意外にも(!?)RENAISSANCEのアルバムではこれが一番お気に入りだったりします。RENAISSANCEのアルバムの中では評価がさほど低くもなく、かといって高くもなく…といった感じのある意味地味なアルバムですが、内容の充実度はかなりのもの。VOCALのアニー自身も一時期、「自分たちの作品の中で一番のお気に入り」と語っていました。 オープニングの「RUNNING HARD」、エンディングの「MOTHER RUSSIA」をはじめ、大曲が目立ちますが、美しいメロディーとスリリングな展開が聴き手を飽きさせることなく、楽しませてくれます。 全編を通してクラシカル且つキャッチ-な雰囲気が漂う中、アコースティックな「THINK OF YOU」が新鮮な印象。(この曲は日本公演でも演奏されていました)安らかな気持ちになれる美しい曲です。 「ASHES ARE BURNING」「NOVELLA」など名盤の陰に隠れて、語られる機会の少ないアルバムではありますが、聴き応え十分。ウラ名盤的存在です。
う~む、MP-4さんの仰る通りの名盤ですよね。確かに「ASHES ARE BURNING」「NOVELLA」などの超名盤と比べて少々地味な印象かも知れませんが、それでも楽曲のクオリティの高さは尋常ではありません。もしかしたら私も一番好きな作品かも知れません。 オープニング曲①「RUNNING HARD」とラス曲⑥「MOTHER RUSSIA」は問答無用の超名曲ですが、その間の4曲もかなりの秀曲揃いでしょう。②「I THINK OF YOU」は何とも言えない温もりがたまりませんね。曲は短いけど名曲です。③「THINGS I DON'T UNDERSTAND」は従来のRENAISSANCEらしいドラマティックな大曲。個人的には4分半あたりからラストまでの劇的な感覚が最高です。また、アニーの透き通るような暖かいハイトーンも絶品!!④「BLACK FLAME」はシットリしつつもダイナミックな曲展開が凄く好きです。特に中間部の壮大感が心地良い。⑤「COLD IS BEING」は3分間という短い時間の中に深い感動が詰まってます、もちろん名曲!! 曲数は全6曲と少ないですが、いずれの曲も心に染みる素晴らしい名曲です。買って後悔することなど全く考えられません。もはや芸術作品と呼べるほどの完成度。 ジャケットからして神秘性を感じさせる素晴らしき名盤なのである。一家に一枚!! ★★★★★