず、ミドル&スローテンポでプログレッシブに畝るパートも魅力的だ。

テクニックとセンスに裏付けられた、曲の構成と展開のバリエーションが素晴らしい。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 11:04:06)


Kénôse

2005年作のEP。
出だしのドラムの音から明らかに変化が伺えた。非常にクリアだ。

本作から実験的なアプローチをしているが、今聴くと、ファストパートはこれくらいのキレとアグレス度合いが丁度良いと感じる。

これに不穏なアルペジオと畝るベースラインが同時進行し、より複雑化すれば、その後のスタイルに近くなる。

ローランDEATH ★★ (2020-05-17 10:58:42)


Si monvmentvm reqvires, circvmspice

2004年作の3rd。
VoがMikkoに交代。

まず、ジャケのインパクトがすごい。しょぼジャケフェチの心を鷲掴みだ。手に取らずにはいられない逸品。

冒頭から邪教のお経みたいなのが遠くから聴こえ、心が和むとおもったら、聖歌だったとは。笑

これは良いおやすみソングになりそうと思ったのも束の間、邪悪なMikkoのボイスが炸裂する。

叙情性溢れる美しいトレモロリフ主体のプリミティブスタイルで、今とはかなり違う(後半の一部のファストパートはややMarduk化してるが)。当時はこれが斬新だった。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 10:54:16)


The Repellent Scars of Abandon & Election / Fas - Ite, Maledicti, in Ignem Aeternum
4曲め。
アルバムの中でも特に邪悪で凄まじい曲。
展開もさることながら、黒に黒で幾重にも塗りたくったような複雑な音、フレーズ、展開のオンパレードだが、見事にまとまっている。静と動を何度も繰り返す展開だが、終盤の変態ぶりが特に素晴らしい。ブラストと共に複雑怪奇な暗黒フレーズが襲いかかる。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 10:52:53)


Fas - Ite, Maledicti, in Ignem Aeternum

2007年作の4th。
ジャケ画が全てを物語っている。
目隠しされ、暗黒渦巻く奈落の底にどこまでも落ちていくよう。

これぞと言わんばかりの不穏なリフで幕を開ける、不安と恐怖に見舞われると同時に一気に引き込まれる。静寂はどこまでも静かでダーク。そこから荒々しく複雑に高揚していく構成はもはやお約束である。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 10:51:42)


Chaining the Katechon

2008年、フランスのS.V.E.S.T.とのスプリットに収録された曲のEP。
22分を超える大作1曲である。

長い曲だが、静と動のバランスが絶妙で、沢山の曲が繋がってひとつの物語を創り上げている。不穏極まりないアルペジオも、リフも、ベースラインもバリエーションが半端なく、グイグイとサタニックな世界に引き込まれる。Mikkoのボイス/歌?がまた、念仏あり、呪文あり、呻きあり、絶叫あり、吐き捨てありと表現力が豊かである。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 10:50:20)


The Crackled Book of Life / Drought
6曲め。
シングルのラストを飾る曲。いつもの如くオリジナリティ溢れる物悲しい調べに身を委ねた頃に、奈落の底に突き落とされ、暗黒の世界へ葬られる。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 10:48:07)


Abrasive Swirling Murk / Drought
5曲め。
プログレ•ファスト•ブラックパートが素晴らしい。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 10:47:25)


Scorpions & Drought / Drought
3曲め。
インパクトが大きい。
これはもはやプログレブラックデスなぁ。
過激化した初期のクリムゾンみたい。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 10:45:49)


Drought

2012年作の6曲入り21分ほどのEP

非常に深い作品。
物悲しいインストに始まり、中盤あたりから終盤にかけ、アバンギャルドかつドラマティックな展開に圧倒される。

非常に劇的な作品だが、根底には美しい暗黒メロディが渦巻いていて、得体の知れない深い恐怖と悲しみが、心の奥底に襲いかかる。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-17 10:44:18)