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00年代 | 10年代 | 70年代 | 80年代 | 90年代 | D | ギターヒーロー | ブリテン | ブルージー | ポップ/キャッチー | メロディック | 正統派 | 有名バンド | 様式美
DEEP PURPLE
解説
1968年、イングランドのハートフォードにて結成されたロックバンドである。
時期によってその音楽性は変転しているが、最も印象深く、商業的にも成功している第2期は、いわゆる「ハード・ロック」であり、また「ヘヴィ・メタル」の先駆的な存在であると思われる。CreamやJimi Hendrixなどの先例はあるにせよ、疾走感を伴う曲想と、できる限り大きな音量を出すことが可能なアンプ / PAを使用して、観客を圧倒するパフォーマンスを展開するという、言ってみれば「形式としてのハード・ロック」を構築したのはDeep Purpleであると言われている。
また、クラシック音楽の導入が特徴とされている。とりわけ国民楽派以降のそれに多大な影響を受けており、和声進行(ハーモニックマイナースケール)を楽式に導入している。代表曲である「Highway Star」と「Burn」の間奏部分はJohann Sebastian Bachのコード進行を引用したものであるとRitchie Blackmoreは語っている。
また、Ritchie Blackmoreによるギターの速弾き、印象的なリフは非常に有名で、速弾きの元祖とも言われている。特に「Highway Star」や「Burn」などに見られる速弾きのテクニックは、その後の多くのギタリストに影響を与えた。また、「Smoke on the Water」のリフは彼らの楽曲の中ではもっとも有名な楽曲となり、TVやCMでそのリフが多用され、ロック・スターを夢見る多くのアマチュア・ミュージシャンに多大の影響を与えている。ストラトキャスター、もしくはそのコピー・モデルを手に入れて、まず「Smoke on the Water」のリフを弾くギター・キッズは今も多い。他にも「Black Night」のリフが有名。
さらに、Ian Gillanの金切り声を立てる超高音シャウトは当時のロック界を象徴するものであり、Led ZeppelinのRobert Plantとともに多方面に影響を与えた。なお、Robert自身は「Led Zeppelinはヘヴィ・メタルでは無い」という意味のコメントを発している。
日本での人気は凄まじく、アルバムや楽譜の売上がThe Rolling Stonesを遥かに上回るほどで、レコード会社もLed Zeppelinと並ぶ二大ハード・ロック・バンドと呼び、ロック雑誌もそれに倣った。メンバーの入れ替えも比較的多かったが、各メンバーの脱退後の活動やソロ活動も盛んで、常にロック界をリードしてきた。中でも後のパープルファミリーであるRainbowなども日本では格別の人気があり、来日時は「The Beatlesのような扱いを受けた」とメンバーが語ったと伝えられている。デビュー以来、常に在籍しているのはドラムのIan Paiceだけである。
世界でのアルバム総売上は1億枚以上を記録している。
Current members
Ian Paice – drums, percussion (1968–1976, 1984–present)
Ian Gillan – vocals, harmonica, percussion (1969–1973, 1984–1989, 1992–present)
Roger Glover – bass (1969–1973, 1984–present)
Steve Morse – guitar (1994–present)
Don Airey – organ, keyboards (2002–present, touring member August 2001 – February 2002)
外部リンク
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Yoshikun's DEEP PURPLE,RAINBOW World!
Deep Purple - The Official Homepage
Ritchie Blackmoreの部屋
コメント・評価
Selected Comments
52. minato ★★ (2004-08-10 23:07:00)
fu-miさん。
MR.BIGのBurnが聴きたくて聴きたくて。でも収録されているミニアルバムがどうしても手に入らないので、諦めていました。
こんないいサイトあったんですね。頂きました。ありがとうございます。
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55. 1210mush ★★ (2005-01-06 21:00:00)
BURRN誌で、中世モードのリッチーとキャンディスの話が聞けたが、
その中でリッチーが、モーズの脱退を仄めかすような事を言っていた。この記事を読んだ人はいないだろうか?
リッチー曰く、モーズはマネージャーだかプロデューサーだかと上手くいっていないらしい?
モーズの性格(少なくとも雑誌や他の人のインタビューなどで分かる限り)から考えると、人とそんなに問題を起こすような人ではないと思うのだが・・
モーズが抜けたら、今度こそDeep Purpleは歴史に終止符を打たざるを得ない、ということになるだろう。ドン・エイリーが加入した時とはまた話が違うと思う。
次の作品でも、是非またドンとモーズのユニゾンを聞きたいものだ。
ジョンロードも、リッチーもソロで頑張ってますしね。ジョンのソロは知らないが、リッチーのソロはいい趣味していると思います。Fairport Con
…続き
59. 中曽根栄作 ★★ (2005-02-16 02:39:00)
モーズがいる間に見に行かねば…
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63. #705 ★★ (2005-07-13 22:20:00)
サマーソニック1日目にスペシャルゲストで出る事が決定したらしいですよ。
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65. こうじ ★★ (2005-08-26 12:52:00)
サマーソニック観ました。
貫禄のステージ、って感じ。
スティーブモーズ上手いね。
ブラックナイトの掛け合いが良かった。
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Recent 20 Comments
81. 貴公子 ★★★ (2010-11-07 19:03:40)
リッチー、ジョンとも抜けてしまった。ジョンは体の問題だがリッチーは一回くらいどうにかならないか。
Highway star、smoke on the water、Burnを見せてくれ!
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82. しょじゆう ★★★ (2011-01-15 12:22:36)
僕をHR/HMの世界に引きずり込み、ギターまでやる気になった。
フェイバリットバンド。
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83. ギターマン ★★★ (2011-02-07 15:09:29)
もう来日ライブはないかな・・。年齢的に
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84. てかぷりお ★★★ (2011-08-14 00:29:22)
ジョン・ロード、癌と闘病中らしいですね
負けないで!
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85. 乃坂繭士 (2011-11-23 19:17:33)
ジョン・ロード癌なんですか…
リッチーがHR/HMを演奏するのは、
高い確率でありえない、と私は思います。
(個人的にも非常に残念ですが…)
リッチーは、ドゥギー・ホワイトが言うには、
過去の作品を振り返らない人らしいです。
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86. トップガン ★★★ (2011-12-23 18:18:46)
やっぱり、MarkⅡが一番好き
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87. モンド ★★★ (2012-01-06 17:36:29)
ジョン・ロードが好き。
ジョンといえばⅡ期のマーシャルサウンド(ベースアンプを使っているらしい)のイメージが強いのだろうが、Ⅲ期以降の「レスリー+自然な歪み」もすばらしい。
要所で使うリングモジュレータの「キーン」って音もいい。
ライブでのアドリブはリッチーを凌ぐと思う。
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88. 名無し ★★★ (2012-07-17 11:43:05)
RIP...ジョン・ロード
89. 沈黙の上州 ★★★ (2012-07-17 15:09:21)
今まで本当にありがとう。
R.I.P.....
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90. N.A.ROCKS ★★★ (2012-07-17 19:49:22)
病気を知ったときからとても心配でした。回復されることを期待していたのですが・・
またしてもハードロックの神がいなくなってしまった・・・
私にとってもそうですが、ハードロックといえばDEEP PURPLEであり、DEEP PURPLEといえば、ジョン・ロードという人は多いのではないでしょうか。
この訃報を知る前から久々に聴きたいと思っていたのでハモンド・オルガンに耳を傾けながら色々聴いてみようと思います。
心よりご冥福をお祈り致します。
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91. チンポリオ・フェラッチィーノ (2012-07-17 23:03:33)
また一つの時代が終わった。などという生易しいものではない衝撃だ。
いったい我々はこれからどうすればいいのか。途方に暮れてしまう。リッチーや
カヴァデールと壮絶に戦った雄姿はもう本当にDVDの中だけの世界になってしまった。
このやるせなさ、無力感、死を前にして我々はかくも無力だということを改めて
思い知らされる。彼こそはロック・オルガンの始まりでありすべて。
ただ冥福を祈るばかりである。
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92. てかぷりお ★★★ (2012-07-17 23:12:45)
心配してたけれどダメでしたか…
ハードロックに夢中になりたての時にBlack Nightを聴いて、しばらくはキーボードソロをギターソロだと勘違いしてました あまりにも攻撃的な音だったから
残念
Rest In Peace
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93. ムッチー (2012-07-18 00:03:35)
ジョン・ロードが…。非常に残念なことです…。
自分の中で、HR/HMのキーボード・プレイヤーといえばジョン・ロードであり、別格の存在です。
『IN ROCK』での、歪んだサウンドで、リズムパートではストリングス隊とユニゾンし、
ソロパートではリッチーのギターと真っ向から張り合う、その姿に惚れました。
キーボードって、こんなにもアグレッシヴにキメることができるんだと思い知らされました。
HRにおけるキーボードの革命だと思うし、あれ以上にカッコいいキーボードが聴ける作品は知りません。
"Flight Of The Rat"・"Hard Lovin' Man"・"Fireball"・"Burn"・"High Ball Shooter"…。
数々のハードでスリリングなキーボードソロが頭に残っています。
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94. ANBICION 11 (2012-07-18 00:50:40)
KEYBOARDってカッコいいと最初に思わせてくれたのがJON LORDでした。
BURNのソロやUNDER THE GUNの間奏やGAMBLERのイントロ等々。
ご冥福をお祈りします。
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95. RIOT1970 (2012-07-20 02:51:05)
最近になってようやくDEEP PURPLの良さが解り始めた新規のファンです。
かれこれ20年位HR/HMを聴き続けているのですが、20年前の若造
だった私は、解りやすいジャーマン・メタル、所謂メロスピでHR/HM
に目覚めた為、70年代のアルバムは、当時、古臭くて聴けたものでは
なかったのです。20年間色々聴きまくって、最近ようやくDPの良さ、
70年代の音楽の深さに気づき、DPが最近へヴィ・ローテーション
な訳ですが。
でもまだまだなので、これを読んで下さった人にお願いがあります。
DPの全アルバムの中で2枚組のベストアルバムリストを作って
欲しいのです。有名曲を並べるだけ、というのではなく、
コンセプトのある、というか、緩急付けたあなただけの二枚組ベストを
作ってほしいのです。暇な人、どうか宜しくお願
…続き
96. 名無し ★★★ (2012-07-20 08:42:20)
>一つ上
面白そうですね。
ただ,Mk.1や再結成後やボーリン時代やモーズ時代をOKにするのかだけは
一応追記しておいた方がいいやも・・・
97. k.s.m.2 (2012-07-20 10:48:16)
DISC 1
Into the Fire
The Mule
Black Night
Rat But Blue
Bloodsucker
Strange Kind of Woman
Living Wreck
Super Trooper
Never Before
Maybe I'm a Leo
Mary Long
Anyone's Daughter
Smooth Dancer
No One Came
----------------------
DISC 2
Flight of the Rat
Lazy
Fools
No, No, No
Our Lady
Smoke on the Water
Hard Loving Man
Hi
…続き
98. RIOT1970 (2012-07-20 14:00:37)
96さん それも入れての全アルバムという事で…(^-^)
k.s.m.2 さん、どうもありがとうございます。さっそくPCに取り込んで、リスト作って
聴いてみました。流れがきちんと考えられている選曲だとおもいます。
ギラン時代のベストなんでしょうか?
デビット・カヴァデール時代、ジョー・リン・ターナー時代とかが入っていませんが、
あまりお好きではないのでしょうか?それとも、私の書き方が悪かったのでしょうか…(反省)
→同意(0)
99. 乃坂繭士 (2012-07-20 18:29:59)
筋肉少女帯のギターリスト、橘高文彦さんが
「リッチー・ブラックモアが好き」
と、発言していたので、
レインボーとディープ・パープルを
聴いたのがきっかけです。
ギターとキーボードのバトルが
バトルするのが基本的に好きなジャンルです。
ジョン・ロードが亡くなって、
非常に残念です。
天国でどんな曲を演奏するのか
興味があります。
→同意(0)
100. 名無し ★★★ (2012-07-21 16:09:11)
RIOT1970さん、Mk2ていうのは、第二期のことを指すので、当然ギラン時代なのですよ、って本院じゃないから推測だけど、熱心なファンじゃなくてもMk2がそういう意味なのはMottのMk3って言えば、デビッド ボウイとも分かれた「革命」製作時っていうように、トヨタのMk2をもじった表現が良くあった70年代をリアルタイムで知っているおじさんに取っては当たり前かな・・・
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