一時はRHAPSODY、ANGRA、X JAPAN以外は全く受け付けなかった自分がこんなアーティストを聴くようになるとは… 過去のコメントでメタルの作品に「神秘的」とコメントしたこともありましたが、当時は井の中の蛙だったのですね… 透明で透き通った、でも冷たいどころか温かみのある音楽。 夜に聞きたいアーティストですね。It's up to youなんかはとっつきやすいですよ。
期待感を持たせるような始まりから、Arena of Pleasure, Chainsaw Charlie, Doctor Rockterといった名曲の嵐。 The Idolを経て大曲のラストナンバーを迎えるその構成は見事。 曲調は正統派のヘヴィ・メタルにも通じる、激情のメロディ、ドラマチックな展開、鋼鉄のリフワーク、 HR/HMに期待される全ての要素をパーフェクトに備えている。 聴く者を圧倒する緊張感、グイグイ引き込む説得力、だみ声ボーカル、 そしてブラッキーのコンセプトがアルバムに統一感を持たせる、傑作アルバム。
ジミのギターには温もりを感じる。人間味があって実に面白いギタリストだ。 Little Wingを聴いて「こんなに短いの!?」と思ったらそれこそジミの思惑通りだ。 すぐに終わってしまうから、続きが気になる。多くのギタリストがカバーしたのもそういう理由だろう。 この曲はジミの「人間味」が上手く現れた1曲だ。その他の曲もハードなのから静かなのまで色々揃ってる。