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Electric Punishment

アメリカンパワーメタルの老舗バンド。オリジナルメンバーはジェフ・ソープしかいないが、彼がいればこのバンドは存続するのだろう。中音域からハイトーンまで鋼鉄神としてバンドのフロントマンとして堂々としたパフォーマンスを披露したブライアン・アレン。出戻りの相棒、テン・ラスムッセンと、紡ぐパワフルなツインギターは鋼の如き肉体美を誇る彫刻のように、キレキレのプレイで魅了と前半の出来映えは素晴らしいのだが、ロックアンセム⑦くらいからバラエティ色と強め新たなる思考を展開、KISSのカヴァーまでやるくらいなので、ある程度の免疫は付けていけると思います。
このバンドらしいパワーと緻密な構成、重厚なリズムはテクニカルな要素も孕み工夫を凝らしている。それだけに後半の尻すぼみ感は無きにしも非ずだが、2013年という背景を考えるとアメリカンメタルの良心としての矜恃は保たれています。

失恋船長 ★★★ (2024-02-22 00:14:46)


Word of Mouth

リリース当時はまともに聴くこともなくモダンな匂いがする、即終了でした。ジェフ・ソープよお前もかである。
ところが2000年を過ぎで、こちらもモダンなサウンドに慣れ抗体が出来ました。そういう耳になってから聴くと今作の評価も変ってきますよね。ヘヴィネスさに比重を置いたパワフルなサウンド、その無頼な音楽は時代にすり寄ってはいるが、今の若い人には逆に80年代のスタイルに古さを感じると想うので、こちらの方が馴染みやすい可能性すら感じさせ、この時代の音楽性もあながち無駄にはなっていないよなぁと感じさせるものが、実は往年のスタイルに復活後も脈々と連なる、彼らの血脈なる鋼鉄サウンドのDNAが刻まれていると思います。③など彼らの風格が音のノリ新機軸を上手く打ち出している。唄えるシンガーの存在も大きい、④もモダンだがオールドスクールに寄りかかりながらも、時代に挑戦している。組曲となる⑤⑥もアルバムとしては出色の出来映え、力強いスピードナンバーを期待すると肩透かしを喰らうアルバムではあるが、多様性を認知出来るマニアならば、こういう作風に落ち着いた90年代半ばという時代背景も飲み込み楽しめるのではないでしょうか?また若い人にも訴求するだけの斬新さがあり、初期のガチムチメタルよりも受け入れやすい可能性もありますので、お試しあれですね。でもサブスクにないんだよなぁ
まさかカールの遺作になるとも思わなかったよねぇ

失恋船長 ★★★ (2024-02-06 19:30:17)


Razorback Killers

06年『WARBALL』で完全復活。本作も売りであるツイン・リードがいきなり満開。ブラッド・ギルス、マーク・マクギー、テスタメントのエリック・ピーターソンのゲスト参加も加わり全編がギター・バトル状態。前作以上に直球でアグレッシヴな楽曲も含めジェフ・ソープのファン目線に感動。もう1つの注目点は新ヴォーカルのブライアン・アレンで、突き抜ける高音は故カール・アルバート的ですらある。

YG ★★★ (2023-06-19 01:04:39)


Word of Mouth

中古で買う前に、我慢できずyoutubeで視聴しました。その時は音がショボかったので駄作だと勘違いしました。
CDで改めて聞くとカッコイイ。前作よりは、少し質は落ちると思いますが、本作も良い!

すーさん (2022-05-13 17:11:40)


Word of Mouth

昔買った時はまあまあかな~という感じだったのですが、昨日 welcome to the balls を聞いて感動し、改めて本作を聞こうと思いました。当時は重さとかがわかっていなかったので、グランジとかも聞いた(もちろんもっとヘヴィなメタル、メタルコアも聞いた)後にどう本作を感じるか知りたくてAmazonで中古を買いました。
聴きこんだら、コメント載せますね。

すーさん (2022-05-07 18:00:59)


Welcome to the Ball

カール・エース・アルバート上手過ぎ!宇宙感漂う曲達も素晴らしい。名盤。

すーさん ★★★ (2022-05-06 17:59:22)


Digital Dictator / Digital Dictator
甘くキャッチーな歌メロが光る二曲目。他の曲にも言えることだが、金属的な歌とギターが織りなす煌びやかな世界に浸れる。

ANBICION 11 ★★ (2021-10-03 01:59:49)


Blistering Winds / Soldiers of the Night
ギターソロが素晴らしい
良いメロディだわ~

ex_shimon ★★★ (2021-04-15 13:53:50)


Don't Wait for Me / Vicious Rumors
個人的にはこのバンドでは速い曲より、これくらいのテンポの曲が個人的には一番好きだな。
この曲は勢いもドラマチックさも最高!
代表曲と思う。

らむいっとだうん ★★★ (2020-11-22 23:08:30)


Soldiers of the Night / Soldiers of the Night
コテコテの力押しの正統派メタルって感じで好き。

らむいっとだうん ★★ (2020-11-22 22:52:43)


Celebration Decay

もはやジェフ・ソープさえいれば、このバンドは存続するという事なのだろう。メンバーは入れ替わったが、ジェフの創作意欲に陰りはなく、このバンドらしいダークでミステリアスな雰囲気のあるテクニカルなギタープレイを堪能できるパワーメタルは健在。懐古趣味に走らない現代的なエッセンスも忘れることなく自らが積み上げた過去と対峙、剛毅に打ち鳴らされる無頼な鋼鉄サウンドと、技巧的なプレイの数々、その圧倒的なサウンドが全てを覆いつくしていくが、アメリカのバンドなので、少々情緒に欠けているので、ハッキリとした歌メロで昇天したいと思うマニアには物足りないかもしれませんが、妙な色気を出したポップソングなどを排除しているので、昔から彼らを応援しているマニアにとっては、一本筋が通っているので安心して聴けるでしょうね。80年代的な要素も意識して取り込んでいるように感じられるのもプラスでしょう。

失恋船長 ★★★ (2020-09-13 14:47:00)


Don't Wait for Me / Vicious Rumors
アルバムのオープニングを飾る超強力ナンバーにして代表曲。
PVもカッコよい。。

私にとっての正統派メタルの代名詞は、「ジューダスプリースト」と、
この「VICIOUS RUMORS」です。

ドラマティックな楽曲とヘヴィなギター、そしてカールアルバートの卓越した歌唱力が素晴らしいです。

やはり正統派メタルは超強力なヴォーカリストが居てこそですね。

正統派メタル空洞化と言われた90年代初頭に、このバンドの存在は頼もしかった。

ZIMMY358 ★★★ (2015-06-27 00:10:03)


Don't Wait for Me / Vicious Rumors
バシバシと鞭打つような迫力で攻めてくるOPチューン
溢れ出るアグレッションを存分に感じよう

てかぷりお ★★★ (2015-02-09 23:43:37)


Razorback Killers

かつてはヴィニー・ムーアも在籍していた事でも知られるパワフルでありながらもスリリングなツインギターを軸にドラマ性の高い楽曲が魅力の彼らが2011年にリリースしたアルバム。オープニングからキャッチーながら派手なギターバトルが堪能できるストレートな楽曲で幕が開け掴みはOK。シンガーもハイトーンが気持ちよく突き抜け聴いていて痛快です。ベテランバンドの気概、持ち味は失わずリズムや音は今風だし古臭く感じさせないアグレッションは直球勝負だがこのバンドの魅力を伝えるのには十分すぎるほどの気合いと魅力が漲り、この手をサウンドを知り尽くした職人技がソツなく冴える入魂の一枚ですね。それにしてもギターバトルと言うか初期から支えるジェフ・ソープが踏ん張っているね。クールなギタープレイにニヤニヤさせられました。

失恋船長 ★★★ (2015-01-03 05:11:28)


Digital Dictator / Digital Dictator
緊張感たっぷりのへヴィOPチューン
デジタールディクテイター!!という力強いコーラスにテンション上がること間違いなし

てかぷりお ★★★ (2014-09-26 18:27:28)


Welcome to the Ball

U.SパワーメタルバンドVICIOUS RUMORSの1991年発表の4thアルバム
彼等の作品を手に取ったのは初めてです
ぶっといギターに血管ぶち切れの熱い歌唱、そしてツーバスを火のように打ち鳴らす まさに絵にかいたようなパワーメタルであります この手の音楽の好きな人はのっけの1.と2.で心を鷲掴みにされ、この作品に忠誠を誓うことは間違いないでしょう
一聴するだけでは地味に聴こえるミドルテンポの曲々ですが、個人的にはスルメですね サウンドプロダクションがしっかりしてるだけあって、何度も聴きつつ心の中でコーラスに参加してれば自然と拳が固くなってくるでしょう
即効性の高い曲と、そんなスルメが良い具合に配分された良いアルバムだと思いますよ!
まあとりあえず1.と2.はヤバいので押さえておきましょう 

てかぷりお ★★★ (2014-08-12 20:25:20)


Don't Wait for Me / Vicious Rumors
保守本流。

卵死傷 ★★★ (2014-02-16 21:57:55)


Electric Punishment

前作より攻撃的な部分が増えたのと、逆にメロディアスな部分も増えてて
よりメリハリが付いた感がある。まるでスラッシュメタルとハードロックを
交互に聴いてるよう、ってそのまんまか。そのせいで聴き疲れが前作より
しないような気がする。僕個人の感想なら満足度は前作に引けを取らぬです。
まあジェフ・ソープ信者の意見ですが。奥村氏が戸惑う程かなぁ?
4曲目の地響きのようなリフの絨毯攻撃は身震いするよ!たまらん!
7曲目のキャッチーさも全然いけます。8曲目のダークでメロゥな所も良し。
KISSのカヴァーも演ってますね。

良好な音質も好印象。前作と同様に熱くなれる一枚と思いますよ。

cri0841 ★★★ (2013-10-15 23:32:01)


Electric Punishment

前作『RAZORBACK KILLERS』で目覚しい活躍を聴かせた日系三世のギタリスト、キヨシ・モーガンが脱退。後任にVICIOUS RUMORSの一員として来日経験もあるセーン・ラスムッセンが出戻ってレコーディング、'13年に発表された11thアルバム。
パワー漲る楽曲の数々が、バンドの現在の充実っぷりを余すところなく伝えてくれる本作は、スピード・ナンバー2連発に始まり、3曲目にはドスの効いたヘヴィ・チューンを配置した序盤の構成が物語る通り、傑作だった『RAZORBACK~』の作風を順当に受け継ぐ一方、メンバー・チェンジの影響なのかどうか、前作で楽曲のフックとなっていたドラマティックなツインGのハーモニーは減量。またブライアン・アレン(Vo)の歌うメロディも、雄々しさよりも直線的なアグレッションの強調に重きが置かれている印象が無きにしも非ず。併せて、KISS辺りが演りそうな明朗なメタル・アンセム⑥みたいな異色曲を聴くと、奥村裕司氏が解説文で「一体今のVRに何が起きているのか?」と戸惑いを隠せないのも無理からぬことかなぁ、と。
ファンとしては、パンパンにVRらしさが詰まった筋骨隆々な疾走ナンバー②や、劇的なパワー・バラード⑤といった名曲が聴けただけでもう大満足なのですが、でもまぁ、とりあえずVR未体験者には前作『RAZORBACK KILLERS』を先に聴くことをお薦めする次第。

火薬バカ一代 ★★ (2013-05-21 23:09:19)