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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1-50
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SEVENTH CRYSTAL-Entity ★★★ (2024-12-15 22:01:09)
スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンドの、'24年の3rdフル・アルバムです。
テクノロジーと人間の在り方についてみたいなコンセプト・アルバムになっているようで、インタールードが挟まるなど、ちょっと芝居がかっています。
そのせいかなんか、2ndと比べるとずいぶんパワフルで、情熱的に。
1stから(EP『INFINITY』も含め)どの作品も作風に変化があり、それぞれの個性があるところが良いですね。(1stの魅力の大きな要因だったKeyのヨハン・エルヴソングが脱退してしまったのは残念です)
メロディが充実していて、ドラマティックで高品質なハード・ロックなのはいつもの通り。
リーダーのクリスティアン・フィールはフロンティアーズ・レコードの複数のバンドに関わりながら、昨年このバンドでEPとアルバムを出したばかりというワーカホリック状態だというのに、搾りカ
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BLOOD INCANTATION-Absolute Elsewhere ★★ (2024-12-14 22:37:22)
アメリカのデスメタル(?)バンドの'24年の3rd('22年の『Timewave Zero』をアルバムに数えれば4th)アルバムです。
デスメタルって・・・何でしたっけ?
個人的に大半のメロデスと一部プログレデスはデスメタルではない音楽として聴いていますが、これは半々かなぁ。(『Timewave Zero』は全然デスメタルじゃありませんでしたが)
「未来から来た90年代のデスメタルバンドが演奏する70年代のプログレッシヴアルバム」だそうです。
オールドスクールな典型的デスメタルの合間に、全然違う宇宙的/神秘的/幻想的/雰囲気モノな音楽が入ってきます。
自動登録の曲名がわかりづらいので、基本のアルバム曲を並べるとこうなります。実質、組曲が2曲のみで40分超。
1. The Stargate [Tablet I]
2. The Stargat
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OVERKILL-Scorched-Harder They Fall ★★★ (2024-12-08 21:46:20)
近年屈指のお気に入り曲です。曲だけでもとても印象的なんですが、加えて歌詞が個人的空耳ツボにはまりました。
「腹ペコー!!」と連呼してるように聞こえるし、「ガラガラガラガラヘビー!!」と絶叫してるように聞こえます。
ええ、そんなくだらない理由ですが、とても愛着があり、繰り返し聴いています。
ORANSSI PAZUZU-Muuntautuja-Valotus ★ (2024-12-08 21:38:39)
先日、日没後の荒天時に帰宅中、この曲を車で聴いていたら、事故りそうな気分がしてきたので、慌てて聴くのをやめました。
ノイズと怨嗟の声と、どこかしら不可思議な美を感じさせる音空間。
歌詞を翻訳してみたら「リラックスしてください」とか言ってるんだけど、できません。
NIGHTBLAZE-Nightblaze ★★★ (2024-12-08 21:25:21)
うーん、凄い。'80年代、'90年代の頃のメロディ・センスがそのまま、何の衒いもなく披露されています。往時のゼロ・コーポレーションのメロハー作品を買い漁ったマニアにはたまらないんじゃないでしょうか。
ちょっとむず痒くなるくらい、時代を感じさせるメロディ展開とアレンジなんですが、まさにそれこそが魅力!
いやほんと、突き抜けてますよ。ここまでメロメロな作品がこの時代に聴けるとは。
どこを切っても1ミリのブレもない、"あの時代"から現代にタイムスリップしてきたような、至高のメロディック・ハード・ロックです。
CEMETERY SKYLINE-Nordic Gothic ★★ (2024-12-08 21:03:21)
北欧のメロデス/ブラック界隈の豪華メンバーが集まったゴシック・ロック・バンドの、'24年の1stです。
ミカエル・スタンネはDARK TRANQUILLITYとTHE HALO EFFECTでも間を空けずに新作出してますが、働き過ぎでは?
でもまあ、それぞれ違う楽しみ方ができて嬉しいです。
本作は、メタル耳にはどーなんでしょーか。ギター・ソロなんかも入るのでそういった点では聴きやすいかもしれませんが、ニューウェイヴ系ゴシックとかに免疫のない人にはきついかもしれません。
メロデス/ゴシック・メタルの「慟哭」「絶望」はありません。そっち系の情念の強さを求めると、外れです。
けっこう淡々とした、そしてそこそこダンサブルなメランコリック・ロック。激しく叫ぶことはありません。妖しく艶っぽい声で歌っています。
そういうのがオッケーな人には推薦盤です。良い感じに暗く
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EXHORDER-Defectum Omnium ★★★ (2024-12-08 20:44:43)
アメリカのスラッシュ/グルーヴ・メタル・バンドの4thフルです。同名で2種類登録されていますが、2024年となっていて曲名も登録されているこちらに書き込みます。(曲への書き込みはエラーになっちゃってますね)
ギターが二人とも抜けて、ヴォーカルのカイル・トーマスがリズム・ギターを兼任し、リード・ギターで元Cannibal Corpseのパット・オブライエンが参加しています。
第一印象は、「ストイックで無愛想なアルバム」でした。前作と比べてもさらに曲はとっつきにくいと思います。
とにかく手加減なし、妥協なし。ひたすらヘヴィでハードコアなメタルです。
派手に耳を惹く装飾もなく、余計な音は入らない贅肉皆無の音楽。一般受け要素など歯牙にもかけていません。
聴く人は確実に選びます。聴くのに集中力、体力がいるし、向き合うのに気合が必要です。アートワークも白黒ですが、正に白
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DGM-Endless ★★ (2024-11-24 20:15:24)
イタリアのプログレッシヴ・メタル・バンドの、'24年の12thフル・アルバムです。
7thからメンバーはずっと一緒なんですが、今作は以前のネオクラシカル・プログ・パワー・メタルな作風とは全然違います。
レトロなプログレの、ちょっとメタル風味なやつといった印象。
同じバンド名で出すのはほとんど詐欺だよなー(でもPoSより常識の範囲内か)。
けっこうツボなメロディが多くて、これはこれで好きです。あと、フルートの音に和みます。牧歌的とすら思えるほんわか系の曲もあり。
“もし別の道を選んでいたら、人生はどう変わっていたか?”がテーマのコンセプト・アルバムになっているとのことです。
普通そんなテーマだと内省的で地味で難解な作品になりそうなものですが、特に小難しさはなく、爽やかでメロディアス。
この先この路線でいくのか、またヘヴィに戻るのかは不明ですが、たま
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ORANGE GOBLIN-Science, Not Fiction-False Hope Diet ★★ (2024-11-24 19:56:54)
これはかなりの名曲じゃないでしょーか。
タイトルから皮肉が効いていて、風刺的な歌詞も尖っています。
舞曲風の軽やかなオープニング・リフとだみ声の組み合わせの不思議なマッチング。
1番目のサビが終わったところで登場するリフはMEGADETHを思わせる不穏な雰囲気がかっこいい。
ギター・ソロもよく練られていて、男臭いヴォーカルと相俟って妙に泣ける感じ。
LINKIN PARK-From Zero-Stained ★★ (2024-11-24 19:45:22)
新作の中でも特にお気に入りの曲です。歌メロが好き。
特にエミリーのサビメロのところは、Joan Osborneの「Pensacola」とか、ミュージカル『アニー』の曲とかを思い起こさせて、個人的なツボを突きまくりなのです。
この曲でエミリーの声が好きになりました。良い歌い手です。
METALITE-Expedition One-CtrlAltDel ★★ (2024-11-24 19:35:35)
曲名が洒落てますね。
冒頭の特徴的なリズムや途中のピコピコ・リフも、相乗効果で楽しいです。
歌メロも合唱を誘う感じで、ライヴで盛り上がりそう。
AMARANTHE-The Catalyst ★★★ (2024-11-23 21:28:54)
スウェーデンのモダン・メタル・バンド(「MASSIVE.MODERN.METAL!」とオフィシャルサイトにありました)の'24年の7thフル・アルバムです。
尤も、ジャンル分けに関してはエレクトロニコア(ピコリーモ/エレクトリーモ)/ポップメタル/メロディックデスメタル/メタルコア/パワーメタル/シンフォニックメタル/オルタナティヴメタルなど諸説あるようですね。要は電子音多めでグロウルも取り入れた男女混声メタルです。
曲作りが巧い、トリプル・ヴォーカルの分業が明確な上に各自の力量が卓越している、曲調が幅広く多様なリスナーに訴求する音楽性である。そんなとんでもない条件を満たしながら、メンバーチェンジを挟みつつもテンションを落とさずに高品質のアルバムを制作し続けてきました。
結論を先に言ってしまえば、過去6枚に勝るとも劣らぬ出来かつ、新規要素も取り入れた傑作、文句なしの名盤
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JUDAS PRIEST-Invincivle Shield ★★★ (2024-11-13 23:07:18)
'24年の19thアルバムです。
ロブ復帰後、『ANGEL OF RETRIBUTION』以降の作品では一番好きだなー。
まず1曲目のインパクトがキョーレツです。なんたって「ぱにっく・あたっく」ですよ。このタイトルに対して「メタル・ゴッドの威厳」とか「ブリティッシュHMの栄光」なんて仰々しい形容は似合いませんよね。「楽しんでくれよ」っていうサービス精神が感じられます。ま、1stからちょいちょいおかしなタイトルを入れてきたPRIESTの、変てこサイドを象徴するような曲。博多ラーメンの麺を「バリカタ」と注文したくなるサビの連呼の歯切れよさときたら!
今回、久々にスコットのドラムスが目立っていて、アルバム全体の推進力になっている気がします。
ギターのフレーズも、これまでの「らしさ」に囚われない軽妙さを感じさせる音色やメロディが散見されてgood。
ロブの歌もすっき
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Leprous-Melodies of Atonement-Self‐Satisfied Lullaby ★★★ (2024-10-20 22:42:50)
今年のベスト・チューン候補です。ジワジワはまってきました。美しい。
ジャンル分けとかもう無理に決まっているので、ただ子守歌もどきってことで。
そこらのメタルよりよほど過激ですが。
MR. BIG-Defying Gravity-Forever and Back ★★★ (2024-10-20 22:20:37)
ビリーの曲。この曲なんかは初期3枚に入っていても違和感がないとゆーか、ふつーに代表曲になりそうなバラードです。
この曲が聴きたくなって、何十年か後にアルバムを聴き直していそう。
MR. BIG-Defying Gravity-1992 ★★ (2024-10-20 22:08:48)
'92年に「To Be With You」で1位をとった当時を振り返った曲?
ポール作。バラードじゃなくて速弾きしまくってる曲でこの歌詞なのが彼らしい。
ライヴ映像で、パットも含めた5人で合唱しているのが印象的でした。
MR. BIG-Defying Gravity ★★ (2024-10-20 21:59:58)
'17年の9thアルバムです。
いたずらっ子な雰囲気が感じられるユーモラスな曲が多くて、トリッキーなプレイも随所に聴けるのが嬉しいです。
テクニックをシリアスになりすぎずに有効活用している、大人なエンターテイメント作。
もちろん、バラードも良曲がそろってるし、しっとり大人な空気もあります。
でもなんか遊び心というか、笑顔でじゃれ合ってる感じが全体に漂っているところがお気に入り。
前後のアルバムがおとなしめなこともあり、この弾けっぷりが貴重に感じます。
けっこう聴く頻度の高いアルバムです。
MR. BIG-Ten-What Were You Thinking ★ (2024-10-19 21:42:43)
ポール作のロケンロー。'50年代の曲のカヴァーと言われても信じちゃいます。ノリノリです。
ライヴ映えしそうだなー。
MR. BIG-Ten-Sunday Morning Kinda Girl ★ (2024-10-19 21:32:36)
口笛を吹きたくなります。エリック作の、笑顔を誘う愉快な曲。
肩の力が抜けたこういう曲をアルバムに入れるチョイスができているところに、バンド内の雰囲気のよさを感じます。
MR. BIG-Ten ★★ (2024-10-19 21:17:49)
'24年の10thです。まさか出るとは思わなかった新譜なので、聴けるだけでもありがたい。
もうパットはいないわけですが、ポール不在のリッチー期もありましたし、これもまた彼らのアルバムの一つとして楽しんでいます。
キャッチーで朗らかな曲がそろった、温かいアルバムです。前々作に近いイメージ。
昔ながらのブルージーなロックも、理屈抜きのロケンローも取りそろえた、爽快作です。
派手さや激しさを求めると肩透かしでしょうが、コンパクトでポップなロックを聴きたい気分の時にはマッチします。
リラックスして、日常のBGMとして聴くのにぴったりのアルバムです。
SEBASTIAN BACH-Child Within the Man-Crucify Me ★ (2024-09-29 20:21:30)
誰が聴いても、アルバムの中では地味な曲に入ると思うんです。
ミドル・テンポの、そこそこヘヴィな箸休め的曲。そこにこれだけの切迫感/説得力を加味できるアーティストがどれだけいるのか。
「全てが名曲」のアルバムよりも、まあまあな曲にすら圧倒されるアルバムに、凄みを感じる今日この頃です。
SEBASTIAN BACH-Child Within the Man-(Hold on) To the Dream ★★ (2024-09-29 20:14:34)
この曲を優れたシンガーが(常識的な展開で)歌えば、よくできたパワーバラードとして、それなりの評価を得られるでしょう。
それが、バズが歌うことで、狂気を感じさせるヤバい曲に変貌してしまいます。
こういう、バラードがただのバラードで終わらないところに彼の真骨頂があるんですよね。突き抜けています。
SEBASTIAN BACH-Child Within the Man-Everybody Bleeds ★★★ (2024-09-29 20:06:23)
最初に聴いた時、「これは期待できるぞ」的評価止まりだったことを白状します。まだ上から目線で分析的に聴いていました。
繰り返し聴くと、冒頭のリフからもう、実は最高のオープニングだったなと理解できます。
こういう、「聴けば聴くほど熱量が増す」「自然に首を振ってしまう」ロックに出会うのって、いつ以来でしょう。
メタル/ロックが好きな自分で良かった。泣けてきます。
SEBASTIAN BACH-Child Within the Man ★★★ (2024-09-29 19:58:20)
今年発売の新譜の中で、最も燃えるアルバムです。あまり期待せずに聴いたのですが、即ヘビロテになり、のめり込みました。
10年ぶりだけど、衰えは感じません。むしろ若返ってる?
ポップなメロディを甘く歌う部分もあり、キャッチーなハード・ロックとも言えるのですが、どの曲にも必ず激しく声を振り絞る熱い盛り上げ箇所が用意されていて、「キタキタキターーーッ!!」って感じで、ゾクゾクします。
このザラついた声、特徴的な節回し、感情移入たっぷりのスクリーム。戻ってきたなー。これが聴きたかったんですよ。お帰り、バズ!!
そして何より、曲がいい。かっこいい。歌メロもいいけど、特にギターのフレーズが凝っていて印象的です。
ほとんどの曲づくりにギターのデヴィン・ブロンソンとプロデューサーのマイケル・“エルヴィス”・バスケットが関わっているからか、寄せ集め感のない、しっかりしたバンドの
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EXHORDER-The Law-Un-Born Again ★★★ (2024-05-19 20:56:31)
正直、ぶっ飛びました。
なんでこんな超名曲を今まで知らなかったかなー。
スラッシュ/ファンク/グルーヴ・メタル史上に残る、熱すぎる激烈曲です。'90sヘヴィネスの文化遺産。
全部が聴きどころです。燃えます。
IRON BUTTERFLY-In-A-Gadda-Da-Vida-In-a-Gadda-da-Vida ★★★ (2024-05-19 20:42:50)
妖しすぎるリフに降参です。この長さも含めて、色々とトリップさせてくれます。大名曲。
複数のメタル・バンドにもカヴァーされていますが、私はこの曲をINCREDIBLE BONGO BANDがカヴァーしたものをヒップホップMCのNASが曲中でサンプリングしていたことで知りました。
多様なジャンルのリスナー/ミュージシャンに愛される、魔性の魅力を持った奇々怪々な曲です。
FLEETWOOD MAC-English Rose ★★ (2024-05-19 20:31:50)
'69年発表のアメリカ向け編集盤です。邦題は『英吉利の薔薇』。ジャケのインパクトが絶大。
半分は2ndの曲で、2曲が3rdから、他に4曲のアルバム未収録曲という微妙な選曲。
とはいえ、他のアルバムでは聴けない「Jigsaw Puzzle Blues」「Something Inside of Me」「Black Magic Woman」「Albatross」がどれもこれも良い曲なもんだから、ベスト盤なみの満足度です。
ゲイリー・ムーア経由で興味を持ち、学生時代に何度も店頭で手にとっては結局買わなかったのですが、今になって聴いてはまっています。
酒が進む音楽。
CREAM-Disraeli Gears-Tales of Brave Ulysses ★★ (2024-05-19 20:16:57)
ユリシーズ(オデュッセウス)を取り上げた曲。うーんファンタジーだ。
渋くて重々しくて、やたらかっこいい。
MELVINS-Bullhead-Cow ★ (2024-05-19 20:03:00)
スカスカで、ドラムスがメインで、結構テキトーさも感じるんだけど、その辺が最近の個人的嗜好からなんだかそこはかとなくお気に入りなのデス。
TROUBLE-Manic Frustration-The Sleeper ★★★ (2024-05-19 19:56:50)
ジャンル分け無用のハードなロックの傑作曲。
鼻血モノの激熱グルーヴと推進力に降参です。
RAGE-Soundchaser-Defenders of the Ancient Life ★★ (2024-02-18 22:56:10)
趣向を凝らして、次から次へと耳をとらえる展開を用意してくれます。うーん、変幻自在だ。
こんなに個性的なのに基本はキャッチー。良い曲つくるなー。
RAGE-Wings of Rage-Let Them Rest in Peace ★ (2024-02-18 22:38:11)
リフはグルーヴ・メタルとして秀逸だと思います。だみ声で凄むとマッチします。
が、一転、サビのコーラスがさわやか系で、困惑させられます。
でも変てこで楽しー。
RAGE-21-Destiny ★ (2024-02-18 22:31:35)
緩急があって、落差が面白い曲です。彼らならではのひねりが効いています。
出だしは普通の曲っぽいので騙されます。
RAGE-End of All Days-Deep in the Blackest Hole ★★ (2024-02-18 22:24:28)
久々に聴いたら、心に響きまくりな泣きメロ曲で、ついつい何度もリピートしてしまいました。
こういう陰のある地味めな曲をかっこよく聴かせる手腕に痺れます。沁みるなー。
DEEP PURPLE-Shades of Deep Purple-Mandrake Root ★★ (2024-02-17 22:28:10)
あんまりハードでびっくりしました。
ズンドコ重々しいリズムに、ドラムってゆーより太鼓って言いたくなるイアン・ペイスの暴れまくりっぷりが好きです。
WINGER-Seven ★★ (2024-01-08 18:57:14)
'23年の7thです。
『KARMA』『BETTER DAYS COMIN’』が、工夫されたアレンジと多彩さに驚かされる傑作だったため、さらに上の刺激を求めてしまったので、初めの印象は「ストレートで地味なアルバム」でした。
が、繰り返し聴くと、しみじみ良い。
何曲かは若作りで軽いけど、全体的には骨太で、ちょっとブルージーなところもあるオーソドックスなハード・ロックです。
毎度、彼らのアルバムを聴くと、「巧いなー。プロだなー」と思うのですが、本当に細かな表現を疎かにしていない。
日常でふと聴きたくなる、ストレスなく聴けるアルバムです。
KK's Priest-The Sinner Rides Again ★★★ (2024-01-08 18:34:26)
'23年の2ndです。色々吹っ切れて、本格的に集中してバンド活動に勤しんでいるようで何よりです。
1stではJP色が過去を引きずっているように思えたのですが、2ndまできて、K.K.は「SINNER」や「THE SENTINEL」といったJPの曲世界の続きを描いていきたいんだなーというのがはっきりしました。
ここまでタイトルと歌詞を盛り込むんだもの、相当こだわりあるんですね(「SINNER」は手元のCDじゃK.K.のクレジットはないんだけど、もう自分の一部みたいなもんだったんでしょーか)。
前作にあったようなポップ曲を廃し、ひたすらヘヴィに攻め立てるところが良い感じ。うーん、メタルだ。
日本盤ボーナスのインスト・ヴァージョンを聴くと、(4)「ONE MORE SHOT AT GLORY」はショーンとトニーが主役級でギター隊がいぶし銀の働きをした曲、(9)「WASH
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CRYPTA-Shades of Sorrow ★★ (2024-01-08 18:16:14)
様々な苦痛や悲しみの色合いがテーマということで、前作に比べるとだいぶ暗く情緒的な作品という印象です。
新ギターのジェシカのソロはけっこう泣き泣き系で、前任のソニアとは別方向の古典メタル的要素を感じます。
Edu Falaschiにも参加しているPablo Gregがキーボードでアルバムのイントロ/アウトロ他を切々と演奏していますが、アルバム全体を通して振幅・強弱が大きく、メロディも増量されています。
期待していたのは1stのように素直なオールドスクール・邪悪デスであったため、思っていたのとは違う路線ですが、聴き込むとこれはこれでありそうでない悲哀デスとして優れた逸品。
メロデス化はせず、それでいて叙情的な音楽を奏でて、感情をうまく音楽で表現しています。
EDUARDO FALASCHI-Eldorado ★★ (2024-01-08 17:53:23)
3部作の2枚目に当たるらしい、'23年のアルバムです。
アステカ好きの人には魅力的なコンセプトじゃないでしょーか。ケツァルコアトルとか出てきます。
いくつかあるソロ作のうち、オリジナル曲のフル・アルバムとしては『VERA CRUZ』に次ぐ2作目かな。アーティスト名は「EDU FALASCHI」名義の方が正式でしょうか。
大仰でメロディアス、スピーディーでシンフォニックでエスニックでスパニッシュなメタル。
彼のキャリアの美味しいところがみんな入った音楽です。バンドのテクニックも凄まじいし、エドゥの歌声も完全回復して全盛期に戻っており、素晴らしい。
歌メロが「Z.I.T.O.」を想起させる「TENOCHTITLáN」や、サビで「I WANT OUT」って叫びたくなる「REIGN OF BONES」なんかは、ルーツへのオマージュでしょうか。懐かしい感覚が呼び覚まさ
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PAIN OF SALVATION-Road Salt Two-Through the Distance ★ (2023-12-30 00:02:55)
「1979」の歌メロを使っているので、対になる曲なのでしょうか。
サイケデリック・ロック的な揺らぎ感が癖になります。
このバンド、たまに聴き返すと変なところで耳が引っかかって、毎度新たな嗜好を掘り出されてしまいます。
常に新鮮。
Leprous-Aphelion-On Hold ★★ (2023-12-29 23:39:43)
静かで、メタル的攻撃性はないのですが、ものすごく「盛り上がる」激情曲。
暗いので「盛り下がる」と言うべきかもしれませんが、これほどに熱い歌を聴けばやはり興奮してしまいます。
ANEKDOTEN-Vemod-Thoughts in Absence ★★★ (2023-12-29 23:22:22)
消え入りそうなメロトロンの音色がたまりません。幽玄の美を感じさせる穏やかなバラード。
DEEP PURPLE-Deep Purple-Lalena ★★ (2023-12-10 21:19:37)
この曲、「ハード・ロック・バンド」の曲(しかも全盛期と別Vo.)だからスルーされているんでしょうけど、「(マイナーな)プログレッシヴ・ロック・バンド」の曲として聴かれていたら、プレミアの付くレア名曲扱いなんじゃないでしょーか。
バンド名伏せて聴かせたら絶賛されそう。
陰鬱プログ・メタル・バンドやゴシック系バンドにカヴァーしてほしい、悲哀に満ちた絶望系バラード。
(って、この曲自体オリジナルはDPじゃなく、Donovanのカヴァーでした。いつか原曲もたどって聴こう)
DEEP PURPLE-The Book of Taliesyn-Shield ★★ (2023-12-10 21:05:04)
ここのところ、'60年代後半のロックの多くがドゥーム/ストーナーに連なるものとして聞こえてしまっています。なんだこの変てこフィルター。
この曲の妖しい仄暗さに囚われて、何度もリピートしてしまうこととか・・・。
20年前の自分なら絶対スルーしてる曲です。「眠くなる」とか言って。それが今聴くと絶品なんだもの。
ロッド・エヴァンスの声の魔力を今更思い知りました。
ECTOPLASMA-Inferna Kabbalah-Filth-Ridden Flesh ★ (2023-12-10 20:50:15)
どストレートな温故知新デスです。色々と展開はしていくのですが、余計な色目を使わずにシンプルなフレーズで押していくので素直に楽しめます。
そしてやっぱりどこかユーモラス。この雰囲気が嬉しい。
ECTOPLASMA-Inferna Kabbalah-Infestation of Atrocious Hunger ★★ (2023-12-10 20:44:18)
1分30秒あたりからの愛嬌のあるリフが好きです。何かが現れそう。
冒頭のリズムも工夫があって印象的。
ARTI & MESTIERI-Giro di valzer per domani-Valzer per domani ★★ (2023-11-25 22:32:42)
たぶんこの曲、ジョン・コルトレーンのスタジオ盤ヴァージョンの「MY FAVORITE THINGS」へのオマージュなんじゃないかなと、勝手に解釈して聴いています。
ピアノのフレーズとか、とても巧みな本歌取り。
ジャズとロックの境界線なんて軽々と越える、泣きたくなるくらい瑞々しいインストの小品。
なんて軽やかで、すてきなんでしょう。すべての楽器が歌い、踊っています。
GENTLE GIANT-Octopus-Knots ★★ (2023-11-25 22:20:08)
コーラスの面白さというものに興味を持つようになってからGENTLE GIANTを聴き直したら、こんなに魅力的なのに今まで気づかずに聞き流してしまっていたのだと、ショックを受けてしまいました。
それも去年だか今年という、最近。・・・遅かりし由良之助。
ともあれ、この曲も楽しくてしょーがない。コーラスも楽器も遊んでますね。AREAより不真面目かつポップな感じが好きです。
OSANNA-L'uomo-In un vecchio cieco ★★ (2023-11-25 21:59:40)
危うさと哀愁とあどけなさが混じり合ったようなアンバランスさに弄ばれる耽美的な前半と、つんざくようなサックスによるノイズや絶叫に塗りつぶされる後半。
このギャップはなんなんだろー。
でもすげー。
前半はマジうっとりモノなんですよ。この人たちはブチ壊し展開が好きだよなー。
VOIVOD-The Outer Limits-Jack Luminous ★★★ (2023-11-25 21:48:04)
久々に聴きましたが、やっぱり宇宙に連れて行かれました。
何年かに一度聴き直すのですが、毎回別世界に連れ去られます。
そして毎回、新たな発見があります。ちくしょー、本当に名曲だ。今回もねじ伏せられました。
それにしても個性的すぎる。唯一無二。
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