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Magic and Loss


名盤

名無し ★★ (2017-09-16 12:49:37)


Metal Machine Music

ただひたすら延々とギター・ノイズが垂れ流・・・高らかに鳴り渡るアルバムです。メロディとか曲構成とかは言うだけ野暮ってもんです。
ルー・リードは、他のソロ・アルバム何枚かと、THE VELVET UNDERGROUNDのアルバム、そしてMETALLICAと共作した『LULU』を聴いてはいましたが、それらは「退屈なんで老後に取っておきます」という感じで、渋すぎてまだ楽しめませんでした。
しかしこのアルバムは刺激的で、心地よいです。
『演奏しない軽音部と4枚のCD』(高木敦史/ハヤカワ文庫)というミステリに出てきたので知ったのですが、当たりでした。期待通り、本当にただのノイズ。
METALLICAとの共演もこの路線だったらよかったのになー。

うにぶ ★★ (2017-05-04 20:53:35)


The Blue Mask

 このサイトで、また遊ばせてもらうようになった時、こ~いちさんに、「以前書き込みしたところには、書きません」と約束したのだが、少し興味深いことがあったので、星なしのコメントのみで書かせていただく。
 先日書いたように、ルーが亡くなっていることに気づいた私は、まだ、少々さびしい思いを抱えて日々を過ごしている。3日前、たまたま入った喫茶店(もう10年以上前から、あるのは知っていた)に入り、コーヒーを頼んだところ、どこかで聴いたことのあるメロディが。
 ルーの声ではなく、ギターの音色とフェルナンド・ソーンダースのベースで気づいた。
 コーヒーを入れて持ってきてくれた女性店主に、
 「ルー・リード、亡くなっちゃいましたよね」
 と話しかけると、「そうなのよ。もうショックで」と店主。店主もルーのファンだった。
 本アルバムを聴きながら飲んだコーヒーのことは、おそらく一生忘れないだろう。

帰ってきたクーカイ (2013-11-16 05:31:17)


Rock and Roll Heart

 '76年発表。7作目のソロ・アルバム。
 これも、ルーの全キャリアの中では、あまりぱっとしないアルバムと評価されているものと思われる。
 だが、6曲目の「Rock And Roll Heart」が大好きで、10曲目の「Vicious Circle」は名曲だと思う。


 ロックン・ロール・ハート

  俺は無口さ。だって自分の愚かさを知っているからね。
  だが、心の奥の深いところには、ロックン・ロール・ハートがあるんだ。
  そう、そうさ。心の奥底には、ロックン・ロール・ハートがね。

帰ってきたクーカイ ★★ (2013-11-11 20:30:43)


Sally Can’t Dance

 '89年発表の『NEW YORK』以降の作品群を含めると良くわからないのだが、長い間この4thソロ・アルバム('74年発表)が、セールス的には最も良かったと言われていた('90年の段階で)。
 正直、良くわからない。ルーが作ったアルバムで、本作以上に好きなものはたくさんある。実のところ、本作を聴くことは他の作品に比べると、あまり多くない。
 だが、5曲目の「KILL YOUR SONS」は、間違いなく名曲だ。私は、この1曲を聴くためだけに、本作を購入したようなものだ。


 息子殺し

 「精神科医づらしたロクデナシが電気ショックをやっている
  精神病院にいるかわりに
  おやじやおふくろと家で暮らせるようにしてやるからとやつ
   らは言った。
  でも いくら本を読もうとしても
  17ページも進まない
  読んでいるところを忘れてしまうから
  読むことさえできない

  ~(中略)~

  知らないのかい?
  やつらはあんたの息子を殺す」


 『ニューヨーク・ストーリー -ルー・リード詩集-』 
 (Lou Reed;BETWEEN THOUGHT AND EXPRESSION:SELECTED LYRICS OF LOU REED  梅沢葉子 訳  河出書房新社 発行 1992年)より

 

帰ってきたクーカイ (2013-11-11 20:14:01)


Lou Reed

 1972年発表。これが1stソロ・アルバム。
 ルーはまだ自分のバンドを作っておらず、スタジオ・ミュージシャンを呼んで製作されている。
 面白いのは、後にYESのメンバーとして名を馳せる、スティーヴ・ハウとリック・ウェイクマンが参加しているところか。だからといって、ルーの楽曲がプログレッシヴ・ロック的になっているわけではないのだが。こんなところで小銭を稼いでいたのね、という。
 楽曲は、The Velvet Undergroundの(セルフタイトルである)3rdアルバムと、4thアルバムである『Loaded』の間に作られていた楽曲を含む(それらは後にバンドの解散後『VU』に含まれ発表される)。それらの中でも白眉と言えるのは、「Ocean」だ。アルバムの全般的な印象は、ソロとして気概に満ちたものというよりは、「とりあえず、モヤモヤするんで始めちゃいました」的に、どちらかというと地味なアルバムなのだが、「Ocean」一曲を聴くだけでも価値がある。

 ここに大洋が。そして波は海に
 大洋が押し寄せる。そして波はどこへ
 恋する人よ。今夜は泳ぐな
 恋する人よ。海は狂っている
 それは男を狂わせる
 殺人者が徘徊し
 城には死のにおいが
 狂気はあなたを朦朧とさせ
 波が寄せ、浜辺に砕ける
 古よりここにある岩を洗いながら

帰ってきたクーカイ ★★ (2013-11-11 18:34:47)


The Blue Mask


ジャケが妙なほど妖しくも購入意欲をそそる!

パックスロマーナ ★★ (2008-11-05 19:45:00)


The Blue Mask

'82年発表。11枚目のスタジオアルバム。
古巣のRCAに戻り、音楽性もルー一流の詩情に溢れ、かつ時にエッジの立った楽曲が並んでおり復活作と評価されている。スタジオライヴの手法でレコーディングされているため、その緊張感は凄まじい。アルバム随一のハードな楽曲のタイトルトラックを聴いてみて欲しい。そのギターの轟音と激情迸る歌声は半端なヘヴィロックバンドを一蹴する。もう20年以上経つのに、全く古臭さを感じさせないところも凄い。傑作。

クーカイ ★★ (2003-07-07 23:36:00)