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ダイアスパーさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 51-100
平沢進-白虎野-確率の丘
P-MODEL-P-Model-Speed Tube
P-MODEL-音楽産業廃棄物-論理空軍
P-MODEL-音楽産業廃棄物-Moon Plant Ii
P-MODEL
MOEBIUS-PLANK-NEUMEIER-Zero Set
FENNESZ
ATTACK-Revitalize
ATTACK
STS 8 MISSION
冷たい熱帯魚
AQUARIA
AQUARIA-Shambala-Liberty
高橋幸宏-ニウロマンティック
高橋幸宏
BOB MARLEY-Rastaman Vibration
PERSUADER-The Hunter-The Hunter
PERSUADER-The Hunter
ベルリン 天使の詩
COWBOY BEBOP
ASH RA TEMPEL-New Age of Earth-Sunrain
ASH RA TEMPEL-New Age of Earth
ROVO-Flage
ROVO
U2-Zooropa
U2-The Unforgettable Fire
U2-All That You Can’t Leave Behind
U2-How to Dismantle an Atomic Bomb
U2-Achtung Baby
U2-War
U2-The Joshua Tree
U2
外道-不明
細野晴臣-泰安洋行
細野晴臣-コチンの月
MANDRAKE-UNRELEASED MATERIALS VOL.1
MANDRAKE-UNRELEASED MATERIALS VOL.1-飾り窓の出来事
MANDRAKE
MANUEL GOTTSCHING-E2-E4
MANUEL GOTTSCHING
平沢進-Ice-9
平沢進-Switched-On Lotus-Switched-On Lotus
平沢進-Ice-9-ユーラシア21℃
平沢進-白虎野
平沢進-Blue Limbo-高貴な城
平沢進-Blue Limbo
平沢進-賢者のプロペラ
平沢進-救済の技法-ナーシサス次元から来た人
平沢進-救済の技法
平沢進-Siren-Siam Lights
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平沢進-白虎野-確率の丘 ★★★ (2013-04-12 03:47:15)

平沢ソロの文脈に沿った作品だが、ズバ抜けて完成度の高い名曲だと思う。アレンジの変態性はやや控えめだが、感情豊かなヴォーカルの表現力とメロディが圧倒的。

P-MODEL-P-Model-Speed Tube ★★★ (2013-04-12 03:42:16)

アルバムの冒頭を飾る圧巻のハイスピード・チューン。終盤のロングトーンが人間の領域を超えている。

この曲を友人に聞かせたら、「これ、凄い。まじ、凄い」しか言わなかった。

P-MODEL-音楽産業廃棄物-論理空軍 ★★★ (2013-04-12 03:38:09)

プログレ直伝の余りにも有り得ない進行が凄い神曲。ただの実験曲に終わらず、エンターテインメントとしてしっかりとしたカタルシスを持っているところはさすが。

P-MODEL-音楽産業廃棄物-Moon Plant Ii ★★★ (2013-04-12 03:36:44)

ゆっくりしたペースで、これだけ人を惹きつけるリフとリズム。さすがと言うしかない。一時期この曲が延々と頭の中を回ってしまって困った。

P-MODEL ★★★ (2013-04-08 21:13:11)

90年に二度目の再結成をして以降は、以前の前衛ニューウェーヴ志向は完全に消え去り、電子音バリバリの文字通りの「テクノポップ」になっていった。

平沢ソロが一気に作風を固めていくにつれて、Pモデルの音楽性もよりメロディアスで複合的な要素を持つようになり、完成度が一気にアップしたように思う。

しかしこれだけの神曲を連発しながら、チャートアクションではほぼ完全無視を決め込まれていたとは、なんたるオーパーツか。

デビュー以来三十数年、今やっとオーバーグラウンドに再び顔を出した平沢。この機会にP-MODELの輝かしい変態テクノの歴史も掘り返すべし。

MOEBIUS-PLANK-NEUMEIER-Zero Set ★★ (2013-04-08 21:08:41)

まあドラムが生なんで、さすがにハコでは無理かと思うけど、それが逆に特異性になっていて、今聞いても個性的という感じがする。ジャケットもかっこいいね。

FENNESZ ★★★ (2013-04-08 21:06:55)

YMOのサポートとして度々ステージに上がっているので、日本でも有名だと思う。しかしソロアルバムの至高の美しさに比べれば、YMOメンツとの交流など正直どうでもいいとしか思えない。

特に坂本とのコラボは完全に失敗としか言いようのない退屈さ。

一人でもっともっとアルバムを出して欲しい。

ATTACK-Revitalize ★★★ (2013-03-03 01:44:38)

ちなみに本作の後に一枚だけ出して姿を消したリッキー・ヴァン・ヘルデンですが、どうもYoutubeに自分の楽曲をアップロードしているっぽいです。アカウントは、まんまRickyvanHeldenです。履歴を見ると7ヶ月前にもアップロードしているので、とりあえず生きてはいます(笑)。

コメント欄でファンの質問にも少しだけ答えたりしているっぽいので、近況が気になる方がいたら、覗いて見ては?

…いないか。

ATTACK ★★★ (2013-03-02 23:16:06)

いやちょっと待て、ヘリコンよりはかなりマシなバンドのような気がするんだが、気のせいか? …気のせいかも。

まあ~、あんまりと言えばあんまりなB級要素が満載のバンドですが、何より曲が書けるんですよね。コンセプトに技術が追いついていないだけで、基本的に「良いヘヴィメタルとは何か」が良く分かってる人だと思うわけです。

だからちょっとくらいヘタクソでも我慢して聞けるし、何度か聴いてるとかっこよく聞こえてきたりもするんだと思いますYO!

STS 8 MISSION (2013-02-06 01:39:34)

ヘブンズゲート全盛期の来日に前座で帯同していたそうですね。ヴォーカルが死去したので、もはや再結成は望めませんが、メロスピ・バブル時代の輝かしい記憶を思い起こさせるに充分なバンドではないでしょうか。

小気味良い疾走感はいいのですが、楽曲の練りこみが足りず、どうもサビが無いみたいな局が多いのが難点です。しかしリフの方は結構センスがあって、ワクワクさせてくれるものがあります。

B級好きの方々に聞いてもらいたいバンドです。

冷たい熱帯魚 ★★ (2013-02-03 23:57:35)

普通の映画なら絶対に二の足を踏むところで、さらにアクセルを底まで踏み抜く圧倒的なバイタリティを持った作品だと思う。それだけに見る人によっては、嘔吐を催すくらい強烈な場面がいくつもある。

作品の構成には甘さも残るし、一部のシーンでは作品全体のリアリティ・レベルと乖離している。つまり完成度という点では、他の名匠の作品群に遥かに劣る。その意味では名作ではないかもしれない。

しかし、映画において、人生において、ごたく抜きの本質論をここまで徹底して直球で表現した映画が今まであっただろうか?グロ耐性のある人なら一見の価値アリかと。

最近コーヒーのCMで、でんでんがこの映画と全く同じと思われるキャラで出演しているのが笑えるが、このキャラクターは実は団塊の世代全体に共通する雰囲気を突き詰めたものであるように、僕には思える。

AQUARIA ★★★ (2012-12-30 09:07:43)

凄いバンドです。素直に夢中になれる素晴らしい楽曲。

そして適度に予想を裏切ってくる曲展開などの小技のサジ加減もにくいですね。メロスピ好きなら聴いておいて損はないバンドだと思います。

AQUARIA-Shambala-Liberty ★★★ (2012-12-30 09:05:29)

バンド名のなんとなくB級っぽい感じを見て、あんまり期待せず聞いてみたら、こいつはすげえ掘り出し物!

演奏やVoも上手いですが、何よりサウンドがしっかりしていて、ドラマティックこの上ない。曲は複雑な展開も見せますが、ふわっと不安定になった直後に、ガッツポーズ必至のウルトラ王道フレーズを叩き込んできたりなど、聞き手の心理を知り尽くしているかのような仕事ぶりに思わず拍手!

メロスピ好きなら聴いておいて間違いない名曲だと思います。

高橋幸宏-ニウロマンティック ★★★ (2012-10-13 09:42:40)

高橋幸宏の歌謡ニュー・ウェーヴとも言うべき退廃的な世界観が頂点に達した名盤。そのダンディズム溢れる歌声は、そこはかとなく自嘲気味な英語詞の効果もあいまって、世界基準に到達するハイセンスぶり。

都会的なセンスという点で、YMOの他の二人には出せない味を持った作品だろう。

高橋幸宏 ★★★ (2012-10-13 09:39:11)

サディスティック・ミカ・バンドのドラマーとしてイギリス・ツアーも行ったが、当時はさほど注目された存在とは言いがたかったが、ソロ・デビューを経てYMOのドラマーとして一躍日本中の人気者になり、その影響力は二度の世界ツアーによって世界のロック・シーンにも及ぶこととなった。

YMO最大のシングル・ヒットであるRYDEENを作曲したこともさることながら、バンドのファッションも含めたニュー・ウェーヴ的側面を一身に背負っていた点も見逃せない。

ソロではその世界観が徹底的につきつめられ、ダンディかつ植民地主義的なデカダンスも感じさせるその音楽性は、見た目の線の細さからは計り知れないほど強固で大胆である。

また、自らを自嘲的に「太鼓持ち」と称するぶっ壊れたユーモア感覚もなかなかのものだが、細野晴臣と坂本龍一という日本音楽史上屈指の天才奇人の仲を取り持つ上でも重要
…続き

BOB MARLEY-Rastaman Vibration ★★★ (2012-10-13 09:19:11)

1976年発表。アイランド・レコードから発表されたオリジナル・アルバムとしては四枚目となる本作は、トータル・アルバムとしての完成度が非常に高い。個人的にこのアルバムから先の音楽性こそがボブの音楽の真骨頂だと思う。

チャート・アクションにおいても最も健闘し、全米チャート8位に達した。

ボブのチルアウトな側面、攻撃的な側面、ルード・ボーイとしての側面、優しさ、そして厭世的な側面まで、まさに人の感情の持つ多面性を全て取り込んだかのような音楽世界は、レゲエ万華鏡とも言うべき美しさに満ちている。

全ての作品が、人生の、そして世界の核心を真っ直ぐに突いている。まさに圧巻の名盤!!

PERSUADER-The Hunter-The Hunter ★★★ (2012-10-13 08:56:52)

ハンズィに似せていないときのこのVoは、当たり前だが全然ハンズィには似ていないが、いかんせん楽曲がある時期のブラガに思いっきり影響されまくっているので、やっぱりどこかブラガっぽい感じもしないでもない。

で、それは置いといてこのアホのような疾走感はどうだ。メロスピ、メロパワのファンにも、大爆走B級スラッシュ好きにもそこそこアピールしそうなヤケクソ具合も感じるし、疾走系のメタルが好きな人なら一聴の価値がある楽曲に仕上がっている。

PERSUADER-The Hunter ★★★ (2012-10-13 08:54:27)

ブラインド・ガーディアンの完コピ・バンドとして、本家のドラマー、トーメン・スタッシュまで加入して作り上げられたSavage Circusの前身とも言うべきこのバンド。

ハンズィ・キアシュに激似だったSavage Circus時代とは全く違う金切りハイトーン・ヴォイスで大爆走する痛快なメロディック・パワー・メタル作品だ。突進型の音楽性で、音程の上下が少ないため、ある種のメロディック・スラッシュという受け取り方も充分に可能だろう。

ともかく爆発的な加速力、テンションの乗り方は、往年のAngel Dustを思わせる若気の至り感。疾走系パワー・メタルの王道とも言うべき作品だ。

ベルリン 天使の詩 ★★★ (2012-10-13 08:47:03)

1988年ドイツ映画。

前作「パリ、テキサス」でカンヌ映画祭を制したヴィム・ヴェンダース監督が挑んだのは、一転して自国の最大の暗部でもある西ベルリンでの全編ロケ作品だった。

といって政治色ばかり強い理屈っぽい作品では全くなく、中年を迎えた天使が人間の女性に恋をして凋落していくファンタジックな作品だ。

人間として生きることの儚さと美しさを、手で触れるほどのリアルさで思い知らせてくれる、映画史上最高の作品だと思う。

初めて見てから十数年、いまだにこの映画を超える感動に、僕は出会っていない。

COWBOY BEBOP ★★★ (2012-10-13 08:43:36)

1999年にテレビ東京で抜粋版が、WOWOWで全編が放送されたアニメ史上屈指の名シリーズ。洗練された台詞回しや、圧巻のSF的世界観、当時としては先進的な3DCGを大胆に取り入れた背景、キャラクターの動きもシリーズ物とは思えないほど緻密でダイナミックだ。

ともかくアニメーションの素晴らしさをこれでもかとてんこ盛りした娯楽超大作とも言うべきシリーズだ。その大人びた雰囲気から、お子様お断り感が漂うが、良い意味で中2病魂を熱くさせてくれる耽美的な要素と、スッポ抜けたようなギャグが絶妙にかみ合っており、結果的には全世代にオススメできる。

結局この斬新すぎる作品が、99年アニメ界最大のヒット作となったのは、本当に驚くべき、だが当然のことである。

ASH RA TEMPEL-New Age of Earth-Sunrain ★★★ (2012-10-13 08:38:03)

時代を先取りしすぎて宇宙の彼方へとぶっ飛んで行く桃源郷のごとき音世界。もはや完璧すぎて何も言うことが思いつかないレベルの名曲。

ウルトラ・サイケ・・・

そうウルトラ・サイケなんだよ うああぁぁ

ASH RA TEMPEL-New Age of Earth ★★★ (2012-10-13 08:36:13)

冒頭の一曲で、ともかく全員が宇宙の彼方へと吹っ飛ばされる永遠の名盤。

ただ音がオーパーツ級に先進的であるだけでも凄いのに、さらにここにたち現れるサイケ感は、もはや全時代のロックを見渡しても比肩すべきものがないほど個性的なものではないか。

ロック史上最高の名盤の一つとして名前を挙げたい作品。

ROVO-Flage ★★★ (2012-10-13 08:33:30)

変態的な構成が突き抜けると、逆にそこには神がかった「王道感覚」がたち現れるというロック・ミュージックの裏法則を、ここまで完璧に形にしたアルバムは、世界中を見渡してもほとんど存在しないだろう。

聴いていると陶酔のあまり、徐々に体から力が抜けて思わず失禁してしまう。

ROVO ★★★ (2012-10-13 08:30:51)

世界的にライブトロニカとも呼ぶべきフリーキーな電子音楽が流行していることを敏感に感じ取った日本の精鋭たちが作り上げたのは、よりによってそのうすぼんやりしたジャンルのようなものを、最もハッキリと形にした異形の音宇宙だった。

このツイン・ドラムとエレクトリック・バイオリンの天上的な調べを聴けば、誰もが昇天必至である。

U2-Zooropa ★★★ (2012-10-13 08:25:10)

U2史上最も曖昧模糊としたコンセプトと音像で発表された問題作。

水底でゆらめき、ときどき煌くような不思議な透明感を感じさせるサウンドが素晴らしい。この独自の世界観は今までのU2の音楽性と確実にリンクしてはいるが、良い意味でどこか無責任な自由さも伺える。

耽美的と言ってここまでふさわしいアルバムもそうそう無いだろう。冒頭のZooropaはロック史上屈指の精神的キラーチューンだろう。

U2-The Unforgettable Fire ★★★ (2012-10-13 08:21:15)

ブライアン・イーノとのファースト・コンタクトによって、U2史上最もアッチの世界へぶっ飛んだ、完全に内省的な作品が誕生した。派手な楽曲は一つもないが、前作までの良い意味での荒削りな感覚すら消えうせ、ひたすら自らの持つ音楽性の最も陰性の部分を追求している。

それがただ地味なだけの実験作に終わらないところが、U2という業の深いバンドの末恐ろしいところ。名曲Prideがアルバムの一部でしかないと思わせるほど、個々の楽曲が喚起する感情の奥深さが凄まじい。

U2-All That You Can’t Leave Behind ★★★ (2012-10-13 08:17:58)

テクノロジーのジャングルから出て、いったんかつての作風に戻ったかのように一見受け取れる作品だが、一部の楽曲には明らかにスッポ抜けたようなサイケ感が残っている。必ずしもロートルを自認したような音にはなっていないところがニクい。さすがといったところだ。

前半の作品は今までで最も陽性の楽曲が立ち並び、その時点で感涙にむせび泣くしかないのだが、後半に入るとまたしてもお約束の内省の領域へと突入。もう何回このパターンにしてやられたのか覚えていないが、今回もともかく完璧なのである。

こいつら、ほんと音楽ってものを分かってる。

U2-How to Dismantle an Atomic Bomb ★★★ (2012-10-13 08:14:16)

行ってみればU2流の「様式美」的な楽曲がギッチリと隙間無く詰め込まれた作品といえると思う。ここでは若さに任せて突っ走っていた初期や、巨大な世界を背負って歌っていた全盛期とは全く違った余裕が伺える。

いうなれば娯楽超大作。

U2というバンドのポテンシャルの臨界点へ挑んだかのような、いわゆる「良い曲」がテンコ盛り状態の名作だ。

U2-Achtung Baby ★★★ (2012-10-13 08:10:20)

社会問題を背負って戦う道をいったん外れ、完全に内省の聖域と引きこもったU2の音には、驚くべきことにまた別の世界が開かれていた・・・。

信じられないほど快楽主義的な陶酔的サウンド・プロダクションにため息が出る。また、数曲において珍しくエッジが本格的なギターソロを披露しているが、それがまた涙が出るほど美しい・・・。

夜明け前の近未来都市に鳴り響くかのようなスケールの大きいサウンドに乗せて歌われるのは、その印象とは正反対とも言える極めて個人的な感情の手触りたち。

そのアンビバレンツに「人間」の二文字を感じずにいられない。

U2-War ★★★ (2012-10-13 08:06:28)

U2史上最も「魂」を感じるこの作品は、もはやリリースされたというより、世の中に一撃お見舞いしたというに近いのではないか。

爆発的な疾走感でぶつかってくるLike A Songのみずみずしい若さも素晴らしい。Sunday Bloody Sundayの悲壮な気高さも特筆べきだ。そしてNew Years's Dayは、後のU2サウンドを先取りしたような大人びた名曲。

U2-The Joshua Tree ★★★ (2012-10-13 08:03:19)

いわばシングル用とも言うべき冒頭の三曲だけでもはや歴史的名盤決定とも言うべき作品だが、本格的に凄まじいのは実は内省に傾いた後半ではないか。神秘的で沈潜したその世界観は唯一無二のもの。こうした真に素晴らしい作品が2500万枚もの売上げを達成したということは、世界のロックファンに真に良心というものがあるということを思わせる。

身震いするほどの完璧なアルバム!!

U2 ★★★ (2012-10-13 07:59:55)

世界で一番売れているロックバンドに対して、何をいまさら書くことがあるだろうかと思って書き込みを躊躇してきたが、やっぱり僕はこのバンドの大ファンだ。出してきた全てのアルバムが名盤であると思うし、個性的な音作りに対する絶対的な自身、そして何より楽曲に込めた魂の熱さが違う!!

アイルランドの荒野、あるいは近未来都市を思わせる寒々しい音像の中心をつんざくボノの余りにも感情のこもりまくったロング・トーンの美しさはロック史上最高のアンサンブルだろう。

ダンス要素の無い音楽がほとんど一位になることのないアメリカのヒットチャートも、U2の音には勝てないっ!毎度のことながら一位!当然だ!

奴らのサウンドはどんな時代においても、人の感じうる感情の頂点を示している!!

外道-不明 ★★★ (2012-10-13 07:41:54)

「香り」のヤケクソめいた破壊力にはマジでしびれる!!

時代がかった不良の野次とかは大友克洋の漫画みたいで面白い!!

そして荒っぽいリフに乗って「げーげーげー!外道!!」と吐き捨てるヴォーカルはもう完全にイッてしまっている。

細野晴臣-泰安洋行 ★★★ (2012-10-13 07:34:34)

マーティン・デニーとヴァン・ダイク・パークスからの影響を隠すことなく出しつつも、沖縄音楽を初めとする日本固有の音楽をもごった煮にしたそのサウンドはもはや分類不能。

時代の空気を敏感に感じ取ったサイケデリック風味が、確実に作品の統一感を強化するのに役立っている。

一聴した印象でレイドバックした民族音楽と決め付けてはならない。音のディテールに注意深く耳を傾ければ、そこに通奏低音のような異様な緊迫感が流れていることに必ず気付くはずだ。

細野晴臣-コチンの月 ★★★ (2012-10-13 07:29:43)

横尾忠則との共同名義だが、実質的には細野のソロアルバムである。また、坂本龍一と高橋幸宏のYMOメンツが既にレコーディングにおいて顔をそろえている。

ジャーマン・プログレからの影響が顕著な異形の名盤。サイケデリックの極致を行く音楽性は、現代のエレクトロニカと、そのベクトルを同じにしているようにも思えるが、1978年の時点でここまでのビジョンを見ていた音楽家が世界中にどれだけいただろうか?

ある意味ではYMO以上に先進的で宇宙的な境地に達している奇跡の作品!!!

MANDRAKE-UNRELEASED MATERIALS VOL.1 ★★★ (2012-10-13 07:21:40)

「テクノ御三家」としてYMOのパチモンのような扱いで登場したバンドのうちの一つ、Pモデルの前身は世界的に見ても稀有なほどのクオリティの楽曲を作り上げた生粋のプログレッシブ・ロック・バンドだった!!!

その事実は僅かにコアなPモデルのファン、あるいは平沢進を師匠と呼び習わす馬の骨どもにのみ知られていたことだったが、本作のCDリリースによって、ついに世にその真実を問うことが可能となった。

震撼せよ!震撼せよ!! ここに日本のプログレ史に燦然と輝く至上のオーパーツの存在を宣言する!!!

MANDRAKE-UNRELEASED MATERIALS VOL.1-飾り窓の出来事 ★★★ (2012-10-13 07:17:59)

すさまじいアグレッション、疾走感、そして複雑な展開とわずかに東洋的な歌メロ・・・平沢進はデビュー後も徹底的にトンガっていたが、デビュー前にはもっともっとトンガっていたことが分かる。

初めて聴いたときは文字通り脳天に雷が直撃し、全身が痺れたようなって硬直した!!!なんだこの音は、これが70年代日本のロックバンドだと・・・!??

MANDRAKE ★★★ (2012-10-13 07:15:51)

このバンドがメジャー・デビューできなかった、あるいはしなかったのは、明らかにプログレというジャンルが日本国内で受け入れられる素地が無かったからだが、それにしても、ここまでやった後で諦めたというところに平沢進という男の業の深さがあると言えないだろうか。

ともかく冒頭の一曲「飾り窓の出来事」に尽きる。これを聴かずして日本のロックの歴史を語るなかれと言いたいほどに凄まじい気迫の篭った作品だ。

MANUEL GOTTSCHING-E2-E4 ★★★ (2012-10-13 07:10:35)

この作品が現実には1980年の時点で完成していたという事実の衝撃には、本当に唸らされるものがある。それがウソではないことは、アシュラのSun Rainという曲に、既にその萌芽があることから分かる(この作品は1976年発表だ)。

現代のテクノ・ミュージックの原型であるという言い方ももちろんできるほどにオーパーツめいた作品ではあるが、それ以上にこの清涼感のある天上的なサイケ感はどうだ。ジャーマン・プログレのこうした方向性は、下手をすれば80年代のデトロイトや、90年代初頭のアンビエント・テクノさえ飛び越えて、2000年代直前のエレクトロニカにまで影響を与えているのではないか。

僕にはそう思えてならない!!必聴あるのみ!!!!!!!

MANUEL GOTTSCHING ★★★ (2012-10-13 07:06:13)

ジャーマン・プログレのジャーマン・プログレらしい部分を全方位的に網羅し、その上さらに完成度においても絶対的にトップだったのは、何をさしおいてもこのマニュエル・ゴッチング氏でありましょう。

現代音楽をルーツに持つミニマルの系譜を継いだ電子音楽によって、デトロイトテクノより十年も前に現在のテクノの原型を作ったのみならず、卓越したギターテクによって、バンドとしてのロック音楽にも革命をもたらした。彼こそまさに天才でありましょう。

平沢進-Ice-9 ★★★ (2011-12-27 03:36:10)

この人、ギターもくそうめーっす。

でもギターはもう飽きたので弾きたくないそうです。もったいない。

平沢進-Switched-On Lotus-Switched-On Lotus ★★★ (2011-12-27 03:34:23)

これはヤバイ! 神曲!!
やっぱやってくれますね ^^;

リミックス・アルバムなんちゅーと、大抵のアーティストはよく知らないDJさんとかに仕事丸投げなんてのが多いですが、平沢さんの場合は友達がいな…

まあ事情は知りませんが、多分人件費が足りな…

ともかく素晴らしい。こういう凄い曲を必ず入れてくれるから信頼できる。俺は一生馬の骨!!

平沢進-Ice-9-ユーラシア21℃ ★★★ (2011-12-27 03:31:40)

(爆)

Dr.Strangeloveさんの絶妙な指摘どおり、ロバート・フリップの作品に酷似してますね(とくにフリップ&イーノに)。

でも、なんだろう、やっぱり平沢は平沢だと思わせるアレンジがある。かっこいいなぁ。最高!

平沢進-白虎野 ★★★ (2011-12-23 17:22:32)

嵐のような東南アジア世界が通り過ぎ、前作のポップサイドも再び遠のいたが、今度はSF要素とアレンジの凝集性が異常な反応を見せ始めている。

この引き出しの多さと、それに違和に転化させない整合性の高さ、バランス感覚。平沢の頭脳派の側面が最もよく現れた作品。当然ながら捨て曲なし!

平沢進-Blue Limbo-高貴な城 ★★★ (2011-12-23 17:19:19)

壮大で勇壮な作品。魂の底から平和を訴えるメッセージ。そこには仲良し的な共感の輪も、ポリティカリー・コレクトな言葉も全くないが、雄大で透徹した視野と人間としての尊厳の叫びがある。

平沢進-Blue Limbo ★★★ (2011-12-23 17:16:31)

やっと吹き荒れる「神盤」の連打が収まり、少しずつ人間的なポップサイドが回復しつつある作品。だが、それで「普通」になるほど平沢が業の浅い人間であるわけがない。

ぎっしりと詰め込まれた名曲、メロディの洪水。聞かずに死ねるか。

平沢進-賢者のプロペラ ★★★ (2011-12-23 17:13:12)

徹底して美しいアルバム。この時期の平沢は充実が度を過ぎて、もはや紹介する言葉が思いつかないレベルに達している。

平沢進-救済の技法-ナーシサス次元から来た人 ★★★ (2011-12-23 17:11:34)

圧巻。

平沢進-救済の技法 ★★★ (2011-12-23 17:10:26)

もはや才能がダダ漏れになって、全方位無敵と化した平沢による完全なる「神盤」。圧巻の世界観、尽きるところを知らぬメロディ、ピュアで神々しい歌声…。一体音楽にこれ以上の何を求めることができるのか?

初めて聞いたとき、あまりの凄まじさに忘我の境地へ旅立ってしまったリスナーも多いはず。

平沢進-Siren-Siam Lights ★★★ (2011-12-23 17:06:47)

神秘的で沈潜した雰囲気のある圧巻の名曲。聞いていると神々の世界に迷い込んだ気持ちになる。


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