1stソロ。名盤。 8曲中2曲を除いてインスト・ナンバーであるこのアルバムは、ギタリストとしてのイングヴェイ・マルムスティーンの素晴らしさを如実に顕す名盤だと言い切れる。 Jeff Scott SotoのVoが悪いという意味で言っているのではないので、その点は誤解のないように汲み取っていただきたいのだが、もしもアルバム「RISING FORCE」が全曲インストで構成されていたならば、ギター・インスト・アルバムの歴史的名盤であるJeff Beckの「BLOW BY BLOW」にも匹敵するような、更なる大変な評価を得ていたかもしれません。 そこまでは流石に褒めすぎかもしれないが、少なくとも「WIRED」には勝るとも劣らないくらいのできだと思います。 イングヴェイがライヴで演る定番曲も少なからず収録されているので、ファンならば絶対に避けて通ることのできないアルバムであると思います。 最近「THE SEVENTH SIGN」以降の曲から選りすぐったインスト・ベストがリリースされましたが、あれを買うくらいならば、今作を買うことを強くオススメします。
俺は基本的に「俺様」な人間が嫌いで、この人は特にその要素が出まくっている為、それだけの理由でなかなかアルバム購入にいたりませんでした。 しかしふとODYSSEYを購入し「あ、カッケー」と思い、「でもこれだけでも十分かな?」と思いそれからも買わずにいました。 んでもってこのアルバムが中古で転がっていたもんで、「買ってみっか」と軽いノリで買ってみたんですが... 感想としては、どんだけ豪快な性格でもこんな作品作られりゃ惚れるわなぁ、って感じです、後悔しました、性格嫌いというだけで買わなかった自分が馬鹿っぽい。 FAR BEYOND THE SUN、EVIL EYEが素晴らしいです。
1st。 アルバムの大半がインストなのでこれが苦手な人はちょっとオススメできないかも。 このころの王者は割と控えめ?な感じで弾いてる印象でした。 とはいえ彼のクラシカルなフレーズはかっこいいよね。 Black Star、For Beyond The Sunは超有名曲だし、このころのイングヴェイのギタープレイは神がかり的な感じで当時は誰も真似できなかったと思う。 イングヴェイのギターを堪能したいならこれがオススメ!
アルカトラス脱退後、初のソロアルバムである本作には、 Black Star、Far Beyond The Sun、Icarus' Dream Suite Opus 4という、 文句無しの名曲が収録されております。 この3曲はぜひ聴いて欲しいです。 MTVなどを通して、ロックやメタルが一般にも深く浸透し始めた80年中盤。 これほどまでに演奏者自らを反映したアルバムがあったでしょうか? 音質や演奏は流石に時代を感じさせますが、若き日のイングヴェイ・マルムスティーン、そしてネオ・クラシカルの原点がここにある。
イングヴェイのアルバムで一番好きなのがこの1st。実際、初期のアルバムはどれも甲乙つけがたいのですが。 お薦めするメタルアルバムとしては、ややマニアックな感がありますが(そこが魅力のひとつでもある) 音楽性、奏法共に沢山の方達に影響を及ぼし、ひとつのジョンルを築いた記念すべきアルバムだと思います。 そして華麗なる「NOW YOUR SHIPS ARE BURNED」が好きすぎてスミマセン。
イングヴェイ・マルムスティーンが1枚看板を背負って、HR/HMシーンに打って出た記念すべき作品なれど、インスト物はあまり嗜まない身ゆえ、彼のカタログの中では比較的手が伸びる率は低め。 正確にはジェフ・スコット・ソートが歌う楽曲も2曲ほど収められてはいるのですが、どちらもイングヴェイなら片手間に書けちゃいそうな小粒な楽曲の上、今でこそ実力派シンガーとして鳴らすソートの歌声もこの頃はかなり青臭い感じで、それが印象の残らなさに拍車を掛けています。尤も、もしこのレベルの楽曲がポッと出の北欧メタル・バンドのデビュー作に収録されていたら、「期待の大型新人登場!」と大騒ぎしたに違いありませんが。 歌入りナンバーの影が薄い理由は他にもあって、その最たるものが、美旋律とネオクラシカルなドラマに彩られたインスト曲のインパクトのデカさ。現在でもライブの重要なレパートリーである“BLACK STAR”や“FAR BEYOND THE SUN”、ARCATLAZZ時代に既に披露されていた“EVIL EYE”、そしてイングヴェイが単なる速弾ギタリストではなく、立派な「アーティスト」であることを証明する“ICARUS DREAM SUITE OPUS 4”・・・細部まで徹底的に練り込まれた、これら強力無比なインストの名曲を前にすれば、そりゃ並の歌入りナンバーじゃ存在感を掻き消されちまうわな、と。 イングヴェイがインスト曲主体のアルバムを作ったのは本作が最初で最後ですが(企画盤とオーケストラとの共演は除く)、ここまでやり切っていればそれも納得です。
1. こ~いち ★★ (2000-01-03 01:09:00)
まあ、インストがほとんどなのでだめな人にはだめかもしれないけど、イングヴェイの素晴らしいギターが堪能できる。
95点。
8. IMOGAN ★★ (2002-07-15 11:35:00)
思い切ってインスト曲のみで構成してもよかったんじゃない?と想えるほどに素晴らしい。
ヴォーカル入りの3.6.は除いて(これらの曲がワルイという意味ではない)、
1.2.4.5.7.8.で自分の葬式に流してもらいたいくらい...
この傑作をレヴューで酷評したB!誌の当時の編集長...このアルバムに収められている「音楽」を彼は論じていなかった。
10. H・W ★★ (2002-11-09 02:34:00)
だから、その後の彼のHR作品にこのレベルの仕事を求めるのは酷だ。
何せ作品に費やした実質の時間が違いすぎる。
一年1枚のハイペースでは、二度と「ブラック・スター」は作れないと思うのだが・・・。
12. ライキチ ★★ (2003-01-22 19:44:00)
多分当時はかなりの衝撃的アルバムだったに違いない。多分このアルバムの良さが分かり始めたのは発売すぐじゃなくて少し間が空いた後位だと思う。衝撃アルバムは一回聴いただけでは分からないと思う。何回か聴いて凄みが分かるということが多いからね。でこのアルバムは曲が一般的な曲じゃないので、飲み込めない人も多いし、ギターの音の速さについていけない人も多かっただろうし、何やってるのかも分からないという人も居るだろうし、・・・・。
本当は凄いマニアックな部類に入る音楽をここまで広めてくれたインギーの影響力は凄い!今となってもその影響力は一向に衰えないというのも凄いよね。
サウンドプロダクションは良いとはいえないが、ギターの音は今よりずっと良いね。いいストラトの音だ。
プレイスタイルは今のインギーのスタイルより繊細な感じだ。基本的には今と同じだと思う。この頃と今のスタイル、どっちもいい!好きな人にはどっちも良いのです。この頃の方が正確さが頂点を極めている。でもって今となってな聞けない物もありますね。今は傲慢だけどそれはそれでいいでしょう!ジミーペイジ然り、ゲイリームーア然り、多少傲慢な位の方がロックらしい!
正直初めて聞いた時はスイープアルペジオがとても印象に残って、他は意味不明でした。こういう人結構居るんじゃないかな。7曲目はアルディメオラの影響下。
聞くときの気分によって曲の印象が変わるとも思いますね。たまにはこういうアルバムに浸るのも良いんで無いでしょうか?
15. なP ★★ (2003-06-29 00:57:00)
確かバンド脱退するや否やと言う頃に大したプロモーションも無くこのアルバムが世に出てきました。2曲目は早いシャッフルでやけにカッコいいなーという印象は受けました。(後にアルバムの中でもずば抜けたテクニックやエンディングに代表されるドラマチックなアレンジメントに気付くことになる)ボーカル入りのAs Above, So Belowなんかも分かりやすいカッコ良さがありましたし、世に上手いギタリスト多かれど、Icarus' Dream Suiteの微妙な音程のコントロール具合なんてかなり色気があります。しばらくの間は自分の大好きなマイケル・シェンカーやゲイリー・ムーアを聴くのをお休みしてしまったぐらいです。
19. nanase7 ★★ (2003-10-30 12:37:00)
私の中で間違いなく最高点のアルバムである。
Black StarやFar Beyond The Sunの素晴らしさたるや語れない深さがある。
22. makura ★★ (2003-11-11 20:19:00)
23. エリカ・フォンティーヌ ★★ (2003-11-17 20:55:00)
25. ローランDEATH ★★ (2004-02-07 21:35:00)
イングウェイの生ギターによる早弾きと、ひとりツインのハーモニー、そしてクラシカルなフレーズと流麗な早弾き、ついでにベースも確か彼が弾いていたと思うが、全てが素晴らしい。
ただ、時々は入っているボーカルは、俺としては蛇足のように思えてならない。
俺は、この作品を聞いて、しばらくギターを弾くのがイヤになった次第である。
27. 粗茶ですが ★★ (2004-03-06 02:59:00)
8曲中2曲を除いてインスト・ナンバーであるこのアルバムは、ギタリストとしてのイングヴェイ・マルムスティーンの素晴らしさを如実に顕す名盤だと言い切れる。
Jeff Scott SotoのVoが悪いという意味で言っているのではないので、その点は誤解のないように汲み取っていただきたいのだが、もしもアルバム「RISING FORCE」が全曲インストで構成されていたならば、ギター・インスト・アルバムの歴史的名盤であるJeff Beckの「BLOW BY BLOW」にも匹敵するような、更なる大変な評価を得ていたかもしれません。
そこまでは流石に褒めすぎかもしれないが、少なくとも「WIRED」には勝るとも劣らないくらいのできだと思います。
イングヴェイがライヴで演る定番曲も少なからず収録されているので、ファンならば絶対に避けて通ることのできないアルバムであると思います。
最近「THE SEVENTH SIGN」以降の曲から選りすぐったインスト・ベストがリリースされましたが、あれを買うくらいならば、今作を買うことを強くオススメします。
30. せーら ★★ (2004-08-01 23:38:00)
YNGWIEの殆どの作品は洋楽ROCKに目覚めてまだ間もない頃に聴いたので、どれもそれぞれに思い入れがある。特に「ECLIPSE」「SEVENTH SIGN」「MARCHING OUT」、そして本作は好んで良く聴いたものだ。
収録曲はどれもYNGWIEにとって重要なものばかりだが、わたしが好きな曲は、今も昔も「EVIL EYE」「イカルスの夢 組曲 作品4」の2曲。
最近は頻繁に聴くこともなくなったが、気持ちを落ち着かせたい時などは本作の出番である。これからもよろしく。
31. †FUNERAL† ★★ (2004-08-17 17:22:00)
デジタルリマスター盤は出ないのかな?出たら速攻で買いたい。
99点。
33. kotora ★★ (2004-10-11 16:29:00)
その後のバンドサウンド(といってもインギーなので…)では味わえない
若き日のエネルギーと才能をこれでもかと、ぶつけています。
それが、空振りではないところに、この作品に大きな価値を見出せます。
私なぞも、若かりし日、聴きまくっていたので、このアルバムに客観的な評価は出来ません。
34. カズチン ★★ (2004-11-08 22:53:00)
しかしふとODYSSEYを購入し「あ、カッケー」と思い、「でもこれだけでも十分かな?」と思いそれからも買わずにいました。
んでもってこのアルバムが中古で転がっていたもんで、「買ってみっか」と軽いノリで買ってみたんですが...
感想としては、どんだけ豪快な性格でもこんな作品作られりゃ惚れるわなぁ、って感じです、後悔しました、性格嫌いというだけで買わなかった自分が馬鹿っぽい。
FAR BEYOND THE SUN、EVIL EYEが素晴らしいです。
35. メタラァ ★★ (2004-11-24 18:49:00)
「何を聴け」って、曲単位で言えば超名インストでありイングヴェイの代表曲のひとつである②FAR BEYOUND THE SUNだろう。(①BLACK STARから続けて聴けば味わいは倍増し!)
でもね、もう「この曲が」とかそんなのはおざなりにして、「とにかくこのギタープレイを聴いてみろ!」と言いたいくらいイングヴェイのギターが素晴らしい!!
ピッキング、トーンのニュアンス、フレーズの構築美、そしてテクニック、総てがソロ・デビュー作にして完成されている。それはイングヴェイ本人も認めるところ。
そして彼が演奏するベースもなかなかメロディアスなラインを弾いているのも良い。随所にテクニカルなことも挿入されるしね。(今ブックレットを見て確認するまで、すっとマルセル・ヤコブが弾いてるもんだと勘違いしてた)
全8曲中インストは6曲で歌入りは2曲だけど、その歌入りの③NOW YOUR SHIPS ARE BURNEDは歌が主役ではなくインストが主役で歌はちょろっとしか入っていないので殆どインスト曲みたいなもん。⑥AS ABOVE,SO BELOWはしっかり"歌入り"。
インスト曲と歌入り曲の比率では圧倒的にインストに分があり、「どうせならインスト・アルバムにすれば良かった」という意見もありそうだけど、俺はこの⑥AS ABOVE,SO BELOWがメチャクチャ好きなのでそんなことは全く思いません。(笑)次のアルバムに収録されてたら音が最悪状態になるわけだし…。(笑)いや、ほんとお薦めの曲です!是非是非、⑥AS ABOVE,SO BELOWを、AS ABOVE,SO BELOWをご支持下さい。(笑)
……とにかく、インスト主体として聴くにはちょうど良い塩梅のトータル40分弱という長さはありがたい。
ラストの小曲⑧FAREWELLで①BLACK STARと同じような(というか同じ)雰囲気になってから終わる構成もかなり良い!
インスト主体っていうことで聴く人をある程度限定してしまうかも知れないけど、それでは勿体無いので是非とも一度は聴いて欲しい。もしかしたら、インストが苦手な人もそうじゃなくなるかも?
36. ペレストロイカ ★★ (2005-02-03 14:53:00)
芸術的ともいえるクラシカルな速弾きにはうっとりしました。