前半はヒット曲の嵐だから、ちょっと疲れるし飽きも来る。個人的なメインは渋い曲が並ぶ後半かな。友情の事を歌った、泣かせるBlood on blood、まるで西部劇の舞台を思い起こさせるようなHomebound trainからStick to your gunsの流れがたまらなく格好良い!! ほんでワシの大好きなI'll be there for youあるし、夏っぽい99 in the shade、 最後は酔っ払った状態で歌ってるLove for saleでシメル!!最高や!もういう事なし!
凄いアルバムってのは、聴いていて、その時(発売時)の時代背景や映像、または自然の風景が、頭に浮かび上がってくるものだと思う。人によって違うけど、個人的には60年代ならBEATLESの[サージェントペッパーズ],ROLLING STONES[ベガーズバンケット]、70年代ならEAGLESの[ホテルカリフォルニア],ELTON JON[黄昏のレンガ路]などなど。 そして80年代はBON JOVIの[Slippery when wet]!ジャケット、音楽、メンバーの風貌どれを取っても80Sだ。最初から最後まで聴いていて楽しい。Let it rock~Social diseaseまでの勢いは若さ溢れる壮絶なまでのパワー!Wantedでは哀愁を撒き散らしRaise your hands~I'die for youでは再びエンジン全開、そしてフィナーレは素朴で暖かいNever say good-byeで終わると思いきや、これまた楽しいWild in the streetsの登場! 個人的な思い出はLivin' on a prayerを初めて聴いた時で頭の中が真っ白になり、あまりの格好良さに失神しそうになった。この曲での感動を、おかんにも味わってもらいたく聴かしたのだが、最後まで聴き終わった所で次のSocial diseaseの冒頭の[アンアン]が始まってしまい、 「あんた、何これ!?」と気まずい状況に陥ったことかな。
数あるBON JOVIのバラードの中で、個人的にNO.1かと。 イントロからして泣けてきます。ほんで曲の構成がよくできてるなあ~と感心してしまいます。特にサビに入る前の『I cried and cried~』とか『I tried and tried~』の部分が最高ですね。 私もカラオケで歌ってキメようとしたが、全然キマらんかった(笑)歌詞が速すぎる!
ジョンボンジョビ会心の一撃!!彼が敬愛する、Bruce Springsteenばりの感情移入200%の曲。この曲やDyin' ain't much of livin'gが あったからこそ、次作Keep The Faith収録のBed Of Rosesや Dry Countyが生まれた。 そして、この頃からジョンのVocal Styleが変わった。
このアルバム聴くたびに、「なんで、こんな凄い人がもう、この世におらんねん!」と叫んでました。そのため、INNUENDOと次作のMADE IN HEAVENは自分にとっては正確に音楽面だけで 語ることはできません。どうしてもフレディーの死と結びつけてしまいます。 例えば本作ならInnuendo,The Show Must Go On,I'm Goin' Slightly Mad,Bijouなどがそれに当たります。でも哀しさだけではなく、最期まで精一杯生きるという力強さ、優しさなども感じることができます。こんな事ばっか書いてると「重すぎる」印象を受けるかもしれませんが、 Headlong,I can't live without you,Ride the wild wind,Hit manといった、 80年代QUEEN型のハードな楽曲が楽しませてくれます。 逆に、愉快なDelilah,癒しのDon't Try So Hard,ゴスペルのAll God's People、といった、 70年代QUEEN型のソフトな楽曲も負けてません。 そしてThese Are The Days Of Our Lives!!これには参りました。今までのQUEENの歴史、 自分の人生が走馬灯のように浮かんできて、とても懐かしい気分に浸れます。 ちょっと長々と語ってしまいましたが、最後にやっぱり叫ばしてもらいます。 「フレディー、なんで死んだんだよ~!」