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BEETHOVEN



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解説 - BEETHOVEN

ドイツの作曲家。クラシック音楽史上極めて偉大な作曲家の一人とされる。その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆けとされている。

1770年12月17日ごろ、神聖ローマ帝国ケルン大司教領(現ドイツ領)のボンで父ヨハン、母マリア・マグダレーナの長男として生まれる。ベートーヴェン一家はボンのケルン選帝侯宮廷の歌手(後に楽長)であり、幼少のベートーヴェンも慕っていた祖父ルートヴィヒの支援により生計を立てていた。ベートーヴェンの父も宮廷歌手であったが無類の酒好きであったため収入は少なく、1773年に祖父が亡くなると生活は困窮した。1774年頃よりベートーヴェンは父からその才能を当てにされ、苛烈を極める音楽の教育を受けることとなり、1778年にはケルンでの演奏会に出演し、1782年よりクリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事した。

1787年、16歳のベートーヴェンはウィーンに旅し、かねてから憧れを抱いていたモーツァルトに弟子入りを申し入れ、モーツァルトにその才能を認められ弟子入りを許されたが、最愛の母マリアの病状悪化の報を受けボンに戻った。母はまもなく死亡し、母の死後は、アルコール依存症となり失職した父に代わり仕事を掛け持ちして家計を支え、父や幼い兄弟たちの世話に追われる苦悩の日々を過ごした。

1792年7月、ロンドンからウィーンに戻る途中ボンに立ち寄ったハイドンに才能を認められ弟子入りを許可され、11月にはウィーンに移住し(12月に父死去)、まもなく、ピアノの即興演奏の名手(ヴィルトゥオーゾ)として名声を博した。

20歳代後半ごろより持病の難聴(原因については諸説あり)が徐々に悪化、26歳の頃には中途失聴者となる。音楽家として聴覚を失うという死にも等しい絶望感から、1802年には『ハイリゲンシュタットの遺書』を記し自殺も考えたが、強靭な精神力をもってこの苦悩を乗り越え、再び生きる意思を得て新しい芸術の道へと進んでいくことになる。

1804年に交響曲第3番を発表したのを皮切りに、その後10年間にわたって中期を代表する作品が書かれ、ベートーヴェンにとっての傑作の森(ロマン・ロランによる表現)と呼ばれる時期となる。

40代に入ると、難聴が次第に悪化し、晩年の約10年はほぼ聞こえない状態にまで陥った。また神経性とされる持病の腹痛や下痢にも苦しめられた。加えて、非行に走ったり自殺未遂を起こすなどした甥カールの後見人として苦悩するなどして一時作曲が停滞したが、そうした苦悩の中で作られた交響曲第9番や『ミサ・ソレムニス』といった大作、ピアノ・ソナタや弦楽四重奏曲等の作品群は彼の未曾有の境地の高さを示すものであった。

1826年12月に肺炎を患ったことに加え、黄疸も発症するなど病状が急激に悪化、病床に臥す。10番目の交響曲に着手するも未完成のまま翌1827年3月26日、肝硬変により56年の生涯を終えた。その葬儀には2万人もの人々が駆けつけるという異例のものとなった。



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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. SCARECROW ★★ (2003-09-12 13:04:00)

この人がメタルに与えた影響は測り知れませんね!
自分はもともとクラシック畑にいたのですが、
やっぱその頃からベートーヴェンが一番好きでした。
なるべくしてメタル好きになったんですね(笑)
数ある名曲の中でもお気に入りはピアノソナタ第14番『月光』と
ヴァイオリンソナタ第9番『クロイツェル』です。
自分的にベートーヴェンの魅力は哀愁と力強さです。
彼の楽曲からは魂を感じます。




2. Kamiko ★★ (2003-10-01 00:13:00)

おお、盲目の作曲家ベートーベンではないか。
ピアノソナタといえば、月光のほか、悲愴などもココロに残る曲ですなあ。
月光は14歳年下の少女に贈ったいわばラブバラードらしいのだが、暗いよなあ・・。




3. ひーすくりふ ★★ (2003-11-10 18:24:00)

↑ ベートーベンは、盲目ではなくて強度の難聴だったのでは?
昔、手塚治虫氏のマンガでベートーベンを知って以来、クラシックという世界の中では、私にとって神みたいなものです(笑)
日本人って、ベートーベン好きですよね、大晦日になると第九歌うし。うちの母親も一緒になって歌っています(苦笑)。




4. Kamiko ★★ (2004-01-04 01:41:00)

↑ほんまや。目じゃなくて耳の間違いですな。
ピアニストは誰でも1度は通る作曲家ですな。「エリーゼのために」を発表会にむけて練習した事もあります。
第九のようなパワフルなものもあるが、ベートーベンの書く曲は何やら冷たく悲しいモノが多くてボクの中ではそういうイメージが強い。




5. N男 ★★★ (2005-02-23 14:49:00)

何と!ベートーヴェンまで出てましたか!?クラッシック好きの俺にとってはとても嬉しいです。シベリウス、ブルックナー、マーラー、チャイコフスキー辺りが好きな自分ですが、数あるクラッシック音楽の作曲家の中でも彼の才能は群を抜いて素晴らしいと思います。それだけに、それ以降の音楽会にも多大な影響を与えてますよね。現代でもクラッシックが栄えているのは、間違いなく彼のお陰でしょう。

因みに史上最強のベートーヴェン指揮者はクラウス・テンシュテットです。彼のベートーヴェン、オススメ。ベートーヴェンの狂気がダイレクトに伝わってくる。




6. どげだや ★★ (2005-07-12 01:33:00)

今あるHMの元をたどればベートーヴェンに行き着くというのは決して間違いではないと思います。
ハイドン・モーツァルトの古典からブラームス・シューマンなどの前期ロマン派への橋渡しとして彼は物凄く偉大な業績を残したと思います。大仰なオーケストレーションと私情を音で表そうとしたことは音楽の礎となっています。特に後期の交響曲における彼の創作活動はもう何かが乗り移ったように劇的です。どうしたらあの第9のような物凄いものを創り上げることが出来たのでしょう。神でも降りてきたのかしらん。



7. Tzacol ★★ (2005-09-13 10:55:00)

宮廷音楽家から脱却して、自分の求めている音楽を追究したのが凄いと思います。



8. いろは ★★ (2007-03-23 01:28:00)

確かにHMの元はBEETHOVENなどですね。それだからクラシック好き(ピアニストなどなど)の人にHM好きが多い訳だ(笑)曲質、メロディーとか共通する所が沢山あるもんね。



9. vox ★★ (2009-01-13 22:40:00)

観客の拍手が聴こえないというのは、音楽家にとってどのくらい恐ろしいんだろう。
想像もつかん




10. やまねこ ★★ (2009-06-05 22:52:00)

カノンに「芸術は永く、人生は短い」があるけど、
ベートーベンの曲を聴くと納得する。




11. 乃坂繭士 ★★★ (2011-06-22 20:47:18)

ベートヴェン、良いですよね。

私が子供の頃は、アニメのヤッターマンで
(だったかな?)
交響曲第5番「運命」の冒頭が流れていて、
好きになりました。

第九の第四楽章は、レインボーを知る以前から
大好きで、よく聴いていました。

今でも自分を奮い立たせる時は、
聴いてます。(笑)



12. Jpmagtma ★★★ (2013-02-06 18:28:15)

ベートーヴェンか、懐かしいなあ
昔よく弾いてましたね
3大ソナタに、テンペスト…
彼のピアノソナタはどれもテクニックが要求されるばかりでなく、高度な感情表現が必要で弾くのが難しい
オススメ奏者はアルゲリッチ、マリアジョアピリス



13. 殺1人3鬼 ★★★ (2015-04-05 15:13:56)

交響曲第5番「運命」は、スラッシュメタルに似てませんか?


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